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カテゴリ: 音楽
「温故知新」という言葉が好きです。

「古きを温(たず)ねて新しきを知る」という意味で、古くからあるものを見て、そこから新しいものを見出してゆくという意味となります。

新しいものは古きものから見出されることであり、むしろその方がより斬新なものが生まれたりするものです。

最近、昭和の時代を振り返る企画が目立ちますが、当時の携帯もインターネットもなく、時間の流れも人の交流もまったく違い、そして同じものを同じように感動を分かち合っていた時代を振り返れば、そこには現代の効率や便利さの犠牲になって消えていった美しきものを、情緒と感性を刺激させられながら、私たちの心の中によみがえらせてくれるからでしょう。
古いものを見る目と心には、感性が磨かれるのです。

たとえば昔の恋を思い出せば、ほろ苦い恥じらいと、数多くの失態、失敗もよみがえり、それがこれからの恋におのずと役立ち、新しい恋を愉しむ感性が育っていることに気がついたり。

文学においても、川端康成、三島由紀夫、夏目漱石、最近では泉鏡花の古い作品が好きですが、若いときに読んだ際には理解できなかった、男と女の間の心の揺らぎや感性を、自分も年を重ねてきたことで、存分に感じることが出来るようになり、いつの時代も変わらない愛や恋、情というものを、この古い作品を読んで、現代につながるものを実感させてもらえています。

先人が築いてきたせっかくのたくさんの文化、触れなかったらもったいないじゃあないですか。

そんな温故知新を感じる素晴らしい作品に、今日もめぐり会いました。


昭和八十三年度! ひとり紅白歌合戦

ひとり紅白


この中で歌われているほとんどの曲は私にとってリアルタイムであり、素晴らしい演奏と共に、当時の想い出がよみがえったり、当時はあまり気にもしなかった曲も、実は深い意味があることに気がつかせてもらったり。。

特に男と女の情念を歌う曲の歌詞では、短い言葉の中で実に味わい深く、濃い内容になっていることに改めて驚き。。。
(たとえば、「他人の関係」の歌詞は今聴けば驚愕ものだし、「終着駅」もひとつの短編小説のよう。。)

こんな古き名曲たちを鮮やかによみがえらせてくれた桑田氏には脱帽。。

日本語の奥の深さはこんな昭和歌謡にもふんだんに詰まっているのですね。。歌においては、歌詞をおろそかにはできないことは、現代のJPOPでも言えることでしょう。

カラオケに行きたくなりました。。。男と女の情念歌いたい。。
どなたかご一緒しませんか? 

~~~~~~~

その一方で、温故知新とは言えない、嫌いなCMについて。。

加山雄三

宇宙戦艦ヤマト
ウルトラマン
ウルトラセブン
スター・ウォーズ
筋肉マン

仮面ライダー
などなど

これらもみな昭和の時代の文化として人々をときめかせたものであり、いろんな想い出を持つ方も少なくないでしょう。

でもこれらがパチンコのCMでテレビに登場すると、最初は確かに懐かしさにぐっと画面に引き寄せられるのですが、その後の落胆も大きく。。

自分の大切にしている心の想い出を、無理矢理に乱暴に引っ張り出されてしまうような不快感を感じる人もきっと多いはず。。
それは先に述べた昔を振り返る感性、情緒が伴わず、商業的にあからさまに使われてしまっているから。。

特に、最近呆然としていますのは
ドリフターズといかりやさんが登場するCM。

亡くなった人まであんなふうに登場させてはいけない。
故人を尊重して昔の番組を見るのは違う。。。

温故知新。。。

とはこの場合言えない。





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Last updated  2009.04.29 21:48:15
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