セミリアイア「晩年」日記

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2022.04.28
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カテゴリ: 日々雑感


来客、というのは一昨日申し出た「外貨建て生保」の解約のため担当を引き継いだ方が来ていた。6年ほど前、契約したもので、一括で32,000ドルほど支払い、死亡時45,000ドル受け取れる生命保険として契約した。

当時の担当に説明を受け、こちらからも質問して理解した契約内容は、運用はアメリカ国債のみでするのでそれがデフォルト(不払い)に陥らない限り、ドルでの元本割れはない。5年間は解約に対する手数料は高くなるが、それ以降はほとんど手数料なしで解約できる。円払いで受け取ることも可能で、その場合為替手数料(50銭)がかかる。

「ということは、6年目でもし今より円安の局面があれば、解約して運用益と為替差益を得ることができるから、そういう局面を待っていればいいんですね。生保としては、共済の1,000万掛け捨てのに入っているから、それから見ても、そう魅力はないと思いますけど」というような話をしたことを覚えている。他の教職員にも、パンフを配ってくれという依頼もあったがそれは断った。その当時から「外貨建て○○」という金融商品には、いろいろな問題があったからである。

ただ、非常に有名な会社で、まさかアメリカ国債がデフォルトになることはないし、その当時のレート(114.5円/1ドル)はやがて必ず120円にはなると思ったので、自分は一括払いで契約した。

「国民生活センター」のHPでは、「元本保証」と言われた、「銀行員に勧誘されたが、まったく知らない外資系の会社だった」「解約したら数十万損をした」などのクレームが増えているという。

まず、投信などの株式ファンド運用であれば「元本保証」はあり得ないので、担当者が虚偽の説明をしたことになる。しかし、米国債等での運用ならドル(運用国通貨)ではデフォルトしない限り「元本保証」である。ただし、それを円に換えたときに、為替差損が出て、運用益より差損が大きければ、円での元本割れにはなる。そういうことは「約款」に書く義務があり、ちゃんと書いてある。パンフにも小さいが記載はある。

数百万のお金の運用をするのに、そもそも仲介した銀行の商品と思っていた、とか為替リスクの理解をまったくしていないとか、自分から言わせると、そっちの方が信じがたい。「契約」は車の購入だろうが、クレジットの支払いだろうが、その当事者が確認するのが、常識だ。大卒で勤務し定年退職したいい大人がコロコロ騙される、というか騙されたのではなく、たいていは当人の理解不足なのだが、それは当人の責任であることが大半だ。

自分は定年退職の年に契約したのだが、今の円安の時がいい潮時だと思い解約した。自分の予想では年内に130円/1ドルを超す円安局面はあると思うが、ピンポイントで解約するのは無理だと思っていた。ドル円は多分来年は今の「異次元緩和」総裁が退任し、実際は緊縮財政派の現総理が辞めなければ、再び円高に向かうと思う。

6年間で60万円ほどの運用益を得たのはラッキーだったが、年率だと3%程度である。以前やっていたNISAのインデックスファンド型の積立投信では20ヶ月、月10万の積立で、30万ほどの運用益を得たから、こちらの方が年率はよかったことになる。この時も契約内容に関しては、しつこいほど確認したし、リスクも理解していた。

まあ、このくらいの運用益は、今回三番目の孫が生まれ、お祝いをあげたり、夫婦二人で20泊もホテルに泊まり、通いでお世話をしたりすれば、いくら道民割をフル活用してほとんど2,000円以下でホテルに泊まったにしても、それでトントンなんだけどね。





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最終更新日  2022.04.28 05:29:32


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