臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2017年04月24日

販売力がない不動産会社の建売が売れ残っています

カテゴリ：新築１戸建て住宅

このところ横須賀市内の不動産は、タワ－マンションも建売住宅も急速に売れ行きが伸び悩んでいます。金額が大きい不動産の在庫が膨らむと、すぐに経営危機につながるのが不動産業界の定めです。昔から天国と地獄が混在している不動産業界で生き残っているのは、堅実な経営をしている会社だけ。

横須賀の地で地元の建売業者がコンスタントに販売を伸ばしている会社は、見ているとやはり販売ノウハウに長けていて,長年の実績がある会社だ。

対してポット出の建売業者の物件は、ブームの時は売れるが、マ－ケットが弱含みに転じると途端に売れなくなり在庫が膨らんでくる。沢山建てたものの１件も売れない現場さえ出てきた。

売れ残り物件が増えて来ると、これがボディブロ－のように効いてきて会社の経営を圧迫します。
いくら借入金利が安くても元利金の返済は待ってくれない。

会社を成長させ長く存続させるには堅実経営が一番です。
今日も戦後、婦人服を販売して大儲けした親の話を聞きました。

儲かって笑いが止まらなかったため、海外に店舗を出したり、サ－カスを呼んで遊んだりしてすっかり財産をなくし、最後は失意のまま亡くなったそうです。

放漫経営や見栄を張る経営は、結局社員も路頭に迷わせます。

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