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まずこちらから、
商品投資顧問 (CTA) とは
2008/04/27(日)商品投資顧問会社( CTA : Commodity Trading Advisor )とは、CFTC(米国商品先物取引委員会)の登録業者で開示書類の提出が義務づけられており、直接又は間接に運用に関しての指示を出します。
彼らの運用手法は様々ですが、基本は投資対象の多様化による分散投資です。そして独自の投資プログラムを持ち、徹底したリスク管理を行い、いかにリスクを少なくリターンを上げるかを追求しています。商品ファンドの先物運用部分は彼らが運用を行っています。
また、我が国では1994年に農林水産省、通商産業省の許可のもと、日本で最初のCTAが誕生し、商品ファンド資金の運用を行っています。
と確認して、ヘッジファンドの動向を見る、以下記事を2つ、
日経平均先物と債券先物に見るファンド勢力の変化
2008/04/25(金) 株式市況と黒岩の眼日経平均先物と債券先物の連動性が高まっている。株式、債券の両市場でこんな声が増えてきた。両市場はそれぞれの変動要因を持つが、最近は同時に価格が大きく動く場面が目立っている。背景にあるのはヘッジファンド。 ヘッジファンドは運用戦略の違いで勝者と敗者が明確に分かれており、それが先物市場の参加者分布に変化を起こしているという。
24日の先物価格にもその動きは見て取れた。例えば、午前10時50分過ぎ。日経平均先物に100枚超の大口の買いが立て続けに入ると、ほぼ同時に債券先物に大口の売りが出た。
こうした値動きを主導しているのはグローバル・マクロやCTA(商品投資顧問)と呼ばれるヘッジファンドだ。 グローバル・マクロはマクロ経済分析を基に持ち高を傾ける戦略。一方、CTAは過去の値動きなどを分析し、主に相場の流れに追随する形でプログラムに基づいて短期売買をする。ともに、株式や債券、通貨、商品など、世界中の金融商品を売買する。
昨年夏以降の信用収縮で多くのヘッジファンドは苦戦を強いられたが、マクロ系ファンドは株安・債券高のシナリオを基に機動的に動き、運用成績を高めてきた。CTAもその流れに追随して好成績を上げた。「CDO(債務担保証券)など流動性の低い商品に手を染めなかったことも、マクロ系やCTAの勝因の1つ」(ABNアムロ証券の市川達夫金融戦略部長)といわれる。
資産規模はマクロ系が20兆円程度、CTAが8~10兆円程度とみられている。運用成績向上で「ほかの戦略のファンドから資金が流れている」(米系証券)といった指摘もあり、資産はさらに膨らんだ可能性がある。加えて、CTAは取引を先物に特化して、元手の10~30倍程度に売買代金を膨らませた短期売買をする。結果として、国内外の先物市場での存在感は格段に強まっている。 両者の日経平均先物や債券先物の売買シェアは5割に達するとの見方もあり、日本の相場はこうしたファンドの動きを無視して語れない状況だ。
対照的に、株式市場で苦しい運用を迫られた戦略の1つがロングショートだ。株式などの買い持ち(ロング)と売り持ち(ショート)を組み合わせた戦略で、130単位の買いに対して30単位を売るなど、買い持ち高の方が多い「ロングバイアス」を取るのが一般的だった。昨年初めまでは「株高→運用成績拡大→資金流入→さらなる株高」という好循環を生み、規模を拡大していった。信用膨張は、M&A(合併・買収)の活況など実体経済にも波及。「ファンド資本主義」「ニューキャピタリズム」という言葉も生まれた。
だが、米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題をきっかけに事態は反転する。信用収縮で資金難に陥るファンドが増え、構築していた持ち高の巻き戻しが強まった。「ロングバイアス」であるだけに、持ち高解消は株価を大きく押し下げる。 昨夏以降、資源や商社など好業績株が大きく下落したのも、この切り口でほぼ説明可能だ。
足元の状況に話を戻そう。ヘッジファンドの中で存在感を高めているCTAやマクロ系ファンドは、「ロングバイアス」ではない。相場の流れやマクロ環境次第で、買いにも売りにも動く。 つまり、CTAやマクロ系ファンドの好調は、株高や二次的な信用膨張にはつながりにくい。
次、昨日の日経夕刊から、
先物系ヘッジファンド、相場主導--買い戻しの持続力には弱さも
2008/04/26, 日本経済新聞 夕刊
日経平均株価は三月十七日の年初来安値を底に、このところ上昇相場が続いている。現物株の低調な売買が続くなか、相場を主導しているのは先物。陰の主役として市場関係者が指摘するのが 、「先物系ヘッジファンド」の買い戻しだ。先物系ヘッジファンドは通称 CTA (商品投資顧問)と呼ばれる。短期の相場トレンドを読んで株式、商品、債券、通貨の先物に特化した売買を手掛ける。昨夏以降は株とドルを売り、債券と商品を買うポジションを積み上げてきた。
株とドルの下落や、原油など商品価格の上昇で運用は好調。英大手ヘッジファンド、マン・インベストメンツが運用する世界最大級のCTAファンドは、二〇〇八年三月までの一年間に三五%の収益を上げた。年金基金などの資金が流入しているとされる。
CTAの売買は、シカゴ・マーカンタイル取引所の日経平均先物の売買から一端をうかがえる。投機筋の建玉の売越枚数は〇七年七月は九百五十枚だったが、日経平均が年初来安値を付けた〇八年三月半ばに三万枚を突破。〇四年以降では最大の売り越しとなった。四月十五日時点では三万枚をわずかに割り込んだ水準だが、最新の統計では買い戻しで一段と減少している可能性がある。
現物株の売買が薄くなり、相場が先物に振られる傾向が強まっている。東京証券取引所第一部の売買代金は、年初から四月二十五日までの平均で二兆四千五百億円と昨年前半に比べ一五%減少した。一方、大証に上場する日経平均先物の売買高は十二万三千枚と同二五%増えた。米国の金融不安の後退などで大証でも先物の買い戻しが加速し、現物相場を押し上げた。
もっとも、買い戻しはいずれは一巡するため持続力は弱い 。「実需の買いが盛り上がらない限り相場は支えを失い、再び下げに転じる可能性が高い」(三菱UFJ証券の藤戸則弘投資情報部長)との指摘もある。
(証券部 松本清一郎)
ざっくりだが、黒岩さん記事では、
HFには マクロ系(ファンダ分析)と CTA系(システム)がある、
投資規模は各々20兆円、10兆円、
これの10-30倍で短期トレードが最近の主流、
最近のNK225先物の HFシェアは5割、
昨夏来の株式暴落の要因が実は HFの株式ロング戦略の失敗による、そして現在、 HFはロングバイアスをやめ、短期トレードに徹している、よって、長期トレンドは形成されにくい状況となっている、
さらに日経記事では、
CTAは昨夏以降、株/ドルを売り、債券/商品を買う戦略、
有名 CTAのマンは2008/3までにこの戦略で年間35%の収益、
シカゴNK225の売りこし枚数は2007/7で950枚だったが、2008/3中で30000枚以上、現在は結構買い戻された模様、この買い戻しはいずれ一巡する、
と言うところで、
現在の上昇相場は HFのNK225先物売りの 買戻し相場であることがわかる、 少し下げながら大きく上昇していったわけだ、
シェア5割の 短期トレード主体だから、インパクトはでかい、
(新日鉄の金曜の上げなどに惑わされてはいかんのよ、)アトはこの買戻しが一巡する タイミングの問題だけだ、
USAの経済事情よりこっちのほうが影響大きそう、
誰か、最新のCMEのNK先物売りこし枚数知ってたら教えてください、
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不動産投資をやめた理由 2014年01月23日 コメント(2)
昔の名前で出ています、リンゼーウィリア… 2013年07月03日