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2007.11.29
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 先週の土曜日のことですけど、Q.いしかわ Quartette のライブに行って来ました。これで3年連続ですけど、今回も良かったですよ~。


  Q, いしかわ (T.Sax & Vocal)
  清水 絵里子 (Pianoforte)
  久末 隆二 (Electoric Bass)
  チッコ 相馬 (Drums)

 今回座った位置からは、ピアノの清水絵里子さんの顔がとても良く見えたので、ついつい演奏中の表情を観察してしまいました。
 それにしてもこのメンバーの両端の二人は表情が豊かです。
 ええ、ピアノの絵里子さんと、ドラムのチッコさんですよ。

 このバンドの一番良いのは、終始楽しさが伝わってくるところですね。
 それにしても、Q.いしかわさんは、本当に若いなあ。
 ああいう老い方を目標にしようと、今年も思った次第です。

 十八番の "Recado Bossa Nova" 今年もやりましたが、去年・一昨年とは随分選曲を変えていました。
 中でも圧巻は "In My Life"。そうです、ビートルズのあの曲ですよ。
 さぞかしいろんなことを経験してきたであろう、76歳のQさんの吹く "In My Life" 、実に味わい深いものでした。
 で、実は、Qさんとジョンレノンは誕生日が同じなんですよね。さらに、今回発売になったニューアルバムのタイトルが "In My Life" なんですよ。

 "In My Life" もいろんな人にカヴァーされていますが、あの1番の歌詞のせいか、その人のそれまでの人生を歌っているように聞こえてくるのです。
 Qさんは歌無しですけど、あのサックスで十分に76年の人生を歌っていました。

 以前、この歌のことを書いたので、ちょっと探してみたらありました。

        **********************


   all my life, though some have changed
   some forever not for better,
   some have gone, and some remain,

 この3行目の better がね。for good の good を比較級にして韻を踏ませたんだと気づくのに、だいぶ時間がかかりましたね。
 この続きもいいですよね。

 ♪ all these places have their moments,
   with lovers and friends, I still can recall,
   some are dead and some are living,
   In My Life, I've loved them all

 僕はここまでが好きなんですよ、この曲。
                  (2004年7月27日の日記より)

        ********************** 

 自分の書いた日記を引用してしまった。
 上で書いた「1番の歌詞」っていうのはこれのことです。
 for good を for better としたセンスだけでなく、とても20代の若者が書いたと思えないこの詞の内容に、改めて驚かされますよね。

 ♪ 今まで生きてきて 記憶に残っている場所はある
   永遠に変わってしまった所もあるけれど
   それほどでもない所もある
   消えてなくなった所とか まだ残っている所とか

 「ラバー・ソウル」の中の曲なので、ジョンがこれを作ったのは1965年。ビートルズが方向転換をし始めて、そろそろステージから下りようとしていた時期と重なる。
 もしかしたらこの歌は、ジョンが自分の人生の一区切りを感じてできた歌なのかもしれない。

 たまたま今日はジョージ・ハリスンの命日で、人生というものを見つめ直すのにふさわしい一日だった。
                        (文中訳:穴沢)

 関連日記: 2004.7.27の日記 2005.12.04の日記 2005.12.08の日記 2005.12.11の日記





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Last updated  2007.11.30 08:16:43
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