セミリアイア「晩年」日記

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2020.12.22
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カテゴリ: 仕事


丁寧に解説することで、あらかじめ解いてきた生徒が「そうか、なるほど」と思えるかどうかが、教える側としては「勝負」だ。「そうか、なるほど」の体験が10回あると、大体自分でいいところまでは解けるようになる。

昨日は小説問題をちょうど半分まで。評論と合わせて、二題を240分くらいかけて解説することになる。今日は、小説の後、古文。現代文と比べると古文、漢文がいかに簡単かが分かるのも、こういう機会だ。

レベルの高い国立大二次試験を除いて、英語もそうだが、現代日本語になった時点で、もう分からないということはない。つまり、口語訳さえできれば、何も解答に困らないし、それができるようになるために必要な知識はわずかだ。

ところが「現代文」はそこからのスタートであり、そもそも何を書いているのかを注意深く読み取る根気のいる作業だ。「テクスト読解の理論」というものがあり、「論理」を「分けて」「つなぐ」読み方をマスターしなければ、高校生には歯が立たない文章である。が、同時に「現代」という自分の生きる時代を単に「表層的」に「類型的」に知るにとどまるか、「多面的」に「深層的」に読み解きつつ生きるのかの分岐点でもある。自分はそういうつもりで「現代文」という科目を教えてきたし、これからも教え続けると思う。





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最終更新日  2020.12.22 06:14:56
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