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2015.03.13
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カテゴリ: 読書感想

(「談志楽屋噺」より )


 ある日、升蔵といった頃の円蔵がきて、
「兄( アニ )さん、洒落になんないよ、あのチー公( 小痴樂 )のやつは」
「どうしたの」
「ウチで飲んでて、遅くなったから今夜は俺ん家( ち )に泊まっていくんだろうと言ったら、イヤ帰るという。なんで帰るんだいって聞いたら、小指出して、女( これ )のとこだ」
 そうしたら翌日、早速女房から電話がかかってきた。
「うちの人います?」
「いますよ」と升蔵。
「出して下さい。用があるから」
「寝てますよ」
「起こしてくれない」
「いや、ちょっと離れてるし、昨夜遅かったから寝てるんだ。後で電話掛けさせるよ」と言う升蔵に小痴樂の女房は、
「いないんでしょう。隠さないでよ、いないなら、いないと正直に言ってよ」
「いますよ」
「嘘でしょう、じゃ出してよ」
「だから寝てるから」
「嘘つかないで」って散々押し問答やったら、何と小痴樂向うにいるんだ、女房と一緒に。
「升やん、おれはシャレが強いぞ」ってガチャンと切った。升蔵怒ったね。こういうことを平気でやる。


やる方は面白いでしょうが、これをやられたら堪りませんね。友達付き合いも何もかも、何処かへ飛んでいってしまいます。






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Last updated  2015.03.13 05:01:12 コメントを書く
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