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2013.04.07
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カテゴリ: 読書感想
三浦しをん女史の情熱ミラクルエッセイ集「悶絶スパイラル」にあった「いいかげん大人になりたいものだ」というエッセイの一部を以下に採録します。


 ・・・

「若いってそんなにいいことですかね」と知人に聞いたら、十歳ほど年上のそのひとは、「そう思えるうちは、まだ若いってことですよ。ぼくなんか最近とみに、若さとはいいもんだったなと思います。徹夜もできたし、勢い( なんの? )があったし・・・」と、なんかしょんぼりしていた。そうなのかー、わたしはまだまだ若いってことなのかー、うふふ、と思った。

 ところがですよ! さっきトイレで発見したのだけど、シモの毛の何本かの根本が茶色くなってるのですよ! これは疑いようもなく、白髪への過渡期にある毛! がびーん!

 こんなことを読まされる読者のかたこそ、「がびーん! どうでもいいよ!」であろうが、私は大変衝撃で、しばらく便座から立ちあがれなかった。三十歳になって間を置かずに、シモの毛が白髪へ移行。がびーん!

 ほんとだー、若さっていいもんだったんだー。

 死は少しずつにじりよってきているのだなと、シモの毛を通して実感させられたくはなかったような・・・。

 そろそろ本格的に、「あたいの生きかたはこれでいいのか」って考えなきゃいけないんだろうが、そういうことは当然、もっとまえから考えておいてしかるべきで、もう手遅れ。いまさら考えるの面倒くさいから、パンツを上げてふらふらと近所の居酒屋に行き、ビールのジョッキを傾けてきた。

 子どものころに想像していた、「ダメな大人」の典型になった感がある。




「ダメな老人」の典型である愚生は、「あたいの死にかたはどうすればいいのか」を考えなきゃいけません。


本編へのコメントです。
(ミンキエッティさん)
偏屈さん  
同感どうかん、どうかんがえりゃいいのよ、まったく。

(偏屈老人)
ミンキエッティさん
愚生は、鈍感どんかん、どうどんびけすりゃいいのよ、まったく、です。





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Last updated  2013.04.08 04:05:17
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