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氷見市を抜け能登立山シーサイドラインに沿って走ると、約1時間20分で七尾市に着きます。七尾市は守護大名畠山氏によって築かれた城下町ですが、上杉謙信により落城し今は石垣のみが残ります。七尾湾に沿って和倉温泉があります。湾内には能登島があります。この島は、江戸時代は加賀藩の流刑地でした。能登島の向田で、向田邦子の祖母が生まれました。向田敏雄は邦子の父で「父の詫び状」が有名です。転勤が多く、宇都宮、鹿児島、高松、東京、仙台、また東京と移り住みました。 NHK「私のこだわり人物伝・向田邦子~女と男の情景」が始まりました。向田邦子は、人気番組「時間ですよ」や「寺内貫太郎一家」などの脚本を書いています。1979年ルーツを求めて能登島を訪れて墓所などを巡っています。1980年には「思い出トランプ」がベストセラーになっています。1981年、51歳の時、台湾の飛行機事故で急逝したのが惜しまれます。 能登島には向田文学の原風景の1つがあるのです。1982年には能登島大橋が架けられ水族館も作られました。今は大きなレジャーランドとなっています。
June 9, 2005
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ループス腸炎は、免疫複合体が小動脈の血管壁に沈着することで血管炎を生じ、発症すると考えられています。症状は腹痛、嘔吐、下痢、発熱です。 CTでは腸管壁の浮腫性肥厚とそれに伴うtarget sign、comb sign、腸間膜脂肪織濃度上昇、腹水を認めます。血管透過性が亢進して、粘膜下層を主体とした腸管壁と腸間膜脂肪織が水っぽくなるイメージです。なお、ループス腸炎でみられる腸管壁肥厚は、高度(3㎝以上)です。 ループス腸炎では腸管壊死または穿孔を7%に認め、死亡率は2.7%と報告されています。免疫抑制治療中の患者においては、小腸穿孔を来しうるサイトメガロウイルス腸炎を合併することが知られており、小腸穿孔の原因はサイトメガロウイルス腸炎が関与している可能性が考えられます。
July 28, 2025
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東西冷戦という言葉を聞くと、どこか遠い時代の出来事のように感じますが、実際には人類が何度も滅亡の縁に立たされた時代だったのだと、あらためて思い知らされます。 核兵器が世界にあふれ、互いに撃てば自分も滅ぶという「相互確証破壊」という奇妙な均衡の上に、40年もの時間が積み重なっていました。 その均衡は、理性というよりも、恐怖と偶然と、ほんの数人の判断に支えられていたのだと知ると、背筋がひやりとします。たとえば1983年、ソ連の監視システムがアメリカの核攻撃を誤検知したとき。マニュアル通りなら全面核戦争が始まっていた場面で、ペトロフ中佐は「これはおかしい」と直感し、報告を保留しました。あの一瞬の判断が、世界を救ったのだと思うと、歴史の重さが胸に迫ります。 また、宇宙開発の輝かしい物語の裏側に、ナチスの科学者たちの影があったこと。そして、アメリカが恐怖のあまり自国民にまで薬物を投与し、精神を操作しようとしたMKウルトラ計画の存在。 冷戦は、表向きの「平和」とは裏腹に、倫理が揺らぎ、人間の尊厳が踏みにじられた時代でもあったのだと感じます。さらに、米ソが直接戦えない代わりに、アジアや中南米、アフリカで代理戦争が繰り返され、数千万規模の命が失われました。冷たかったのは超大国の本土だけで、第三世界には熱い血が流れ続けていたのです。 それでも、核戦争は起きませんでした。理由を一言で言うなら、「奇跡のような偶然が積み重なったから」なのだと思います。人類は理性的だったから助かったのではなく、崩れ落ちてもおかしくない均衡の上で、たまたま踏み外さなかった──そんな危うい平和だったのだと、世界史を学び直してあらためて感じました。 冷戦は終わりましたが、大国の対立は形を変えて続いています。情報戦、経済制裁、サイバー空間の攻防。世界のどこかでは、今も誰かがその影響を受けているのだと思うと、歴史は決して過去のものではないのだと気づかされます。
May 3, 2026
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2つの事件・『京都アパホテルの耐震強度偽装問題』と『それでもボクはやってない』は、いま富山発の大きなニュースとなっています。 『それでもボクはやってない』は周防正行監督が、11年ぶりにメガホンを取った本格的な社会派映画です。電車で痴漢に間違えられた青年が、“裁判”で自分の無実を訴える姿を、日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにしつつ描いています。現代の日本における“裁判”の現実を突きつける作品です。やがて始まる裁判員制度ですが、はっきり言って裁判員には、なりたくありませんね。 『富山県警が2002年、同県氷見市の男性(39)を婦女暴行容疑などで誤認逮捕した冤罪(えんざい)事件で、男性が読売新聞の取材に、無実の罪を自白するに至った経緯を初めて語った。 男性によると、取り調べは、任意同行を求められた02年4月8日から始まり、「『身内の者が間違いないと言っている』と何度も告げられ、やっていないと言っても信用されるわけがないと思った。言われるままに認めざるを得ない状況だった」と話した。その上で、「身内までも僕のことを信用していないんだと思った。気が抜けたようになってしまった」と語った。男性は3回目の聴取で自白に追い込まれた。(読売新聞)』 『富山市の水落光男・1級建築士が設計した京都市内のホテルの耐震強度が偽装されていた問題で、冬柴国土交通相は26日の閣議後記者会見で、「姉歯(秀次)元1級建築士に加え、新たな耐震偽装で国民の不安が高まっていることは誠に遺憾。水落建築士が関係する168件すべての安全性について早急に結論を出し、不安を解消する努力をしてまいりたい」と述べた。(読売新聞)』
January 26, 2007
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『コラム』とは、区切られたスペースに書かれる文章を指します。多くは、まとまった短い文章を指し、その文章の主題は問題ではありません。新聞などの小さい記事を「コラム」と呼ぶ事から、主に「欄外記事」「論評・批評」「補足」「参考」「小記事」などといった意味も現在では定着しています。 『コラムのメリット』は、区切られたスペースで読みやすいという部分、意味を伝えるのに簡潔さが求められるので、執筆者も無駄な文章を省ける部分、などが挙げられます。 古代ギリシャ・ローマ建築の石の円柱が、column です。記事を載せた新聞の端の方がどうしても細長く空いてしまうので、そこに「柱」のように縦長に枠をとって論評などを書いたのが始まりだそうです。 読売新聞のコラム「編集手帳」が好きで、毎日必ず読んでいます。内容は娯楽,エッセー,政治論評,ゴシップと多岐にわたります。
January 16, 2020
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