ラジオ、ときどきラーメン2

ラジオ、ときどきラーメン2

PR

カレンダー

サイド自由欄




2015.08.05
XML
カテゴリ: 無線機
[1]相互変調…自局とは全く関係のない二波で起こる妨害



  ・その2局の周波数差が受信周波数や中間周波数にかぶる

<対策>
  ・必要帯域外の電波を高周波増幅器に入れない
    妨害波が高周波増幅段に入ってこないように、フィルタやトラップを受信機の手前に入れることが有効に
    なります。
  ・増幅段の直線性を良くする。
    そもそもの原因が回路の非直線動作にあるので。


[2]混変調…強い局に自局の受信信号が変調を受ける


  ・強力な周波数の局が現れている
    普通、妨害局の周波数は、自局の高周波増幅段の帯域外にある場合に起こります。
    相互変調が2局以上でしたが、混変調は1局でも起こります。

  ・その局が振幅変調波を出力している
    全く強度が変化しないのなら、混変調は起こりません。

  受信機の高周波増幅段や中間周波増幅段が非直線性を持つ(ひずみが生じる)と、希望波が妨害波に変調され、
  fD-fsやfD+fsという成分が発生します。

<対策>
  この混変調を防ぐために採る対策は、基本的には相互変調と同じです。

  ・近くに放送局がある、などで常時強い電波が出ているが周波数が変化しないような場合は、プリセレクタ
   など、アマチュアバンドのみを高周波増幅に入力するようなフィルタが有効でしょう。

  ・目的波が十分強いなら、アッテネータを入れるなどして、妨害波がひずみが起こらないレベルにするのも一つの手です。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.08.06 03:21:33
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: