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ども、お久しぶりです。卒業認定必須講習に落ちたランスです。冬休み明けに、再テストがあります( ゚Д゚)ノフォラァヨ!! ---===≡≡≡ω シュッ!とりあえず、テスト問題は一緒なので、気合を入れて勉強します。あ、年賀状描かないとな~~(・A・;)適当に、絵を描くかね。小さく描くのは苦手だが・・・・・・あ、二枚組みで描くか(゚∀゚)/!とまあ、前置きは此処らへんにしといて・・・。今回は、キャラクター設定です。キャラクター設定。1. 煉翁寺 夕緋(れんおうじ ゆうひ)年齢:?性別:女元日本帝国陸軍・第26混合連隊の連隊長、蒼代夕緋元中佐であり、現在は煉翁寺の名字を使っている。現在は日本帝国陸軍・神戸基地にて、副指令として所属。現在の階級は特務准将。帝国陸軍第26混成連隊の壊滅後、数年の治療を経て超感覚機動生体ユニットの開発任務に就いている。2.芙神 刹那(ふがみ せつな)年齢:19歳性別:男日本帝国陸軍・神戸基地に配属された新任外戦装甲歩兵であり、階級は准尉。この物語の主人公。数年前のアグリネスの日本上陸時の避難中に大怪我を負ってしまい、徴兵制度から免れていたが、自分から軍の訓練学校へと入り、他のものより一・二歳ばかり年上である。配属された基地内で、とある少女との出会いによって物語が始まる。芙神家の本当の息子ではなく、本当の両親はわからない。時折、幻覚を見ることもある。そのため、成績優秀であったがパイロットから外されてしまったという過去がある。紆余曲折の末、国連軍に異動となる。3.煉翁寺 深奈(れんおうじ みな)年齢:?性別:女帝国陸軍・神戸基地副指令である煉翁寺 夕緋の養娘。基地のあちこちに出没し、刹那に会うたびに謎めいた言葉を残し消える謎の少女。アメリカが主導となっていた超感覚機動生体ユニットの第二次計画のパイロットであり、主人公をそのメインパイロットとして導く。4.芙神 響歌(ふがみ きょうか)年齢:17歳性別:女日本帝国陸軍・神戸基地に配属された新任情報管制士官であり、刹那の義妹。階級は曹長。義兄の刹那を、兄妹関係以上の想いを抱いており、そのため、そのことで悩むこともしばしば。アグリネスの日本上陸の際に両親をなくしており、アグリネスに対して激しい憎悪を抱いている。刹那に兄妹以上の想いを抱いているのは、此処からきている。5.ユウキ=F=ラドロック年齢:18歳性別:男アメリカ人の父親と日本人の母親を持つ、ハーフ。階級は少尉。幼少時、敗戦国として蔑まれる日本人の血が流れているとしてアメリカ人に蔑まされ、日本人にはアメリカ人の血が流れているとして憎悪の眼を向けられて居た。しかし、帝国陸軍訓練校に入り刹那たちと出会ったことで、その問題は解決し、今では刹那と親友と言える中までに発展している。新任のパイロットの中でも随一の操縦技術を持っている。戦闘配置は近接前衛(Adjacent forward)であり、近接戦闘が得意である。6.早乙女 夕菜(さおとめ ゆうな)年齢:18歳性別:女帝国陸軍の新任パイロットであり、階級は少尉。父親は帝都中央にある皇帝ゆかりの神社の神主であり、ゼルシュに来てから初の日本の神社である。本来は、神社に仕える身として徴兵免除はされていたが、皇帝ゆかりの神社を守るという想いの下、軍に参加する。遠距離射撃能力が部隊内でもずば抜けて高く、戦闘配置は銃撃支援(Gunfire Supporter)である。7.斉禅寺 和人 (ざいぜんじ かずと)年齢:18歳性別:男帝国陸軍の新任パイロットであり、階級は少尉。音楽や風景鑑賞を楽しむ趣味があり、その文化を後世に残すため軍で戦うことを決意。戦闘配置は右翼迎撃後衛(Right-wing interception rear)。同期生の山下とは親友であり、同期生の中では二人揃って弄られキャラっぽい。8.山下 義定 (やました よしさだ)年齢:17歳性別:男帝国陸軍の新任外戦装甲歩兵であり、階級は曹長。親友の和人と共に日本を守る為に、軍に志願。残念ながら操兵適正が無かったため、外戦装甲歩兵になる。巨体であり、神戸基地内では二番目の大食漢。9.城戸 亜希良(きど あきら)年齢:36歳性別:男帝国陸軍横浜基地に所属する帝国陸軍第59混合連隊<カラミティ>の隊長であり、階級は大佐。帝国陸軍内でも凄腕のベテランであり、熟練者特有の操縦技術を持ち、動体視力や反射神経は常人を逸脱しているほどである。かつて、古賀和彦とは親友でありライバルであったが、とある事情によって交流は無くなった。10.古賀 和彦(こが かずひこ)年齢:36歳性別:男帝国陸軍・特別薬物実験部隊(通称、罪人部隊)隊長であり、階級は特務大佐。元々有力武家出身で、過去に犯した罪により階級が剥奪された後に投獄され、死刑が判決されたが、薬物中毒兵になることでそれを回避。現在は、薬を貰うために軍上層部へ逆らうことが出来ず、極秘作戦などに回されることが多いため、現在ではベテランクラスの腕前を誇る。第149連隊隊長の城戸とは同期生であるが、過去の事件で縁を切った。11.鴇沢 雅(ときざわ みやび)年齢:36歳性別:男日本帝国帝都防衛隊・第19防衛大隊隊長であり、階級は少佐。昔は陸軍に勤務していたが、帝都防衛隊に異動となり、現在に至る。城戸、古賀とは同期生であり、共に競い合った仲である。特別薬物実験部隊など、現帝国への不信感があり、傀儡となっている皇帝陛下の復権を密かに願っている。14.風祭 翔(かざまつり しょう)年齢:29歳性別:男帝都防衛隊第19防衛大隊副隊長であり、階級は大尉。指揮能力が高く、隊長である雅に信頼されているが、どこか陰があるように見える。15.近藤 太士(こんどう たいし)年齢:57歳性別:男帝国陸軍、中将。かつては前線で戦っていたが、負傷により前線を退いた伝説的な男。戦場の経験を下に、新型機の開発計画を指導する役を負っている。特別薬物実験部隊の設立者である。16.ボブ=グラン=センディオ年齢:43歳性別:男国連軍極東方面軍に所属する国連軍第49機甲連隊<ライオネル>の隊長であり、階級は大佐。現在は、神戸基地に派遣されている。17.フォレオ=テスタロッサ年齢:32歳性別:男アメリカ陸軍第95機甲大隊隊長、階級は大尉。いかに悪道を進もうと、国に忠誠を示すためにも歩む足を止めることは無い、愛国心の強い男。国を想う気持ちは、アメリカ人を嫌う日本人でも認めるほどである。18.レオナ=ヴァンホーテン年齢:23歳性別:女国連軍極東方面軍所属に所属する国連軍第79機甲連隊所属、第118特概機中隊<フォーティス>隊長であり、階級は大尉。19.笠桐 影充(りゅうどう かげみつ)年齢:37歳性別:男日本帝国・国皇省近衛軍特別武導教練隊<黒衣隊>隊長であり、階級は少佐。近衛軍の中でも最強の部隊であり、その中の頂点に君臨する戦士。そして日本帝国建国時から皇帝を支える大摂家の内、笠桐家の次期当主でもある。20.蒼代 陽炎(あおしろ かげろう)年齢:?歳性別:女煉翁寺 夕緋の親戚。黒衣隊の副隊長であり、階級は大尉現在は一小隊だけを率いて煉翁寺夕緋の護衛兼監視任務に就いている。21.フィーネ=ラナ=テングス年齢:17歳性別:女国連軍極東方面軍所属のパイロットで、現在は神戸基地に駐留している。小柄であり愛嬌のある顔付きで、周りの仲間達からはマスコットキャラ扱いされている。神戸基地内で兵達を労う為に行われた大食い大会に強制参加させられ、優勝したという記録があり、そのため帝国陸軍の山下にライバル視されている(本人にとっては、迷惑極まりないが)。今回はここまで。次回は、メカの設定を公開しようと思います。それじゃまた~ \(・┏Д┓・ )追伸。遊びに行ったら、ママチャリ乗ったオバサンに突貫されました。そして、逃げられた( ゚Д゚)ドルァ!!
2007/12/27
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プロローグの後半です。まずはじめに、前半部分を読むことをオススメします。─────────「ひぃっ……!!」それは見たことが無かった。小さいが、それでも何でも引き裂けそうだと思わせるのに十分である鋭い爪。背中からは、数本の触手が蠢き、時折脈打つように痙攣している。眼が無いようだが、恐らく前についている鼻で臭いを判断して目標を見分けるのだろう。そして、一番特徴的なのが、緑色の半固形状のジェルに覆われた口を持つ細長い首。こんなにも特徴的な姿は、今まで一度も見たことが無かった。そう、新種だった。新種のアグリネスの口の周りを覆うジェルから緑色の唾液が零れ、カメラアイを汚していく。メインカメラの落ちた唾液の中には、10センチばかりの大きさのゴキブリのような蟲が混じっており、それらの眼が私と視線が合う。「あ……ああっ……!」その蟲は、カメラアイにへばりつき、その口で噛り付いた。カメラアイを覆う特殊板を次第に穴を開けようとする様は、今すぐにでも食い破って中に入ってきそうな錯覚を見させる。「動け、動け、動いて……!」操縦桿やペダルを滅茶苦茶に動かす。しかし、機体の手足には触手が巻きついており、それらが動きを抑える。その一連の動作が邪魔になったのか、アグリネスの触手の締め付ける力が強まり、手足を引き千切る。「きゃあぁぁぁぁ……!」引き千切られた時の衝撃が走る。コックピット内には、アラームと共に赤いランプが点滅する。──口を覆う緑色ジェルが溶け機体に垂れ落ち、落ちた箇所から装甲が蒸発していくのが見えた。ジェルが消え露になったアグリネスの口が大きく開く。それは私をあざ笑っているように見えた。その口が、融けて薄くなった装甲に噛り付き、機体に激しい揺れが襲う。カメラから画面に映される映像がブレ、衝撃が走るたびにノイズが激しくなり、最後は画面から光が失われた。「イ、嫌ッ……!!! し……死に……たくな……た、助けて、京麻ァ!!」気が付けば、死の恐怖に怯え、自身の想い人の名前を叫んでいた。そこには、武家の名を重んじ、上に立つの者としての誇りを忘れるな、と言い聞かせていた自分の姿は無く、一人の怯える少女そのものとなっていた。音が次第に大きくなり、コックピットの壁が変形していく……どうにか逃げようと思っていても、恐怖のあまり、いい方法が浮かぶことはなかった。そして、コックピットに亀裂が開いた。その亀裂の隙間に爪が食い込むのが見える。ギギギギィィィ──。立て付けの悪いドアを開くように、音を立てて亀裂が広がり────巨大な口が現れた。「ぁ……ぁぁ……」死ぬ。自分は例外なく殺される。──口が開き、唾液が流れ落ちる。その唾液は、私を保護する装甲服を溶かし──私の肢体をも焼く。「■■■■■■■■───!!!!!!!」激痛の余り、自分でも理解出来ない叫び声を上げる。保護装甲を溶かし、耐強酸仕様の保護スーツの分解作用に中和されても、それでも中和しきれなかった酸がスーツをゆっくりと溶かし、その熱が私の皮膚を焼いていく。やめて──。それ以上はやめて。私の中には……彼との……。たった三日前に気付いた命。まだ、生まれてから一ヶ月も断っていない、愛しい子供が……。「ヒィ──ハァ──、きょうま……京麻ぁぁぁぁ!!」激痛の余り、愛しい人を叫ぶ。いつまでも支えると誓い、そして守ってくれると約束してくれた尊い人。その彼が、きっと……いや、必ず助けてくれる。なぜなら……。『消えろ、糞野郎が!!』彼は嘘をついたことがなかったからだ。一機の駿河が颯爽と飛来し、腕の可変式防護盾でアグリネスを殴り飛ばす。アグリネスは吹き飛ばされ、立ち上がろうとするが、すぐさまそこに追撃の弾丸が打ち込まれ、動きを止めた。アグリネスの行動停止を確認すると、京麻の駿河はこちらに駆け寄った。『大丈夫か……!?』ヘルメットのスピーカーを通して、京麻の声が聞こえる。急に息を呑む声が聞こえ、京麻は私の状態を理解したのが良く判った。「きょ……きょ……うまぁ……」『直ぐにたすけてやるからな』喋ろうとする私を、京麻は言葉を遮る。そして、コックピット周辺のみになった私の機体を両腕で抱え、ニードル級の砲撃を避けながら、味方の方へと後退して行く。「きょうま……」『暫く待ってくれ、すぐに仲間に引き渡す!!』駿河が一度立ち止まり、背部から迫り来るアグリネスの群れに突撃砲を掃射する。一度の掃射で、十数匹のアグリネスが吹き飛ぶが、それでもしとめ切れない数十匹は仲間達の死体を踏み上げてやってくる。『糞!』再び、駿河が仲間たちへと向かっていく。「ちがう……ょうま……」『……』「ごめ……い……私と……あなたの……」『ああ、判ってる……』「……怒ら……いの?」『俺がお前を怒れる訳ないだろ?それよりも、暫く喋るな。体力を消耗してしまう。』「でも……」『俺はお前に生きていて欲しいんだ。確かに、腹に居た子供は助からないかもしれない……。でも……お前が生きてくれればそれだけでいいんだ。」「きょうま……」それから京麻と私は黙りっきりだった。京麻の駿河は味方の固まる位置の後方へと下がり、私の機体を地面に降ろした。『こちらランサー2!! メクロティア小隊、ランサー1が負傷した。負傷状態が酷いため、状態維持固溶ジェルを流し込んでトラックに収容してくれ。』『了解。』そうして直ぐに、四脚の救助支援の外戦装甲機が現れた。外戦装甲機は、背中から消化ホースのような物を取り出し、私のコックピットに黄色のジェルがゆっくりと流れてくる。ジェルは私の身体に触れると直ぐに凝固し、私の身体を覆い隠していく。状態維持固溶ジェルは、前線で負傷した兵士を死なせないために考案されたものだ。人体がジェルに触れた時、身体の表面を覆い隠すようにジェルが凝固して行く。ジェルには、麻酔効果と栄養剤、その他の維持に必要な物質が含まれており、頭部を含めた身体全体を覆い隠しても、生存可能という代物だ。怪我した人間をこのジェルで覆い隠して放置したところ、最高で3週間ほどの生存維持が可能だということが、研究の初期段階で発覚している。麻酔効果によって、身体に走った激痛は次第に収まり、私の視界がだんだん暗くなっていく。視界の向こう側に、京麻の機体とは別の駿河──肩のナンバーでランサー3だと判った。『ランサー2、隊長の代わりにお前が指揮を執ってくれ!!このままじゃやられるぞ!!』『ああ、判ってるさ……!これより、ランサー1に代わりランサー2が指揮を執る!各隊……直ちに救助活動は中止し、Fラインまで撤退を開始を始めろ!特概機部隊は前線で足止めをし、火力支援外戦装甲部隊は援護射撃に回れ!!』『ランサー2!? おい、HQと連絡が取れないって言うのに、勝手に撤退するつもりか……!?』『いつまでも繋がるか判らない連絡を待ち続けて、死にたいのか……!?全責任は俺が取る!!ランサー3は、ジュリエット小隊を連れて救助部隊のトラックの護衛に付け!!』『……糞、どうなっても知らないからな!?ジュリエット小隊、俺に続け!!』そう言って、ランサー3の機体はどこかに去っていく。それを確認すると、京麻の機体は私を見た。『生きてくれ、俺はもう何も失いたくないから……』「京麻……」ゆっくりと流されていたジェルが首まで浸され、次第に私の顔を覆っていく。『ラージ小隊! 最前線で敵の陽動を行う!!武器の補充完了は五分で行え!!』【了解!】京麻の機体は私に背を向け歩き出すが、もう一度振り返り、『行って来る……』そう呟いて、彼は私の元から離れていった。次第に消えゆく意識の中、彼の機体の後姿をいつまでも見続ける。そして、意識は完全に消え去った。このとき、彼と交わった最後の時だったとは、私は知るはずも無かった。──私が再び目覚めたのは、それから一ヵ月後だった。00-END.(感想、お待ちしております)
2007/12/15
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※はじめに、この作品は残酷な描写が多いです。そのため、一部の方に不快感を与える恐れがあります。ですので、耐性がない方は見るのをご遠慮ください('A`;)ちなみに、指定的にはR15ぐらいを設定してます。それでは、本編をお楽しみください。プロローグ「戦線記録報告・新種遭遇報告書」○帝国軍・東南アジア第八番国際坑路 第15回間引き戦線記録。提出先:日本帝国 帝国軍情報部・アグリネス生体研究班・志色機関詳細:映像記録は帝国陸軍 第29連隊・連隊長 蒼代 夕緋(アオシロ・ユウヒ)中佐から回収。残された音声テープから新型種の現れた形跡を確認。蒼代 夕緋中佐から事情聴取を試みようとしたところ、間引き戦線中に下腹部周囲の損傷を負い、代替臓器を移植をしたところ拒否反応が発生。急遽特別病院へ移送されたということが判った。関係者に事情聴取を聞いたところ、精神的な負荷が掛かったことによる、ショック症状のようなものだと判明。拒否反応臓器移植手術後、心身ともに衰弱が激しいために事情聴取は困難と判断し、安定するまで当分見送りとする。約一ヵ月後に行った事情聴取を行い、新種についての情報は収集完了した。(注)これを元に作られた報告記録は、データとして添付する。─────。それは本当に唐突だった。突然、激しい地震が起こったのだ。それによって地割れが発生し、その亀裂に歩兵部隊と第一種(汎用型)外戦装甲部隊を収容した大型移送車の大半が消えて行った。私を含めた一部の機体はすぐさま回避行動によって跳躍して危機を免れたが、それ以外の特概機と第二種(支援型)外戦装甲部隊の殆どはバランスを崩し、地面の亀裂に呑まれていく。その光景は大津波に飲み込まれているようだった。大きな岩石によって機体の頭部が押し潰され、頑強な装甲は亀裂に挟まれて変形していく。それから30秒程すると、地震は治まった。私が地面に着地すると、それに従い他の機体たちも地面へと着地する。「おい、だいじょ……」『アアアアアアアァァァァ───!!』広域通信回線を開いた途端、ノイズに交じった彼らの悲鳴が響いた。思わず私は眼を逸らした。一瞬だけ視界に映ったコックピット内部の状況は、見るにおぞましい物だったからだ。内部を映すカメラには皹が入り、血がこびり付いている。操兵を守るために上から覆う形に装着されている保護装甲が、地面に押し潰されたときに仇となって彼らの身体を圧迫する。さらにはモニターの画面を覆うガラスが割れ、眼に突き刺さったりしていたりなどしていた。幾ら仲間達の死に慣れているとはいえ、一瞬でここまでの被害を被ったのは初めてだった。意識が呆然として、操縦桿を掴む腕が震える。そして……(しっかりしないか、蒼代夕緋!!)恐怖に捕われそうになる自分に喝を入れる。そうだ、しっかりしなければ。私は一体誰だ、蒼代夕緋?そうだ、誇り高き帝国軍特別武導隊・黒衣隊の出身であろう。隊を導く身であるなら、最善の行動を取らないか。その時、丁度良いタイミングで司令部からの通信が入ってくる。『こちらHQからランサー1。 こちらのレーダーで大半の兵のロストを確認。一体何が起こったのかを報告せよ。』「こちら、ランサー1! 作戦行動中に地震発生。その時に発生した地割れにより、歩兵大隊の大半が地面に飲み込まれてロスト。さらに外戦装甲大隊と特概機大隊の半数近くが行動不能状態。怪我人も多数いる模様。救援部隊此方に回すよう手配をお願いする!!」『こちらHQ。 そちらにあと20分ほどで救助部隊がそちらに到着する。ランサー連隊は、周囲を警戒しつつ、救助活動に入れ。』「こちら、ランサー1。 了解。 急を要するため出来るだけ早く……」『ヒィィィ……! ア、アグリネスだ!!』「!!」突如、広域回線によって響く悲鳴。それに素早く反応して、通信が来た方向へとメインカメラを向ける。──そこには、割れた地面の隙間から這い上がる、見るもおぞましい醜悪な生物が人を蹂躙する姿があった。(アグリネスがこんなときに!?)それは予想だにしていなかった展開だった。ここはまだアグリネスの出現圏内から遥かに離れていたからだ。「各隊、迎撃開始!! 味方への誤射を控えろ!!」【了解──!!】「特概機部隊は、フィールドの展開を急げ!!」私の号令の元、了解の返事と共に戦場に弾丸が飛び交っていく。私も、自分の機体──準第四世代 65式改 駿河──の左手が掴んでいる、60ミリ突撃機関砲がアグリネスの群れを迎撃する。巨大な蜘蛛のような生物や、巨大な腕を振るう生物など、様々な種類の群れを吹き飛ばし、死屍累々と死体が積み上がっていく。しかし、救助活動を同時に行っている手前、どうしても狙えない箇所から敵が侵攻していく。■■■■■■■■■■──!!聞くもおぞましい叫び声と共に、アグリネスの一体──ボクサー級と呼ばれる種──がその強靭な拳を振り下ろす。「えいっ!!」右手で、右背部武装ラックに差し込まれた第七式長異刀<神凪>を引き抜き、トリガーを引く。その瞬間、第七式長異刀<神凪>の刀身……とは言い難い二つに並んだ棒が、紫電を放ちながら互いに逆向きに回転を始め、それをボクサー級の腕に合わせて振りかぶる。バシュッ!水風船が弾けるような音と共に、ボクサー級の腕が消し飛び、敵の身体は大きく仰け反る形になる。「死ね!」それに追い討ちをかけるべく、機関砲を敵の頭部に発射し、敵を撃破する。そして、すぐさま突撃銃を他の敵のいる方向へと向け、発射する。「ランサー1からセレス大隊(支援型外戦装甲部隊)は救助支援中隊に歩兵部隊の救出をさせろ!! グランツ大隊(特概機部隊)の一個中隊は救助支援中隊の援護!!戦闘不可能機体は機体からパージ完了後、救助支援の援護に回れ!!怪我人は無理してでもいいから無事なトレーラーに押し込め!!」【了解!!】「特概機部隊……グランツ1、フィールドの形成はまだか!?」『こちら、グランツ1! 粒子を幾ら分布してもフィールド形成が出来ません!!』「!! ……判った、では引き続き、迎撃を続けろ。『了解!』その返事を確認と同時、すぐさまHQへと繋ぐ。「こちらランサー1!! HQ、聞こえるか!?現在、敵と交戦中!! 救助部隊だけではなく最低でも特概機二個大隊をこちらに送ってくれ!!」『こちらHQ……通信……が悪………もう一……』「だから敵と遭遇したのだと───」ブツ───。無情にも、無機質な音が耳に入る。「くそ、通信が途絶したか!! ランサー1からランサー2……京麻!! 聞こえるか!?」私の横で単分子ナイフを両手に携え、敵に斬りかかる一機の駿河へと通信を入れる。『おい、一体どうしたんだ夕緋……!』画面の端に、一人の男が小さく表示される。男の駿河は、十字に合わせたナイフでボクサー級の首を切り落とし、ナイフを収容して突撃銃を取り出しながら返事に応える。「通信状況が突然悪くなって司令部との連絡が途絶えた!!お前はラージ小隊を率いて、至急後方の方に下がって救助要請を伝えてきてくれ!!」『なっ、本当なのかよ──。判った……ラージ小隊を連れて行って来るが……俺が此処を離れても大丈夫か?」「ふっ、誰に物を言っているんだ? 私が誰だか言ってみろ?」『ははは、黒衣隊出身の奴に言う台詞じゃないな……』「ふ、理解できたなら別に良いさ、さぁ、急いで行って来い!」『判っ──おい、避けろ夕緋ぃぃ!!!!』「えっ……? きゃあああ……!!」激しい衝撃が走る。一体、何が起きたのか理解できなかった。気が付けば、自分の機体が横倒しになっており、京麻の機体から次第に離れていくのが見える。「なっ、一体何……!?」操縦桿を強く握り、前後左右に動かすが機体は動くことは無い。メインカメラを操作し、自分の機体を見てみる。そこには、両手両足に絡みついた灰色の触手があった。謎の触手は、私の機体の四肢の動きを止め、どこかへ引きずっていき、そして止まる。そして、そこには白い長い口が現れた。後半へ続く。
2007/12/15
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テスト勉強の合間に、久しぶりの更新です。ほんとすんません。プロローグが更新できなくて('A`;)プロローグは大体出来てるんですが、どうも後半がしっくり来ないので数パターンの展開を上げているので、だんだん遅延しているという現状です。その代わり、設定はちまちま積んで行って、だいぶ肉付けが出来ている最中です。可能な限り公開するつもりですが、公開できない奴を中心的にやってるので、その分はご容赦を('A`;)今回は、授業中の合間に描いたクリーチャー画像を添付。一応自作、そして、ペン入れ失敗(苦笑)。友人には好評だったので、反応具合で小説に使うかを検討するつもりです。今回は、詳細などはなしで画像のみの添付です。ツッコミとかもOKなので、出来れば感想をお願いします!!追伸。最近、後輩の女子に先輩先輩と慕われているんですが、そのきっかけが一体どこであったのかが不明。(真面目に)可愛い子だったらよかったんだがね~……さすが水産って感じ(爆)
2007/12/04
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