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2020.02.16
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カテゴリ: 学習・教育
「3000円の商品を2割引で買いました。いくら支払いましたか。」


(均等に分けても20人ずつだから、大して少人数になっていないとは思うのだが。)

で、どうやって分けているかというと、「習熟度」つまりレベル別だ。
できる子とできない子に分けて、それぞれに合った課題に取り組む。

例えば、冒頭の
「3000円の商品を2割引で買いました。いくら支払いましたか。」
という問いに対して、低位のクラスでは、
3000×0.2=600
3000-600=2400
と答えを求めたが、上位のクラスでは、

とやっていた。

結局は同じ答えが出るので、どちらでもよいのだが、上位クラスの児童は「○円の□割引は○×(1-0.□)を計算すればいい」と暗記し、当てはめて計算しており、下位クラスの解き方の方が割引の意味を考えて立式できているように、私には思えてしまった。

【解き方・公式を覚える】のではなく、【本質を捉えて】問題を解決する経験を重ねていく方が、思考力は伸びると私は思う。

ところで、小学校では、「1割=0.1」「2割=0.2」と小数で習い、ほとんどの児童はこれを覚え、計算式を立てるのだが、この日参観した上位クラスの教室にはそうではないキラリと光る児童がいた。

その児童は、 「3000円の2割」を
3000÷10×2=600
と計算していた。
要するに「2割は、もとの量を10等分したときの2つ分にあたる」という歩合の定義をちゃんと理解して式を立てているのだ。

これぞ本質。

全くの赤の他人であるが、その子の将来が楽しみであるとともに、このまま、公式主義やチャート主義に毒されずに成長してほしいと願わずにはいられなかった。

ちなみに、私が何者かというと、教育の研究者でも何でもなく、小学生の子をもつ、一保護者である。



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算数の図鑑 小学生のうちに伸ばしたい数&図形センスをみがく キャロル・ヴォーダマン/著


算数なるほど大図鑑 考える力が身につく!好きになる 桜井進/監修


さわって学べる算数図鑑 / 原タイトル:Really Incredible Maths Book/ 朝倉仁/監修 山田美愛/訳


算数が好きになる本 算数を学ぶ意味と方法がわかる (世の中への扉)/ 芳沢光雄/著 小松亜紗美/絵


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ぜったい算数がすきになる! (ぜったいすきになる!) / 坪田耕三/監修





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最終更新日  2020.02.17 06:25:12
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