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2002.11.21
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カテゴリ: 60年代米国音楽
“Poetry in Motion” by Johnny Tillotson 1960 & 64

 「ぼくの彼女を見たとき 何が見えると思う 詩だよ 詩 動く詩...」
というバースで始まるジョニー・ティロットソンの“Poetry in Motion (ポエトリー・イン・モーション)”は、1960年に1度全米でヒットして、その後日本では1964年に『ポエトリー』の邦題で、大ヒットしている。
 これとちょうど逆なのが、坂本九の『上を向いて歩こう』。1961年に大ヒットして、1963年全米でミリオンセラーになった。米題は言わずと知れた "Sukiyaki (スキヤキ)"。
 このふたり、そう言えば『涙君さよなら』で、競作だったけど、上のことと何か関係あるかしら。ないよね。

 さて、このイントロのバースの部分では、テナー・サックスがため息ふうに絡んで、いかにも50年代の終わりから60年代になる境目のあの時代の雰囲気を醸している。
 サックスはこのあともバックでずっと使われているけど、もう一つ重要なのがポップスの常套手段の一つ、女性コーラスだな。これが。
 特に間奏とエンディングでは、ジョニー・ティロットソンが「ウォウ, ウォウ ウォウ ウォウ...」と歌っている間に、女性のソプラノの声が「アアアアアーア アアアアアー アアアアー...」っていうぐあいに、オブリガードふうに重なってとても美しいし、まさしくこの曲で歌われている、彼女の動きの美しさを、その声が表しているようだ。


 「歩く姿も、踊るときの身のこなしも、その立ち居振る舞い、一挙手一投足すべてが、上品で優雅で、変えようがない」という意味の言葉が並び、サビの終わりでは "She is much too nice to rearrange" とまで言っている。「あまりにも 素晴らしすぎて アレンジし直すなんて とてもできやしない」って。
 しかし、ここまで言っておきながら、顔のことには全く触れていないとは、余韻が残りすぎやしないかい。いえいえ、これでいいんです。さらに顔まで美人だなどといわれたら、ちょっと現実離れしすぎちゃうもんね。   (文中訳:穴沢)





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Last updated  2009.05.15 08:38:16
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