2004年10月28日
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テーマ: 生き方上手(719)
カテゴリ: まる子だより
先日、TVで「なんでも鑑定団」を見た。
その中で、フランス・セーブルの飾り壷一対を鑑定に出した男性の方が...とてもきれいな壷だ。

彼は5年前、B型肝炎を発病し、即入院をすすめられるが、妻と幼い子供(一才)のために、仕事を休むわけにはいかず、働き続ける。病状は悪化。ついに死を意識する毎日に...

そんなある日、骨董店で運命の西洋アンティークに出会う。これが、出品されたセーブルの壷だ。
その美しい姿に惹かれたのはもちろんだが、西洋アンティークが大好きな妻の顔が浮かぶ。お金に余裕がないために、専ら本やカタログを見ることで、満足している妻。

すぐそばに死を意識している彼は、愛する妻と子供に、残してあげられるものがないかと日々考えていたらしい。多少の迷いはあったものの、思いきって600万円でこの壷を購入した。
妻には内緒にしているため、飾られることはないまま、ケースに収められ大切にしまわれていたという。

そして、奇跡は起きた。この時から、体調は除々に回復。医師にも原因がわからない。5年経った今、彼は健康を取り戻し、元気に暮らしている。

★~~~~~☆~~~~~★~~~~~☆~~~~~★



無償の愛...これしかない! 間違いない!
彼が、妻と子を思う愛の心が、彼自身を救ったのだ。わが身をかえりみず、家族のために働き、一生懸命努力をした彼に、神様が与えてくれたご褒美なんだ♪ 

600万円は大金だ。にもかかわらず、本を見るだけで満足している様子の妻の気持を思い、購入することを決断したアンティークの壷...

1894年に製作されたものだそうだが、モダンセーブルと呼ばれた時代の初期のもの。ギュスタヴ・ヴィニョルという絵付師のサインも入っている。鑑定士も絶賛の、美しい芸術品だ。
セーブルは、ルイ15世のブルボン王朝時代に、王立製陶所として移築され、作品は各国の王室への贈り物としても用いられていた。ルイ16世・マリーアントワネット妃時代に起こったフランス革命では、一時期閉鎖されていたが、その後、国立製陶所として再開され、「ローズポンパドール」などの美しい色彩や、華麗で繊細な文様を操る高度な技術を誇っている。

この壷も歴史に育まれたセーブルの素晴らしい作品の一つである。
ご覧になりたい方は、こちら  なんでも鑑定団・セーブルの壷


人は一人一人その中に、偉大で膨大な宇宙を持っていると言う。彼は、ただただ妻への愛のために、この壷を手に入れた。彼の心に流れた純粋な一途な気持が、宇宙に充満し、心身ともに浄化されたのではないだろうか。

「感謝の心」と「無償の愛」が、彼を救ったのだと、私は思う。
奇跡は、与えられるものではなく、自分の中で作り出していくものだ。
単なるバラエティー番組である「なんでも鑑定団」で、こんな感動を与えてもらえるとは思わなかった私...


★~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~★

因みに、この壷の【open the price】は...
 750万円!

鑑定結果にも満足した私は、誰にともなく、心の中で「ありがとう」を繰り返したのでした(^^)





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最終更新日  2004年10月29日 00時36分22秒
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