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「天使のハーモニー」というのは、ハンドベルの演奏のことです。11月9日の主日、日頃通う蓮根バプテスト教会で、礼拝の終了後、明治学院中学校ハンドベルクワイア( 合奏団 )によるハンドベルコンサートが開かれました。
主日礼拝では、高木牧師のメッセージの前に、二期会所属のバリトン稲垣俊也先生の証と特別賛美がありましたから、この日は二つの素晴らしい音楽の賜物に恵まれた訳です。
稲垣俊哉先生は、各方面での広い音楽活動と共に東京基督教大学、聖学院大学、自由学園大学部で講師を務められ、月に一度蓮根バプテスト教会で証と特別賛美のご奉仕をして下さいます。諧謔を交え、音楽を中心にしながらも神様と私たちとの関わりを深く感じさせて下さる証と会堂一杯に朗々と響き渡るバリトンの特別賛美。これだけでも、能( あた )う限り多くの方にお聴き頂きたいと思いました。
さて、愈々ハンドベルコンサートです。この日は、明治学院中学校ハンドベルクワイアの二、三年生二十名( 内、男子は一名だけ、女子の虐めに会わないのかなあ・・? )が来演してくれました。このクワイアは、各地のコンクールで優勝したり、NHKテレビにも出演するほどの名門とか。指揮は、全くの偶然ですが、東京芸大で稲垣俊也先生と同級であったという、同姓の稲垣和良先生です。
最近は、クラブ活動にハンドベルを取り上げる学校が多いようですが、戦後の貧しい学生時代を送った愚生には、余り馴染みがなく、一定レベル以上のきちんとしたコンサートを聴いたのは、今回が初めてでした。
ハンドベルは、十七世紀頃にイギリスで教会のタワー・ベル( チャーチ・ベル )の練習をするために、生まれた楽器とのことですが、一つのベルが一音ですから、目の前に沢山のベルを並べ、それを目まぐるしく手に取り、手渡しながら、色々なテクニックをこらし、皆で呼吸( いき )を一つにして、クワイア全体が一つの楽器になるように演奏する。中には、両手でやっと抱えられるくらい大きなベルもあります。目を見開いているとついつい、汗だくになって、ベルに取り組む女の子たちの奮闘振りに目を奪われてしまいますから、天使のハーモニーを楽しむためには瞑目していた方がよかったのかも知れません。
天上の音楽を思わせる美しいベルの音( ね )、その素晴らしい演奏が会堂を満たし、至福の時にただ感謝でした。
2 軽騎兵序曲 ( スッペ )
3 ワルツ( 「白鳥の湖」より ) ( チャイコフスキー )
4 ハヴァ ナギーラ ( イスラエル民謡 )
5 アラジン(ディズニー映画より) ( メンケン )
6 オペラ座の怪人 ( ロイド )
7 シャル ウィ ダンス? ( ロジャース )
8 リメンバランス ( ブックウォルター )
9 プロムナードとキエフの大門(「展覧会の絵」より) ( ムソルグスキー )
稲垣先生の特別賛美は、「まもなくかなたの」( 新生賛美歌602番 )、「感謝します」( ゴスペル )でした。