あるものはお弁当の支度、
あるものは トイレにてお着替え
そんなありふれた学童のお昼時
何気にトイレをチェックしたザッキーはビックリ
いつもトイレ入り口に並べてある2足のスリッパがどちらもない・・。
仕方が無いので 靴下のままトイレに入り個室をチェックすると
便器周りに履きちらかしたスリッパが2足
こんな行儀が悪い子がいたものか?と
怒り爆発で 学童の子全員をトイレ前に集合させ
誰が個室を使ったのか? (はじめは)穏やかに問いかけた
そしたら 集まった子ども達 全員"知らない"っていうじゃない?
≪穏やかだった心もちょっとカッカと燃え上がりはじめ≫
そんなはずはないと ちょっと強硬手段に打って出てみることに!
『わかった・・。誰も使ってないっていうんだったら
今から警察に来てもらってこのスリッパ調べてもらうからね?
それでいいんだね?
もし それで この中の誰かが使ったって分かったら・・
その時は先生、もっとその子のこと怒るから・・』
ちょっと脅迫に近いけど
嘘をついてる子どもの心を揺さぶるにはこの方法が手っ取り早いから・・ね。
現に・・そうザッキーが言った後
すぐ児童の2人が手をあげたんだ
ちょっと悲しかったな・・
うちの学童のとりえは"素直さ"とずっとそう信じてたから・・。
誰でも自分をよく見せたい、思ってもらいたいのは同じ・・
でも人間、一回嘘をつくと
その嘘を隠すために今度はより大きな嘘をつくようになるもの・・。
嘘をず~っとついていると自分がつらくなるだけなんだよね?
今回 自分が個室を使ったと言い出せなかった子ども達はきっと
単に"先生に怒られたくなかったから"という理由で嘘をついたのかもしれないけど
嘘が誰にもバレず
たんたんと世の中まかり通ると信じてしまったら 恐ろしいもんね?
余計なお節介かもしれないけど
今の時代、こ~いったこと 子ども達に教えてあげることも大事なんだよね?
入り口に並べてあったスリッパを元の位置に戻しておく・・
たったそれだけのことであっても
日頃 親が(習慣として)自らそれを子どもの前でやってみせていなければ
恐らくはこうしたことすら 当たり前にはできないのだと思う。
ザッキ~、最後に子ども達にこう言った・・。
『お掃除まで君たちにやれとは言わないけど
自分が履いた物、そこにあったものを動かしたら
せめて"次に使う人のことを考えて*元あった場所に戻しておくやさしさ"くらいは持とうな?』
そんなことがあってから
子ども達は自分達が履いたスリッパを元の位置に戻すように心掛けてきたみたい・・。
まだ1日2日足らずのことだからどれくらい続くかは?わからないけどね
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