奇改屋のチラ裏雑記

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2017年05月28日

映画「聲の形」をあらためて観た。

テーマ： DVD映画鑑賞(14227)

カテゴリ：映画鑑賞

昨日観た「チョイヤメ」が残念すぎて、
正直なところ今日は動く気がしなかった。。
原作を読まずに観た方がよかったのかもしれない。
しかしながら、人間の本質が描かれていて、
そこを目の当たりにしたというのもある。
人は、だれしも死にたがっている。
グラスホッパーの鯨の台詞だったか。
チョイヤメでは、純が死に、
青山も五十嵐も母も死ぬことを考えていた。
聲の形では、将也も硝子も死のうとした。
自殺屋＠鯨がいたらあっという間に死んでいる。
人は一人では生きていけない。
「ちょいやめ」は、自分を大切に思う人のためにも、
生きろという。映画は希望を付け足しているが。
「聲の形」は、もっと深い人間社会の問題を、
晒してはいるが基本、人は人間としてしか生きれない。
生きるのを手伝って欲しい。。
そんなことを西宮に懇願する石田。

自分もまた、トラウマがあり、おおよそ人間とはいえない。
実に最悪な時を過ごしているし、
鯨がいれば、終っているだろう。
とても生きるのがメンドクサイってのが本音だからだ。
たとえば仕事がパンパンで、だがしかし総理大臣のせいで、
残業もできないうえに、資格試験まで受けろと言われつつ、
仕事をとって実務工事もヤレと命令し、
時間を制限しといて稼働率100％を求められる。
そんな真っ黒すぎるブラック企業もあるだろう。
世にでないだけで多くの人が死んでいるのだろう。
昨日、「ちょっと今から仕事やめてくる」の感想の中で、
こんなギャグにもならないブラック企業なんてあるか、
と書いたものの、、本物のブラック企業の闇はもっと深い。
コンプライアンス的な環境や安全を管理する部署なんぞ、
奴隷の管理と隠蔽が仕事だってことを、政府は知るべきだ。
電通の件なんて、ほんの氷山の一角ってのは誰しもが知る事実で、
それがあったことで、もっともっと企業は陰湿になっていく。
さてさてさーて、オレも闇に葬られる前に神さまにお願いしとかねーと。

神さまどうかもうひとふり
俺に力をください
もう嫌なことから逃げません.
西宮を言い訳にしません.
明日からみんなの顔ちゃんと見ます.
明日からちゃんとするから.

そんな明日さえ許されないなら.
俺でいいです。。