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2015.09.10

タモリがフジテレビの“内輪受け“に辟易!?『ヨルタモリ』打ち切りの理由とは... tocana / 2015年9月10日 8時0分

テーマ：芸能ニュース(18933)

カテゴリ：芸能・エンタメ

　9月3日、フジテレビ番組改編説明会が都内の高級ホテルで行われ、『ヨルタモリ』（フジ系）が打ち切られた理由が明かされました。

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タモリさんの美学。

――芸能記者兼・テレビウォッチャー加藤が「なんかヘンだよ、この芸能人。このテレビ番組、ちょっとアレじゃない？」と感じた時に書くボヤキコラム
　9月3日、フジテレビ番組改編説明会が都内の高級ホテルで行われた。説明会では8月30日に番組内で正式発表された『ヨルタモリ』（同局）打ち切り理由が明かされた。同局編成部長は「大変好評な番組でしたが、出演者、スタッフの話し合いで決めました。番組というのは美学みたいなものが存在しています。一番いいところで終止符を打つのも選択肢のひとつだと思います」と説明していた。
　ほかにも説明会では、『ヨルタモリ』の後番組となる『人生のパイセンTV』の番組説明が行われ、登壇したのは、浅黒い肉体派若手スタッフだった。
「僕の唯一のとりえは若さとこの筋肉ぐらいなんですが。あ、すいません。スベリましたね。ハハハ。あのう、ちょっと緊張しております。（中略）人生を豊かにする番組をモットーにですね、清く正しく色黒くやっていきたいと思います。宜しくお願いいたします」
　会場は、報道陣による失笑とフジテレビ社員による生ぬるい笑い声がぶつかりあった。私はこの雰囲気に似たものをどこかで見たことがあると思った。それは2012年に放送された『FNS27時間テレビ』（フジテレビ系）の1コーナー「アカン警察SP」での一幕である。
　番組では、2005年に行われたフジテレビアナウンサー・梅津弥英子と『笑っていいとも！』ディレクターの結婚式に参加したタモリが大暴れした様子を映し出していた。新郎が所属していた大学アメフト部の仲間による祝辞の最中、タモリはその中に飛び込み、ステージに立っていた男性にタックルしたのである。
　さらに、タモリは披露宴などの"セレモニー"嫌いを普段から公言しているが、この結婚式の日ではいつもよりも虫の居所が悪かったのか、乾杯の挨拶のときにもこんな嫌味を残していた。
「新郎新婦ともに同じ会社ということで、先程からの流れるような司会、仲間内だけの笑いによる祝辞と、非常にスムーズな中にも馴れ合った嫌な雰囲気の結婚式を堪能させていただいております」

「やる気のある者は去れ」はタモリの名言の一つとして数えられている。2014年2月10日の『笑っていいとも！』でタモリはこの名言について以下のように語っている。
「やる気のある奴ってのは、物事の中心しか見ていない。面白いことはその周辺にある。あいつらはそれに気がついていない。視野が狭いのだ。先輩のやることをちゃんとやっていれば、上達すると思っている」
　まるで、『人生のパイセンTV』スタッフと今のフジテレビを表しているかのようだ。タモリが『ヨルタモリ』を辞めた理由もここにあるような気がしてならない。
　テレビのメーンストリームを走ってきたフジテレビだが、最近は視聴率の低迷ぶりに歯止めがかからない状態となっている。新宿区河田町から港区台場へ本社移転して、18年。フジテレビはお台場という離れ小島で過ごしているうちに、世間から孤立し始めているのではないだろうか。お台場だけで番組を作っているうちに"お台場頭"になっていないか危惧してしまう。今後、視聴者から失笑されることのない番組作りを行ってもらえるよう祈るばかりである。
（文＝加藤宏和）

引用：タモリがフジテレビの“内輪受け“に辟易!?『ヨルタモリ』打ち切りの理由とは...tocana / 2015年9月10日 8時0分

　『ヨルタモリ』打ち切りの原因は、タモリさんやスタッフ独自の美学によるものだったみたいですね。
しかし、フジテレビは近年視聴率低迷が続いていますからね。手放すには惜しい部分もあった事でしょう。筆者が「今後、視聴者から失笑されることのない番組作りを行ってもらえるよう祈るばかりである。」と締めていますが、あまり期待出来ないな。