臼井不動産．横須賀不動産コンサルティング

2018年03月07日

★脱税３業種の凋落に見る業界の盛衰★

カテゴリ：住まい

戦後儲かりすぎて税金を騙す３業種、と揶揄されていたパチンコ屋、モ－テル業、サラ金業それにプラスして不動産業。
それらの内から最近ではパチンコ業が脱落し、モ－テル業は業績不振に陥り、サラ金もまた大手銀行系にシェアを奪われて不振です。

戦後から見てみると、ホテル、パチンコ、サラ金、不動産と連なる業界は、税務署との戦いで常に目を付けられている業界でもありました。

しかし、バブル崩壊後は不景気となった不動産業が脱落し、サラ金業もまた担保に取った不動産価格の下落や低金利政策により本業が不景気になり脱落した。

その中でパチンコ業界は笑いが止まらないほどの利益を享受しましたが、これもまた出玉規制により全体を見れば不景気となっています。

モ－テルはいち早く不況に突入し、全国の裁判所で必ず毎月顔を出す常連の不況業種になってしまいました。

いろいろな業界で急激な変革が出ています。それに対応出来ない会社、ダメ経営者の企業は脱税どころか、資金繰りに窮する立場になってしまいました。

栄枯盛衰は世の習いとは言いますが、同じ不況業界の中でもどっこい、成長している会社もあるのは事実です。

堅実に、そして誠実な努力をしている経営者の企業に不景気はありません。
沢山税金を支払ってこそ優良企業の肩書きが付く。

脱税してお金を貯めても、必ず税務署に摘発され、すべてを取り上げられ、その後は前科者となり他の経営者から後ろ指を指されるようになります。

★ブログ記事が少しでもお役に立てば、バナ－をクリックして下さい★
↓　