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2008.06.17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
「シモネッタのデカメロン」から幾つかの話題をご紹介した田丸シモネッタ久美子女史の最初の著書「パーネ・アモーレ」を読みました。

その中にあった「すさまじい悪戯」では、ボローニャ大学生五十人が、当時のアンドレオッティ公共事業相に対して企てた壮大な、傑作悪戯が披露されていますが、残念乍ら、長くなりますので割愛、女史が愛息に行った数々の悪戯を二回に分けてご紹介します。


 ・・・・

 イタリア人に影響を受けた私もまた、おとなげない悪戯を数限りなくしてきた。最大の被害者は息子。二階から呼び、階段をかけあがってくる息子の上にとりこんだばかりの洗濯物を降らせる。一度干したてのふかふかのふとんを落としたら、ふとんと一緒に四段くらい落ちていった。暑い夏の日は学校帰りを待ち伏せ、二階の部屋から大型水鉄砲の洗礼。

「人生油断は禁物。平和時こそ安全確認」と一応教訓を垂れるが、自分が面白がっているだけである。

 あるとき、新幹線の窓際の席に三歳のの息子、隣に私が座り、見送りに来ていた父親にガラス越しに手を振っていた。息子の顔がひきつった。そばにいたはずの私も父親と一緒に車外から自分に向かって手を振っているのである。彼は泣きながら、ホームに走りでてきた。出発までまだ五分以上あり、車内もほぼ空席なのを見てからかったのである。

 アメリカ旅行のときは、「迷子になったら、この紙を近くの人に見せるのよ。ホテルの名前や住所が英語で書いてあるからね」とズボンのポケットに紙を入れる。旅行中息子が何気なくその紙を取り出して見ると、片面には本当に連絡先が英語で書いてあるのだが、裏には日本語で「もう、おとうさん、おかあさんをさがさないでください。アメリカでひとりでりっぱにいきていってね」とある。いつもの冗談と一応笑ったものの、息子は旅行中ずっと私の手をしっかりと握って離さなかった。これは迷子にならない効果満点であった。

 ・・・・


真面目一方の母親に育てられたにも拘わらず、今現在、こんなにもシッチャカメッチャカ、性格破綻の小生が、女史のような母親を持ち、こうした悪戯の洗礼を受けていたら、どうなっていたかと考えてしまいます。亡妻は、上に「クソ」が付く真面目、お蔭で子供たちの被害は皆無でしたが・・・。



(Edelstoffさん)
こんな悪ふざけ好きのシモネッタ女史なら、子供交換、亭主交換、家交換のジョークなど日常茶飯事だったことでしょうね。もっとも敗者復活戦で、今ではこの息子さんにからかわれっぱなしかもしれませんが。

(偏屈老人)
Edelstoffさん
この息子さんも、今ではイケメンの素晴らしい青年になっているとか・・・。





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Last updated  2008.06.25 05:18:51
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