スージー・モルゲンステルヌ
の 絵本
で、 翻訳
は 女優
の
パリのおばあさんの物語
岸 佳子さん!
あの赤いマントを着ているおばあさんを見て。ちっちゃな買い物かごを持って 市場で野菜を買っているでしょ。いっぺんにたくさんは買えないのよ。もう、力があまりないのですもの。
おばあさんは小さなアパルトマンに独り暮らしです。おじいさんに先立たれて一人ぽっち。子供はいるけど一人ぽっち。
時には甘い婚約時代のことをうっとりと思い出し、戦争のつらい記憶を想い、週に一度の息子からの電話に「相変らずよ」と答え、思い出と差し向かいで食事をする彼女は、鏡をのぞいて「なんて美しいの」とつぶやきます。そして、できないことが一つ増えるたびに、「できることだけでもやっていくことだわ」と思います・・・
<どう老いるか> これは若い人はあまり考えないことだと思います。私自身、 自分の<老い>ときちんと向き合っているか というと、 いつまでたっても変に若いつもり(特に体力的に!)でいるのが実情 。ただ、 あと20年たったとき、 こんな風にいられたらいいなぁ と 、思えます。 はつらつとした若さはたしかに美しいし、昨今、美魔女だの、アンチエイジングだのといって、50歳を過ぎてもまだ20代や30代のように若くあるためにはどうするべきかということが、雑誌やテレビで特集 されたりしていますが、 自分の歴史を刻んだ自分の顔こそが美しいといえるおばあさんに、いつかなりたいと 。でも、たぶんムリだろうねぇ。 おせっかいでしゃべくりまくる浪花のおばちゃんは、やはり口うるさく、おせっかいな浪花のばあちゃんになるしかないもんな・・・で、鏡を見て言うのさ 「なんじゃ、この梅干婆は!」
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