セミリアイア「晩年」日記

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2020.09.13
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カテゴリ: 日々雑感
さて。今日は地元の選手権なのだが、どうなるのだろうか。

というのは、昨日からの雨はやむ気配がなく、予報では明日までずっと雨マークだ。風も強く10~12m。

これが15年前なら、何の問題もなくやっていただろう。

今なら、自分の予想としては、誰も来ないか、2,3人の常連が来て、顔を見合わせて「やめとこうか」ということになる。どこの地区協会も同じような状況だ。地区独自の試合が成立しなくなるくらい、会員数が減ってきている。新規会員がなかなか入らず、会員の高齢化が進んでいく。このままいくと、おそらく地区協会の大半は消滅することになるだろう。

理由はいろいろあるが、そもそもこの競技に興味関心のある人はおそらく10人に1人いるかどうか。さらに適性があるかどうかでいえば、50人に1人くらいだろう。なにしろ、テニスとかバドミントンなどの個人競技と比べても、まったく面白そうでない。ガッツポーズもなければ、ハラハラドキドキの試合展開もない。傍目で見ていれば、みんな笛が鳴ったら射線に立って、6本射って、的に歩き、スコアをつけて、矢を抜いて、帰って来る。しかも、たいていは苦虫を噛み潰したような不機嫌な顔だ。

この歳になっても、まだ公認競技には出られるのだから、生涯スポーツとしての魅力はあるのだろうが、高齢者にはいろいろな意味で敷居が高い。まず、普通に歩き、ジョギングくらいはできる健康な高齢者であっても、弓が引けない。この前、隣のご主人が、突然射場に現れて、「ちょっと俺にも射たせて」というので、「じゃあ試しに引いてみて」と言ったのだが、案の定引けなかった。「いや、これはすぐは無理。初心者用のもあるから教室来る?」と水を向けたが、「これ、いくらするの?」と聞く。「全部で20万くらいかな」というと、その時点でもうやる気はないのが顔に現れる。それはそうだ。年金生活で20万の趣味への出費は普通は無理だ。「矢は?」「これは高くないんだけど1本4000円くらい」・・・もう彼がアーチェリーを始めることはないだろう。

選手権に備えて、一応、昨日雨具を引っ張り出し、準備はした。8時ころ行ってみて、近射をしていようとは思う。後は、誰か来るかどうか、である。





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最終更新日  2020.09.13 06:17:46


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