セミリアイア「晩年」日記

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2021.10.27
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カテゴリ: 時評


ひょっとしたら、国民の平均的政治感情はこんなところではないのだろうか。それで、与党で絶対安定多数をとりそうだ、という情勢分析が一面だ。

現総理について、自分はコロナの最初の方で評価していることが一つある。政調会長として、困窮者に30万円という給付案をまとめたことだ。結局、この案は一人10万円を全国民に、というポピュリズムーバラマキ政策に取って替わられたのだが、政調会長案の方がよほどまっとうな考え方だったと思う。別に収入も減らなかったのに10万円もらってほくそえんでいたのは自分たちだけではなかっただろう。

その次にやったのが例のアベノマスクなのだから、バカが総理大臣などしてはいけないことが、このあたりで国民にも分かりかけてきたのではないか。そして前総理の会見での説明能力のなさに、皆あきれ果てていたところで、現総理登場となったのだから、自分は世上で騒ぐほど不人気でもないだろう、と思っていた。

選挙がどうなるか、今のところ分からないが、自民は微減に止まり、立憲は思ったほど伸びない、というのが昨日の時点での世論調査の結果だ。昨日、BSフジで現首相が出ていたが、この人は説明はまどろっこしく、歯切れはよくないが、慎重でバランスの取れたものの考え方をしているという印象を持った。多分、選挙にも好影響を与えることになるだろう。テレビ的には、これもアタマが悪い前環境大臣とその父親のような、ワンフレーズメッセージを発するだけのバカが絵になるのだろうが、プロレスじゃあるまいし、必殺技のワンフレーズを連呼するだけの政治家には辟易していた。

案外、現総理はしたたかで、徐々にバカな与党政治家の影響力を排除していくのではないかと思う。

それに比べると現野党第一党の党首は、ワンパターンの批判フレーズだけを連呼し、結局はよくものを考えていない人間に見える。消費税を下げるというが、社会保障を立て直すために消費税を上げる議論をするかわりに、解散を約束した民主党最後の元総理大臣の内閣か党の中枢にいたのではないか。それほど、消費税を上げるのは大変だということが骨身に染みているはずなのに、2年間だけ5%に下げて、また10%に戻すなどという実現不可能な愚策を看板にし、前回も書いたが「一億総中流」などという「アナクロニズム、ここに極まれり」としか評しようのないスローガンを掲げて、政権交代などできるはずがない。「中流」について言えば、現総理は昨日のTVで「中流層を分厚く」と言っただけで、決して「総中流」とは言っていない。それが非現実的な目標であることがよく分かっている。

話は変わるが、新聞第一面中央は、現天皇の弟の長女の結婚という話題だった。この件について野次馬的興味がないわけではないが、しょせん他人の結婚の話を批判したり、あるいはどういうわけか知らないが、過度に感情移入して「お幸せに」などと祝意を表したりするつもりはまったくない。この夫婦の尻拭いは、日本にいる間は税金を使って誰かがやるのだろうが、まあ、しょうがないかな、と思う。事実に基づかない誹謗中傷で心的外傷ストレスになったと言うなら、週刊誌を告訴すればいいのに、不要な会見をわざわざ開いて、質問には文書で回答などというふざけたお騒がせは、もうこれっきりにしてもらいたい。





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最終更新日  2021.10.27 06:40:47
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