絵本があるくらし+++ママ、これ読んで。+++

June 7, 2005
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カテゴリ: 絵本

『まっくろネリノ』
さく:ヘルガ・ガルラー
やく:やがわ すみこ
定価:1000円
+++

★★-サクランボ王女のお気に召し度

これまた処女作の絵本です。
オーストリアの画家ヘルガ・ガルラー作です。
ほかにこの方の作品を読んだことがないのですが、

めったにないと思います。
娘よりも、親の私が気に入ってしまいました。

黒い背景に、色鮮やかなパステル画で描かれえた
鳥?の親子のお話です。
いや、さえない末っ子ネリノの兄弟救出劇か?
書評には繊細なパステル画とありますが、
いえいえ、とんでもない!かなり大胆な絵です。
まるで、子どもの落書きか、授業中、
電話をしているときに、何気なく描いたような線!
すごい感性の絵本です。
鳥かごの線の大胆な美しさと、

子どもに読んでやりながら、思わずうなってしまいました。

黒い背景に溶け込む、まっくろなネリノ。
まっくろだから、兄弟に仲間はずれにされ、いつもひとりぼっち。
ふむふむ。存在感がないんだね。
絵本の中でも、黒い背景の中に目玉だけパチクリ。

それが、だんだんと背景の色が変わって、
ネリノがみえてきます。
一番の見せ場!兄弟を助けるシーンでは、背景は黄色!
まっくろネリノが一番目立って、まるでスーパースター!!
かなり計算された大胆な絵本です。
きっと、この絵本を描いたガルラーさんは、
控え目だけど、心の中は大胆で
いつも素敵な空想家な女性じゃないかと
勝手に想像いたしました。

この絵本、宮崎駿さんが
『となりのトトロ』の「まっくろくろすけ」と
『千と千尋の神隠し』で釜じいのところにいる黒い虫、
(名前忘れました・・。)のモデルにしたのでは?っとありました。
たしかに、ネリノのパパも「ととろ」に似ているかも・・・。





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Last updated  June 7, 2005 04:10:34 PM コメント(2) | コメントを書く


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