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2010.10.02
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カテゴリ: カテゴリ未分類
自分がバカなので、本屋でバカとかアホというタイトルの本を見掛けるとつい購入してしまいます。自称ラジオバカの永六輔氏と同じく自称編集バカの矢崎泰久氏( 元「話の特集」編集長兼社主 )の対談集「バカまるだし」も、この伝で買って読みました。その第三章「色を好む英雄バカ」の中の一節です。


・・・

永  それからもうひとつ多かったのは、朝青龍が土俵入りするときに、縄を締めてるのはなぜだっていう質問。つまり横綱の注連縄( しめなわ )が不思議なんですよ。

矢崎 それは日本人でもよくわかっていない。

永  でしょう。あの注連縄って、神道では「標( しめ )」といって、神様のいる場所とそうじゃない場所とを分けるものなんですね。つまり、神棚と同じで、あの向こう側に神様がいるわけですよ。

矢崎 横綱の場合は、オチンチンだ( 笑 )。

永  そう。日本に昔からある男根神話からきているわけですよ。
   たとえば、大黒様もそうですよ。大きな頭巾をかぶって二つの俵の上に乗っかっているでしょ。あれを裏から見ると、俵は金玉、男根そのものじゃないですか。御柱祭りとか、豊作を祈願して柱を立てるのも、男根信仰ですよね。だからモンゴルの学生に、「朝青龍のオチンチンは神様なんだ」と言ったら、みんなビックリしてた( 笑 )。

矢崎 そういうことを聞けば、あの土俵入りもなんとなくわかるような気がしてくるんだよね。戦時中の遥拝の話でも、若いヤツに「チンチン電車に乗って・・・」なんて話しても、そのチンチン電車が通じない。こっちがふざけてると思うんだよ。



矢崎 そういえばチンチン電車も少なくなってきたけど、お座敷芸で「花電車」というのがあったじゃない。芸者衆がアソコでタバコ吸ったり、書き初めをしたり。

永  あなたの連想の飛躍には、ときどきついていけないときがある( 笑 )。

矢崎 ストリップでもやっていたときがあるけど、昔さ、浅草に「カジノ座」ってストリップ劇場があったじゃない。そこに新聞記者時代によく通っていたんです。

永  隣のフランス座で井上ひさしさんが台本を書いていた頃ね。

矢崎 そう。亡くなった本田靖春とよく行っていたんだけど、踊り子とも仲良くなってるから、舞台がはねて楽屋を覗( のぞ )くと、「一緒にお風呂入ろうよ」なんて誘われるんですよ。それがうれしくてね( 笑 )。女だらけのお風呂で、男二人。あのデルタなんとかいうのもつけてない、もうスッポンポン。

永  あなたが今言おうとしたのは、バタフライのことね( 笑 )。

矢崎 そうそう、バタフライをとったらデルタだらけ。あの頃はいい時代だったなぁ。女だらけの風呂に誘ってくれるなんて、粋( いき )じゃないですか。

永  デレ~っとしたブンヤちゃんをからかってやろうってことじゃないの?

・・・


と、こんな具合に、おバカな愚生向きの、何ともバカバカしくも楽しい対話が、開けっぴろげに続いていきます。

思うのですが、近頃、性そのものは以前より放縦になっているのに、それを明るく豪快に語ることは少なくなってきているようですね。神話時代の天宇受売命( あめのうずめのみこと )に立ち返れとまでは申しませんが、もっと大らかに性を語ることを楽しめないものでしょうか・・。



(Edelstoffさん)
以前は、できない分話して発散していたのを、今では話す時間も惜しんでやる方に専念しているからではないでしょうか?

(偏屈老人)
Edelstoffさん

成る程、話すよりも簡単に出来る今の時代、羨ましいと言うべきでしょうかね。









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Last updated  2010.10.04 04:32:48
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