日本語使い分け辞典・・・あまりにも楽しいので、ネタ切れの時に
少しずつ紹介していきたいと思いまーす。
◆◇◆目からウロコの日本語講座◆◇◆
第2回 かわす / よける / さける
ボールをかわした。
ボールをよけた。
ボールをさけた。
この三つの文章、あなたはいったいどんな状況で使い分けるのでしょうか。
* * * * * * * * * * * * * * *
この問題を出したのは一昨日のことですが、あいちゃん的解釈の仕方を
今日も書かせていただきたいと思います。
「かわす」は、ぎりぎりのところでさっと動いた、という感じを表現する時に
使います。
「わっ、あぶない。 きみ、僕はボールをかわしたからよかったようなものの
お年寄りや子どもだったら、大変な怪我になっていたぞ。」
といったら、彼が危うくボールにあたりそうだった感じを表現できます。
「さけた」という言葉を使わないのはもちろんのこと、「よけた」を使わない
ことにも意味があるのです。
それでは、「よけた」を使うとどうでしょう。 どちらかというと、なんらかの
災難を少し前に察知して逃れたという感じがします。
「いやー、先輩あぶない。 ・・・ちょっとぉ、すごくない? 先輩、笑って
話しながらよけたよ。 ちょーかっこいいー。」
なんていうと、よけた動作がかなり余裕があったように表現できます。
ここでは「かわした」も使えますが、その時は、動作が急で時間的な
余裕が感じらないと思いませんか。
そして、最後に「さけた」ですが、これは他のふたつとは違ってさける対象は
かなり前からその危険性を察知して、回避したということですよね。
「あの道、さけたほうがいいよー。 この間も野球部のボールが飛んできて
こぶ作った人、いるらしいよ。」
なんて感じです。
日本語って、使い分けるときちんとその情景まで見えてくるような気がします。
ちょっと気にかけて使うときっと世界が広がります。 おためしあれ~~♪
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