左右の広がりは、実はエレコム LD-GPA/WH の方がよい。いつもの Madonna / Vogue はいい例で、サラウンド感や世界観は勝る。打音の厳しさ、打ち込みの鮮烈さもエレコムに軍配が上る。被覆の巻き付け緩いのに。 ならば Ultra Slim Link は何がよいのか。例えば山下達郎 / JOY はライブ盤だが、それぞれのホールでの観客の静かな拍手(縦乗りではない)、その観客の拍手が前後にぺりぺりと剥がれて、座席順のレイヤーのように再現されるのが Ultra Slim Link だ。何を聴いても定位もいい。ミュージシャンの立ち振る舞いもいいと思う。
以前書いたようにWi-Fiルーターの置き場所を高い位置にすると、1mの Ultra Slim Link では届かないというなかなか本末転倒な事態が生じた。そもそも LD-GPA/WH は2mだったのだ。 Ultra Slim Link 2mを買い足そうかとも思ったが、日本光電 HIT-100 QW-100Y LAN絶縁トランスを間に挟み、計2mにした。ポリカーボネート外装のプラグはきれいに HIT-100 にはまったし、音的な悪さもないようだ。方向性があるようにも思ったが、気にしないことにしよう。
一点、Ultra Slim Link は、切り替えた時に音量が小さくなったように感じる。割と毎回そうだった。ノイズが減って余計な音がなくなったからそう感じるならばよいが、基本的に自分は音量が大きく聴こえるアクセサリーを選択することが多い。それに関して今回は異例だ。ヴォリュームが上げられるメリットはある。