セミリアイア「晩年」日記

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2020.12.10
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カテゴリ: 仕事
今年の冬休みは12月20日から1月11日の23日間。ただし、自分は12月20日から5日間の冬期講習があるから、実質18日間だ。

この仕事をしてよかったと思えるのは、長期休みが実質的な休日となることである。専任の時は、それでも何だかんだと出なければならなかったし、管理職の時はなおさらそうだったが、今は18連休ということになる。

それでも365連休のフルリタイアとは比べようもないが、「毎日が日曜日」というのは、あまりにも退屈だろうし、年金にちょっとだけでもプラスされる収入があるというのも悪くはない。これがないと、我が家の家計は毎月の赤字幅がさらに大きくなるから、少しは緊縮財政をということになるだろう。

それよりも何よりも、仕事は自分の得意なこと、好きなことだけ、つまり「教える」ことだけが仕事なので、少しも苦痛でない。それなりの準備も必要だが、時間はたっぷりとある。その他に、生徒の小論文指導など、他の教員はしていない仕事もあり、考えてみると、その分だけ時間あたり収入は少ないということになる。まったくいるだけマイナスにしかならない教師というのも、再雇用規定のおかげで65歳までは仕事にありついているが、彼らと同じ給与しかない。

自分の仕事を時給換算するようなやり方は、脱工業化時代の考え方ではないだろう。が、もし「成果」で報酬を得る仕組みなら、今の3倍もらってもまだ安い。

しかし、「仕事」とは「お金」がすべてではない。一時間一時間の授業でも「うまく教えられた」という小さな達成感はある。ずっと指導してきた生徒が小論文の腕前が上がり、高倍率の推薦入試を突破するというのは、より達成感が大きい。

何のために働くのか、という問題はこの歳にになると、若い頃とはまったく違う意味で「切実な」問題だ。子どもにまだまだお金がかかる時期、自分なら57歳くらいだったろうか、なにしろ二人合わせて16年も大学、大学院に行ったのだから、普通の4倍くらいの教育費だ。その時までは、働かないという選択肢はなかった。そこから、定年直前にやりたくもない管理職を4年ほどやって、定年延長。やっと今の身になって、もう4年だ。

とっくに辞めていてもおかしくない4年間だった。今は、65歳までの再雇用が世間の「ふつう」らしいが、そこももう過ぎた。最近は70歳とか、「働けるうちは」とか、政権は、生産年齢人口の減少を何とか高齢者と女性の非正規増大で補うのに懸命だが、まあ、その流れに乗っても、別に悪くない。

何しろ、まだこれといって大きな病気もしていない。胃がんになったが、寛解している。あとは座骨神経痛がちょっと、というくらいである。まあ、弓を射てるのだから、どうということはないのだ。



今は准専任という微妙な立場を、規定の例外措置で65歳を過ぎても続けているが、来年度は、今の8割くらいの仕事で、非常勤というのがいいかな。授業だけにはどうせならないとは思うのだが・・・





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最終更新日  2020.12.11 07:20:07
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