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やにゃんさん
白神岬で捕獲されたナキイスカの雄
【松前】国内では観察、捕獲例が極めて少ない珍鳥ナキイスカが、渡島管内松前町白神の白神岬天狗山で計四羽、環境省委託の標識調査の網にかかった。普段はシベリアを中心に生息。日本に渡るのは珍しく、国内で捕獲されたのは、同管内森町での一九九〇年以来十八年ぶり。
捕獲されたのは、今月三日午前に雄二羽と雌一羽、四日午前に雄一羽。環境省の委託調査員の林吉彦さんによると、ほかの種類と一緒に網にかかり、足輪を付けて放したという。
ナキイスカはスズメ目アトリ科の小鳥。雄の体色は桃紅色、雌は黄緑色で、羽根の一部に白帯があるのが特徴。松の実を主食とし、松ぼっくりをむくための特殊な交差くちばしを持つ。
山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)の佐藤文男研究員によると、国内での捕獲例は、標識調査が始まった六一年以来、今回の四羽を含め通算十二羽。渡来の背景について「シベリアで気候が良く繁殖が盛んだったため、日本に渡る個体が生じたとも考えられるが、詳細は不明」と話している。 (地方紙より)
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