偏屈老人独言

偏屈老人独言

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

偏屈老人

偏屈老人

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

聖書預言@ Re:殺人(冗句・その2336)(01/24) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
aki@ Re:一番悲しむのは誰(冗句)(01/16) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
文化の日剣の舞に分化知る@ 自然数の本性 ≪…「目が四角になる」・≫の[四角]に、 …
jiyma21 @ Re:替え歌「泳げたいやきくん」(冗句・その1629)(06/13) はじめまして。久しぶりに笑いました。 完…
Edelstoff@ 迷走するだけでも・・・ はた迷惑なのに、暴走するから困るんです・…

Freepage List

2014.01.22
XML
カテゴリ: コラム記事

日経夕刊のコラム「さらりーまん生態( いきざま )学」から作家江波戸 哲夫氏の「リタイア組の決算書」と題する一文です( 2013年9月4日 )。


 「昔、『男の顔は履歴書』っていう映画があったよな。そしたらどこかの作家が"女の顔は請求書"って付け加えた」 

 酒席で旧友Tがこう切り出した。私が古い記憶を探っていると、Tはさらに続けた。

 「ところで、リタイア組の顔は何だと思う?」

 意表を突かれて考え込んでいる私にTがいった。

 「リタイア組の顔は決算書だろう」

 Tは半年前、長いサラリーマン生活を完全に卒業し、いま自分のン十年の決算書をしみじみ眺めているという。

 「サラリーマン時代に色んな事業に関わって、それぞれに利益計算は出ているけど、何かで損をしても、いつも『いま仕掛けている次の事業の儲けでカバーしてみせるさ』と思っていたから、現役時代おれの損得は確定しなかった」

 なるほど。サラリーマンをとうに辞めた私でも、Tのいいたいことは分かる。

 ユニクロの柳井正氏の著書「一勝九敗」じゃないけれど、多くの事業の勝率は、野球の打率に遠く及ばないと皆知っているから、少しの失敗をしてもいつも、「次こそは」と思って、元気を取り戻すことができた。

 「だけどさ」とTが続けた。

 「リタイアすると、もう"次こそは"がないんだよ。これは辛いぞ。次こそがないのに、納得できる決算書を書けたサラリーマンなんてごく少数だろう」

 なるほど。大きな一勝をした後に決算書を書けるならまだいいが、九敗が続いた後、次の勝ちが来る前にリタイアするのでは、目も当てられない。

 「自由業はいつまでも決算書を書かなくていいからいいよな」とTがいった。

 「馬鹿いえ」と応じた私は、何人もの作家がよく「次作こそ代表作です」と発言していることを思い浮かべていた。


これを読んでしみじみと鏡の中を眺めると、そこには老いさらばえた、債務超過の決算書しか映っていません。

然し、考えてみれば、リタイアで人生が終わる訳ではありません。残された人生を実り多い、有意義なものにすることによって、立派な決算書の死に顔にすることを密かに願っています。

本編へのコメントです。

(Edelstoffさん)

人生仕事だけが全てではありませんし、この人生もこれっきりではなく、生まれ変わって次の人生がありますから、この決算書はそれこそ中学校の期末試験と思えば、まだまだ上があります( だといいのですが・・ )。

(偏屈老人)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014.01.27 03:38:46
コメント(2) | コメントを書く
[コラム記事] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: