隊長さんの山ある記

隊長さんの山ある記

May 8, 2026
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カテゴリ: 登山・ハイキング
眩いばかりの新緑と、ヤマイワカガミの清楚な花を求めて、安倍奥の山、第一真富士山(だいいちまふじやま)へ行ってきました。ここは去年の12月8日以来、久しぶりです
予定では、去年の今頃と同じように、平野第三登山口からヲイ平~真富士神社~第一真富士山~第二真富士山へ行き、西尾根を下って黒ん沢を下降、黒沢橋から林道平野線を歩いてスタートした平野第三登山口へ戻るつもりでしたウィンク


毎度のことながら今日も遅い出発~青空は広がっているものの、自宅付近から見える富士山は雲に隠れて見えません。安倍街道(安倍川左岸沿い)を北上し、クルマを走らせます~
外は気温25℃で暑いほどですびっくり


毎年この時期、気になるのが、この鮮やかな黄色い花

この樹木の名は、ジャケツイバラ(マメ科)
つる性の落葉低木で、枝には、かぎ形に曲がった鋭いトゲが
ウィンク





安倍街道の山側には、数ケ所群生しているので、気を付けてみていればすぐにそれとわかります
ここは、竜西橋のたもと付近のものですが、もう少し先の「さおしん」前でも良く咲いています~





安倍川右岸、茶農家の集落は「松野」
ボクの生まれ故郷ですウィンク





真富士の里を過ぎ、郵便局の先を右折
林道平野(ひらの)線を走り、高度をかせぎます

林道沿いに多く咲くのは、ガクウツギ(ユキノシタ科)





平野第三登山口(標高825m)の駐車スペースにクルマをデポしてスタート
(平日なので他に止まっているクルマはありません)


暗い植林を抜け、つばくろ沢の沢音が聞こえ、いつもの休憩ポイントで小休止。何気なく見たところに、なんとヤマウツボ(ゴマノハグサ科)の花が、地味にしっかりと咲いています





ウィンク





沢の右岸には、
ツクバネソウ(ユリ科)が、、そろそろ終わりかな





これも多く見られる花
すでに花が終わって萼だけを残したハシリドコロ(ナス科)です~
根(地下茎)にアルカロイドという毒を含んでおり、バイケイソウやトリカブトと並んで有毒植物の最たるものなので、要注意
花は、暗紫色で鐘の形をしており、毒草だけに見るからに不気味な色に感じます






ユキザサ(ユリ科)
このあたりでよく見る花で、茎の先端に白い花穂をつける、花の名に似て愛らしい花ですね





ツルネコノメソウ(ユキノシタ科)





右岸から左岸に移り、沢から離れて、杉、檜の植林帯を歩きます~





足元に咲くフモトスミレ(スミレ科)
唇弁にある紫色のすじがよく目立つ花です





ヲイ平(おいだいら)に到着~いつもよりかなり時間がかかっています
ここから、直進すれば真富士峠へ。
ここは右折して、第一真富士山へ向かいます





しばらく、電光型の急登が続きます





その後、ほぼトラバースするような登山道に変わり、わずかにアップダウンを繰り返して
グリーンシャワーの中を進みます





シロバナネコノメソウ(ユキノシタ科)





ミヤマハコベ(ナデシコ科)
5枚の花弁がふたつに裂けるので10枚に見えます





タチネコノメソウ(ユキノシタ科)





わずかに小雨がぱらつきましたが直に止んでくれました





真富士神社、俵峰、第一真富士山に交わる十字路までやってきました
ほんのすぐ先の真富士神社に手を合わせ、登山の無事に感謝し、戻って山頂を目指しますウィンク





稜線近くに点在するトウゴクミツバツツジ





トウゴクミツバツツジ(ツツジ科)は
宮城県から三重県にわたる表日本に多く分布していますウィンク





ミツバツツジとトウゴクミツバツツジの相違点は、より高い山に咲くのがトウゴクミツバツツジなのですが、はっきりした違いは、ミツバツツジの雄しべが5本なのに対して、このように、トウゴクミツバツツジの雄しべは10本あるのです。そして、雌しべの花柱の根元付近に毛が生えているのも特徴なのです~
安倍奥に咲くミツバツツジはほとんどトウゴクミツバツツジと云ってもいいでしょう





第一真富士山(1343m)山頂
今日はやけに疲れました~雲が広がり視界はまったくなし疲れ倍増ですしょんぼり





<参考>天気が良ければ富士山もバッチリなんですけどね  2025.5.2撮影時のもの






残念ながら、北西方向も、雲が多く視界はありませんしょんぼり






<参考>晴れてさえいれば、このように安倍奥の山々や、南アルプスの眺望がすばらしいのですが、、           
    左から、南アの上河内岳、聖岳、赤石岳                                           
                           2025.5.2撮影





山頂に咲くミヤマシキミ(ミカン科)の花
これから咲き出すところで花も美しいのですが、これも有毒植物なのですクール





軽めの昼食後、展望もないので早々に山頂を後にしました
しばらく、バイケイソウの茂る起伏のない平坦な山道を歩きます。
天気の良い日、このあたりは開放感があって、最高に気分の良いところなんですけどね





第一真富士山と第二真富士山の鞍部、真富士峠へ到着です

さて、ここで考えましたクールここしばらく体調がいまいち良くないので、近場の低山ばかりあるいていたせいか、脚力不足でここまでくるのが精一杯時間の余裕もないので、当初の計画を変更し、この峠から2~3分ほど第二真富士山方向へ登った痩せ尾根に群生するヤマイワカガミの花を見て下山することにしましたウィンク





どこも、トウゴクミツバツツジが点在して
今を盛りと咲き誇ってます







しかし、今日いちばん見たかった花、ヤマイワカガミ(イワウメ科)はすでに終わっていました
つい、先日の外森山と同じように萼だけが残る寂しい光景ですしょんぼり






<参考>同じ場所で撮ったものですが、このように去年は本当に見頃だったのです
今年は、サクラの開花も早かったので、山の花も同様に開花が早いようですね~ 2025.5.2撮影





それでも、あきらめきれず、丹念に探したら、いましたヨ
ほんの数株、まだ咲き残っていたのです
イワカガミは、通常、ピンク、紅色が多いのですが、ヤマイワカガミは清楚な白色が特徴。中部地方、東海地方に多く分布しています









逢いたかった花になんとか巡り合えて満足
往路を戻りました~




真富士峠からヲイ平(おいだいら)への下り始めは、登山道と作業道が交錯して相変わらず迷うような箇所があるので、今回も、古く色褪せた目印に添えて、新しい赤テープを巻いてきました~ケルンも多く積んで道迷いのないように、、、。

下山後、靴を脱いだら、お客さんが一匹、張り付いていましたびっくり
昔、この山域では見なかった山ヒルですが、ボクも数年前に初めて発見し、その後よく見るようになりました。遠来のハイカーさんが、せっかく真富士山へ来られたのに山ヒルの襲来に会って、途中で引き返し、断念する場面にも遭遇しました。残念なことです。原因は諸説あるようですが、ニホンジカやニホンカモシカのひずめに潜んでいるため、彼らの頭数が増えて移動することで今まで居なかった山でも見る
ようになってしまったという説が正しいようです。今日のコースで主に居るのは、登山口からヲイ平まで。特に雨後は要注意です






<参考コースタイム>
平野第三登山口10:15~11:20ヲイ平~12:25真富士神社~12:40第一真富士山13:20~13:35真富士峠~13:40ヤマイワカガミ探索13:55~14:00真富士峠~14:25ヲイ平~15:15平野第三登山口

歩数計→11560歩  2.5万図 和田島(わだしま)





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Last updated  May 10, 2026 09:41:20 PMコメント(0) | コメントを書く


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