セミリアイア「晩年」日記

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2022.08.06
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カテゴリ: 日々雑感


これは、やはり天性のものなのだろう。どういう人間に育っていくのか、まだ全然分からないし、子どものこれからの人生は大体想像できるのだが、孫は全員どうなるか、残念ながら、見届けることはできないだろうし、もちろんその方がいいに決まっている。

考えてみれば、亡くなった両親も孫がどうなるかは見届けられなかった。母は、息子の方が頭がいいと言っていた。中学、高校、大学と娘の方が順調にいったのだが、息子の方はあちらこちらで躓きながらの十代だった。それでも、母は頑としてそう言っていた。今になると、息子は学者になり、娘は歯科医師。まあ、二人とも立派に職業人となったが、頭の良さを求められるのは、息子の職業であることには違いない。去年、共著で出版した保育系の論文集を読むと、まともないい文章を書くようになった。あちこちで講演もしているらしい。

もちろん、母は息子が大学生の時までしか生きられなかったから、その後の姿を見届けていないが、「おばあちゃんが喜んでいるだろうね」という話は何かの折に出る。

父は母より5年ほど長く生きたが、孫娘が大好きだった。その孫娘が、難関大学に受かって、誰よりも喜んでくれた。その父も、娘が結婚し、今や二児の母であり、歯科医と育児で忙しい日を生きている姿は見ていない。

しかし、父も母も、孫たちの将来について、何か揺るぎない自信のようなものを持っていた。あれは、なんだったのかな、と思う。

自分は一人っ子だったので、父母にとっては、一人息子が結婚し、二人の孫を得たことになる。そして、自分たちは、二人の子ども、三人の孫を得た。

父や母が持っていた、三人の孫すべてが、いい人生を送る確信のような感情は、残念だが、自分にはまだない。一番年上の、従って一番よく遊ぶし、仲がいい孫は、体力もあり、頭もいい。でも、こいつは小学校でアタマの悪い教師に当たると苦労するだろうな、と今から心配だし、二番目の孫は歌はうまいが、言葉が遅い。大丈夫かな、とやはりこれも心配している。もっと関わってやりたいのだが、何しろ遠い。三番目は生まれたてで、まだ全然分からない。

ともあれ、





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最終更新日  2022.08.06 05:46:22


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