臼井不動産.横須賀不動産コンサルティング

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2017年09月12日
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本日は中古住宅を3件査定に伺いました。その内の1件は「目玉が飛び出る金額で売ってください」と依頼されビックリ。

「またバブルでもやってくるまでお持ちになると良いでしょう。10年先か20年先か分かりませんが」



車が全く入らない高台の空き家
軽自動車がどうにか入る空き家
分譲地内で店舗を出している家

いずれも難があり、弊社が購入するには難しい物件ばかりでした。

1件目の、階段で上がる高台の物件は借地でもあることから金額は安い。
100万円でも購入する事は難しい物件です。

2件目の軽自動車がどうにか入る物件は、リフォ-ムして賃貸で貸すとなればいくらの賃料をえられるか?
家賃収益を考えても買い取り金額は300万円以下になります。

3件目の物件は旧分譲地内の店舗物件だ。
持ち主さんの希望金額は3800万円。弊社の仲介査定金額では1500万円です。
何しろすぐ近くで新築の建て売りが、土地40坪、建物30坪付いて2780万円で販売されているのです。それでも売れていない。

不動産はお客様の希望金額で売れることは100パ-セントありません。
売り主さんの希望価格で売れるならば、不動産を持っている人は全員大金持ちになります。不動産には路線価や取引事例価格があります。

空き家が多くなっている現在、市場価格の倍額で売れる希少性はありません。
弊社で販売する自信がないので取り扱いをお断りしてきました。

本日の3件の査定はすべて無駄に終わりました。 残念。



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最終更新日  2017年09月12日 16時05分58秒
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