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マー、やっぱりアレです、
前例作ると、ろくなことないということで、
「小遣いの前倒し」 (株)マーケットバンク 黒岩泰
2008年 1月23日発行 E*TRADE EXPRESS子供といえども月末になると金欠に陥るものだ。そんなとき突然お母さんがやってきて「ほら、小遣いの7500円」と、正規の小遣い日の一週間前にお金を渡されたらどうだろう。やっぱりうれしいはずだ。月末までの1週間をわずかなお金で過ごすより、7500円あったほうが心強い。友達に「ちょっとマックでハンバーガー食べてかね?」と言われたときに、躊躇することなく「てりやきセット」を頼むことができるからだ。所持金300円だったら100円マックで我慢するしかない。
でもそんな優雅な生活も来月のことを考えたら気が重くなる。今月前倒しでお金を貰った分だけ、来月の小遣い日までお金が保つか分からないからだ。「だから大事に使いなさいって言ったでしょ」とお母さんに一蹴されて、再びヒモジイ生活を余儀なくされるかもしれないのだ。でもそんなとき「先月の小遣いは前倒しでくれなんて言ってないよ!」と反論できれば大したものだ。あくまでも懇願したわけではなく、母親の善意だと主張するのだ。でも母親も強情なもので、断固として譲らない。「お父さんの給料日までお金がないからダメ!」と、理路整然と子供の願いを跳ね除けるのである。
今回のFRBの緊急利下げはまさにこのパターンだ。市場では月末の定例会合での利下げ0.75%を織り込んでいたところへ、突然の緊急利下げ。正直「えっ、このタイミング?」といった感じであり、市場はビックリした。
ただし、上記小遣いの問答と同じように、正規のタイミングで利下げを行えば良かったものの、緊急利下げをしたものだから早くも催促が来てしまった。月末の定例会合でもさらに0.25%もしくは0.5%の利下げを迫っているのだ。
バーナンキ議長は今後どうするのだろう。お財布の中身はあと3500円しか残っていない。生活資金を確保することなく、大盤振る舞いで札束をばら撒き 続けるのか、それとも一瞬躊躇するのか、子供たちは指をくわえてみている。
でも日本の投資家は、バーナンキ議長の一挙手一投足に注目するのではなく、米国の金利の方向性だけを見ていればよい。いずれ利下げのタイミングが来て、米国の政策金利は引き下げられる方向にあるのだから、日米金利差は着実に縮小する。
昨日福井総裁が利下げを匂わせる発言をしたものの、日銀が引き下げられる金利はたったの0.5%。金利差は時間の経過とともに縮小するのであり、「円キャリートレードの再来」の可能性は低い。 つまり「円高進行の可能性が高い」ということになる。現時点で更なる円高は国内輸出企業にとって大きな打撃。日本株の下落要因へとつながり、全体指数を押し下げることに寄与する。やっぱり日本株は買えないのか・・・。
そのアトはそれを根拠にたかられる一方だ、
しかも家計は火の車で改善の兆しもない、もし 1/30日(FOMC)に又お小遣いあげるようなら、翌日1/31は寄付きで増し売り考慮だな、当日の夜は 米国経済指標 発表のオンパレードだし、
もっとも次回は、お小遣いあげて市場が今回みたいに反応するか疑問だけど、
*ちなみに子供とは、体はでかくてとても子供には見えないけれど、大手米銀のことですのでアシカラズ、とにかく調達金利を下げたくてしょうがないのね、( 米銀の問題点 )
(追記)
市場はもう 0.5%
織り込んだそうで、
According to the Cleveland Fed , the market expectations are centered on an additional 50 bps cut in the Fed Funds rate on January 31st to 3.0%. (クリーブランド支部によれば、市場は1/31のFOMCでFF金利3.0%を織り込んでいると、)
やっぱりナー、
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