ドクターイワタの認知症ブログ~東海エリア最高の治療実績~

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Oct 17, 2017
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長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト​

日本脳神経外科学会第76回学術総会


20171015@日本脳神経外科学会第76回学術総会

症例報告

20171015@6369@1061
デイサービスからの紹介である。既往歴:内科 1.ゼチーア 2.ニバジール 3.アロプリノール 4.メキシチール 5.タケプロン 6.アダラート 7.テノーミン 8.マイスリー。物忘れ、幻視、夢の続き、夜間大声、昼間傾眠、夜間不眠、夜間せん妄、尿便失禁、振戦、小刻み歩行、歯車様固縮を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮なし、3.側頭葉萎縮軽度、4.海馬萎縮軽度、5.両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域脳梗塞。以上から、レビースコア:11、ピックスコア:1.5、レビー小体型認知症(DLB)/正常圧水頭症(NPH)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:25/30、近時記憶6/6と軽度認知障害(MCI)していた。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始、フェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール50mgを開始した。易転倒にドパコール50mgを開始した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:19/30(-6)、近時記憶6/6(+-)と中等度悪化、上記周辺症状はすべて消失した。リバスタッチパッチ4.5mgを中止、フェルガード100M粒2錠からNewフェルガードLA粒4錠へ変更を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール50mgから100mgへ増量、サアミオン10mgを開始した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:25/30(+6)、近時記憶6/6(+-)と治療前の状態に戻った。8か月後、中核症状は改訂長谷川式:28/30(+3)、近時記憶6/6(+-)と軽度改善した。17か月後、中核症状は改訂長谷川式:25/30(-3)、近時記憶4/6(-2)と軽度悪化した。食事制限をしておりビタミンB1、B12、葉酸精密検査と共にビタノイリン50mgを開始した。18ヶ月後、中核症状は改訂長谷川式:27/30(+2)、近時記憶6/6(+2)と軽度改善した。ビタミンB1低下症(VitB1=33,VitB12=505,葉酸=22.6)を認めたためビタノイリン50mgを継続した。

20171015@7128@1062
知り合いからの紹介である。物忘れ、易興奮、妄想、甘い物好き、腕組み、膝組み、尿便失禁、語義失語を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮軽度、3.左>右側頭葉萎縮中等度、4.左>右海馬萎縮中等度、5.両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞、6.その他 前角拡大。以上から、レビースコア:0、ピックスコア:7、前頭側頭葉変性症(意味性認知症,SD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:15/30、近時記憶2/6と軽度低下していた。認知機能低下にレミニール4mg/ナウゼリン10mgを開始、フェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール100mgを開始、プロルベインDR2Capを勧めた。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:13/30(-2)、近時記憶0/6(-2)と軽度低下した。レミニール4mg/ナウゼリン10mgを中止、8日目からリバスタッチパッチ4.5mgを開始した。2か月後、中核症状は改訂長谷川式:11/30(-2)、近時記憶2/6(+2)と更に悪化した。味覚低下から亜鉛欠乏症を疑い、亜鉛血中濃度を調べると動時にプロマック150mg開始した。食欲低下および体重減少からビタミンB欠乏症を疑い、ビタミンB1、B12、葉酸精密検査を施行すると動時にビタメジン静注およびビタノイリン100mg内服開始した。3か月後、中核症状は改訂長谷川式:16/30(+5)、近時記憶1/6(-1)と中等度改善、亜鉛欠乏症(Zn=61)にプロマック継続、ビタミンB1欠乏症(VitB1=14)およびビタミンB12低下症(VitB12=244)にビタメジン静注を継続した。抗認知症薬を投与しても認知機能低下が進行する場合はビタミンB欠乏症を合併している可能性が高いこと、ビタミンB1欠乏症は不安と不穏症状を引き起こすことが示唆された

20171015@7130@1063
親戚からの紹介である。既往歴:神経内科 1.アーテン/ハルナール 2.トレキーフ/レキップ 3.コムタン/ドパコール 4.アレジオン 5.アミティーザ 6.エフピー。物忘れ、幻視、夜間大声、夢の続き、夜間せん妄、REM睡眠行動障害、妄想、生真面目、昼間傾眠、徘徊、易転倒、嚥下困難、食欲低下を呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮軽度、3.側頭葉萎縮なし、4.海馬萎縮なし、5.脳梗塞なし、6.その他 両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:5.5ピックスコア:1、レビー小体型認知症(DLB)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:12.5/30、近時記憶1/6と中等度低下していた。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始、フェルガード100M粒4錠を勧めた。易転倒にグルタチオン2000mg、せん妄にシチコリン1000mg静注を開始した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:8/30(-4.5)、近時記憶0/6(-1)と中等度低下、幻視、夜間大声、夢の続き以外上記周辺症状はすべて消失した。リバスタッチパッチ4.5mg中止、8日目からドネペジル1mgへ変更した。視、夜間大声、夢の続きに抑肝散5g/アスパラK1.2gを開始した。3か月後、中核症状は改訂長谷川式:16/30(+8)、近時記憶1/6(+1)と著明改善、上記周辺症状はすべて消失した。

20171015@7154@1064
インターネット検索で来院された。既往歴:内科 1.クレストール 2.ネシーナ 3.アマリール 4.リカルボン 5.グルコバイ 6.マイスリー。物忘れ、易興奮、悪夢、生真面目、易転倒、収集癖、アルコールを呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮なし、3.側頭葉萎縮なし、4.海馬萎縮なし、5.脳梗塞なし。以上から、レビースコア:3、ピックスコア:0、レビー小体型認知症(DLB)を呈する石灰化を伴うびまん性神経原線維変化病(DNTC)類似疾患として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:17.5/30、近時記憶3/6と軽度低下していた。認知機能低下にリバスタッチパッチ4.5mgを開始した。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:19/30(+1.5)、近時記憶4/6(+1)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。2か月後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+5)、近時記憶5/6(+1)と更に中等度改善した。3か月後、中核症状は改訂長谷川式:28/30(+4)、近時記憶6/6(+1) と更に中等度改善した。

20171015@7223@1065
開業医からの紹介である。既往歴:内科 1.アイミックス 2.アダラート。物忘れ、生真面目、腕組みを呈していた。頭部CT:1.頭頂葉萎縮なし、2.前頭葉萎縮なし、3.側頭葉萎縮、4.海馬萎縮中等度、5.両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞。以上から、レビースコア:0.5、ピックスコア:1、混合型認知症(MIX)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:9/9、改訂長谷川式:18/30、近時記憶0/6と軽度低下していた。認知機能低下にドネペジル1.5mgを開始、フェルガード100M粒2錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にプレタール100mgとサアミオン10mgを開始、プロルベインDR2Capを勧めた。BP153/80。1か月後、中核症状は改訂長谷川式:22/30(+4)、近時記憶2/6(+2)と中等度改善した。BP147/83。VitB1=33,VitB12=473,葉酸=10.1。ビタミンB1低下症にメタボリン50mg筋注を開始した。





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Last updated  Jun 18, 2023 04:25:51 PM
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