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2010.10.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
最近、草食系男子などと言われるフェロモンの薄い子が増えている、その原因に関する怖ろしい仮説を新聞で見掛けました。農家が使う野菜のタネに原因があるのではないかというのです。

5月8日の日経夕刊に出ていた野口種苗研究所代表 野口勲氏の談話からです。


タネには、何世代もかけてその土地の気候風土で選抜淘汰を繰り返してきた「固定種」と雑種強勢という植物の持っている性質を利用して、異なる形質の植物を掛け合わせ、一代限りの優秀さを求めた「F1種( 一代雑種 )」があるというのです。

そして、世の中は均一で大量生産に向いた効率的なF1種の時代となり、農家が作る野菜もみな一斉に収穫できるF1種となっているとか。

ミツバチが欧米諸国で突然いなくなったり、女王バチが卵を産まなくなったりする原因がいまだに分かっていませんが、野口さんは、現在のF1種が主に「雄性不稔( ふねん )」という技術を利用して作られていることに疑念を抱いています。

「雄性不稔とは米国で発見され、ごくまれにおしべが退化して葯( やく )の中に花粉がなかったり葯自体もなかったりする不健康な株です。それは細胞内に共生するミトコンドリアが変異して作られる」

「本来タネというのは一粒万倍といって1粒が1年後には1万粒に、2年後には1億粒に、3年後には1兆粒になる。それだけ生命力を持っている。その中の何億株もの中からたった一つだけ見つかった、その花粉のできない異常な個体を、1万、1兆と増やしてそればかりを人間が食べ、ミツバチも花粉のできないものに花をつけるために働かされている。それが一番の原因じゃないかな」

「海外で大規模に雄性不稔のタネの授粉をミツバチがやっている。タマネギやニンジンの採種にミツバチは欠かせない。何百ヘクタールというすごい規模で行っていることはあまり知られていない」

ここから、野口さんの仮説が生まれます。





農家が、生育スピードが速くて収量が多いF1種のタネを使うことは、もう止めようがありません。然し、ミトコンドリアの異常でできた雄性不稔の野菜のタネを作り出すという科学の進歩が人間に撥ね返ってきて悪さをする、タネの会社を儲けさせるために人類の精子の数が減らされていく、本当に怖ろしい話です。科学において求められる倫理とは何かを考えてしまいました。


本編へのコメントです。
(goriyさん)
F1???
一代交雑種、初めて聞いた時は何のレース?と思いましたが・・、まぁ考えようによってはraceにも関連していますが。
実際、F1の種子だらけですが、その次世代の種から先祖帰りの様子を観察するのも一興、ではあります。
もちろん、遺伝子組み換え同様、排除すべき、と考える方も多くいらっしゃいます( ワンガリ・マータイさんも排除派のはずです )。
あまりギラギラ脂ぎったケダモノよりも甘酸っぱいクダモノの方が女性に人気では・・?

(偏屈老人)
goriyさん

まあ、乾燥しきった、萎びた野菜のような爺いの心配することではないのかも知れません。






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Last updated  2010.10.16 05:15:30
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