セミリアイア「晩年」日記

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2022.04.11
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カテゴリ: 日々雑感


一世代30年というが、それ以上の時間が経過している。妻との二人暮らしも、もう15年、父は亡くなる前、5年ほど入院していたから、実質的には20年になる。

もちろん、ずっとこのまま暮らせるわけではなく、身体が言うことを聞かなくなったり、頭がしっかりとものを考えられなくなったりすれば、適当な施設に入ることになるだろう。そのお金は何とかなるだろう。

できることなら、そういう時がなるべく遅くなればいいのだが、それは自分の力ではどうしようもできないことだ。世の中には「いつまでも若々しく」などというサプリや健康法があふれかえっているが、それは「いつまでも死なない」ということであり、虚言中の虚言である。別に毎日せっせと一万歩歩いてる老人たちを批判する気は毛頭ない。しかし、近所で仲良く散歩していた老夫婦とちょっと知り合いになったと思ったら、もう2年もその姿を見ていない。きっとどちらかが施設に入ったか、あるいは亡くなったのか……

施設に入るということは、いわゆるフルリタイアであり、家族ともたまにしか会えないだろうし、まあ、あとは死ぬのを待つ人生だ。「余生」である。

そこへ向けて要領よく立ち回るようなことはあまり考えてはいないが、そろそろどういう施設があって、どのくらいお金がかかるのかくらいは調べておいていいだろう。

まあ、その時まであと10年くらいはありそうなので、今のところは、今まで通り過ごせればいい。新たな孫のために祖父祖母としてできることはしてあげて、息子の方の孫とも、今年も一度は会いたい。

要は家族仲良くという言葉に尽きる。そのためには、適切な距離が必要で、娘も息子ももうすっかり一人前なのだから、余計な口は出さない、何かの節目にはお金は出す。そして、夫婦二人の生活をちゃんと楽しむ。

まあ、家族についての「目標」などという大げさなことはないのだが、あえて言えば、そういうことかな。





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最終更新日  2022.04.11 05:47:54


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