隊長さんの山ある記

隊長さんの山ある記

Jun 10, 2026
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カテゴリ: 登山・ハイキング
焼津市、浜当目(はまとうめ)海岸の北に位置する標高126mのおにぎりのような形の虚空蔵山(こくうぞうさん)。どこから見てもすぐそれとわかる独立した小山である。午後から焼津市のシンボルのような可愛らしいこの超低山を歩いて来た。ここは、たしか30年ほどまえに、いちど登ったことがある。今でも、行われていると思うが、2月23日の麓の曹洞宗、弘徳院の境内で行われる「虚空蔵尊大祭だるま市」を見にいったついでに登った覚えがある。低山にしては、けっこう急な登山道だった記憶があったが、それ以外はほとんど覚えていない。

浜当目海水浴場の駐車場に車を止め、正面の虚空蔵山へ向かって歩き出す





焼津市側から見るとこんな風に見える山


                                                                                             (ウィキペディアより抜粋)



道なりに左へ折れ、那閉神社(なへじんじゃ)を右に見送り、、、




突き当りにある、沖縄料理が専門らしい「あたびーCafe」のT字路を右折して~
(邪気を払うと云われるシーサーが入口の両サイドに並んで見えている)



弘徳院の墓地を右に見ながら






誰が植えたか、季節の花、きれいなアガパンサスを見ながら階段を上がる





古い石灯篭や丁目石を見ながら、、







まもなく、山頂に着く。正面には、虚空蔵菩薩を祀った朱色の香集寺(かしゅうじ)が建っていた
この建物も記憶にない






屋根瓦に本多家の立葵(タチアオイ)の紋様が見えている。登山口の案内看板によれば、田中城(藤枝市)の庇護を受けていた証しであるとのこと





振り向けば、眼下に焼津港





鐘楼で鐘を一突き~









焼津市内に現存する石灯籠では最も古いものだそうである。




それほど広くもない山頂は、周りを常緑樹に囲まれてまったく展望はない。
かろうじて、わずかな茂みの間から大崩海岸と静岡市側を見ることが出来た





少し、場所を変えて見たら
びっくり
これが見られただけで単純に満足





上の方に見える車道は、今では、度重なる崩落によって、放置されたまま廃道となり、代わって今は山の中を浜当目トンネルが開通しているが、それすらも今は、工事中で通れず、したがって現在、静岡市から焼津市へ抜けることはできない。しょんぼり






現在は、通行不能、廃道となっているが、左の突き出た小山が虚空蔵山である。(静岡市側から)


                (ウィキペディアより抜粋)


今は、一部が崩壊した土砂で埋まったまま廃道となっているかっての国道150号線。

通勤をしていた。夜遅く、仕事を終えて、ここを通るとき、月が海上を照らすムーンロードを見て疲れも吹っ飛んだ。

なお、明治時代までは波打ち際に道路があって、静岡市石部(写真では手前)から、焼津市の浜当目まで(白い大きな焼津グランドホテルが建っている)自由に行き来が出来たらしい。その後の度重なる土砂の崩落によって昭和の時代に消滅、今となれば夢のような話である。


                          (ウィキペディアより抜粋)


かって、東海の親不知と云われたこの景勝地、大崩海岸の威容を再び目にすることはできないしょんぼり
これは、ドローンか、船上からでないと撮れないはずの写真であろう


                           (焼津市観光協会の写真から抜粋)


展望のない虚空蔵山の山頂は、この程度の広さだったウィンク




下山後、そばの曹洞宗、弘徳院へ寄って





昭和29年3月1日未明に、マグロ漁船第五福竜丸の無線長として、ビキニ環礁で操業中、
アメリカの水爆実験により被爆し、亡くなった久保山愛吉さん(行年40才、そんなに若かったのかと驚いた)のお墓詣りをさせていただいた





浜当目海水浴場へ戻ると
多分、地元の子たちだろう、10人ほどが素っ裸で、沖のテトラポッドまでの泳ぎを楽しんでいたびっくりいくらなんでもまだ冷たいだろうに、、若いっていいな








ブラブラ歩きながら気が付いたのは、この海岸には慰霊碑が多いということ。
漁師町だったこの地では、過去、出漁中に海難事故に会って多くの方が亡くなられたのだろう
そんな切ない思いを抱いてクルマに戻った





なお、ここへ来る前に、懐かしき静岡市側の小浜(おばま)海岸へ下って見た。下る手前に古くからあった日の出館は、ライフタイムと店名を変えていたが、営業はしていないのかロープが張ってあった。坂道の集落を下り切ったところの昔の海水浴場の面影はまったくなく、海岸一帯は私有地となっており入ることすらできない。海の際にプールもあって、子供たちがまだ幼かった頃に何度か連れて行ったものだが、今は何もない。あまりに空しすぎて写真を撮る気も起きなかった。

なんで、今日この小さな「山」ともいえない虚空蔵山へ来たのか、自分でもよくわからない。焼津アルプスを歩くと、常に目にするが行くことのない不遇な山が愛おしく思えたのでもない。過日、花沢の水車小屋から稜線を越えて県道416号に下った先にチラッとしか見えなかった大崩海岸の全容がこの虚空蔵山の山頂から見られるかもしれないという期待もあったのかも知れない。

短時間ではあったが、とりあえず、虚空蔵山のミニミニハイクの
<参考コースタイム>
浜当目海水浴場駐車場15:00~15;20那閉神社~15:21あたびーCafe~15:22虚空蔵山登山口~15:40虚空蔵山(香集寺)15:55~16:10虚空蔵山登山口~16:15弘徳院16:20~16:25那閉神社~16:35浜当目海水浴場駐車場

歩数計→6150歩  2.5万図 焼津





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Last updated  Jun 12, 2026 06:21:38 AM
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