セミリアイア「晩年」日記

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2022.08.07
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カテゴリ: 時評


例によって(?)、一部はあまり面白くなくて、ついウトウトしてしまった。気がつくと、ダンサーが変わっている。まあ、孫2号と遊んだ疲れが出た。

二部は、「悲劇の白鳥」の演目もあり、最後の大団円はすごくよかった。珍しく、客席の一部ではスタンディングオベーションが起こった。

ところで、「キエフバレー」とチケットに明記された公演名称は、「キーフバレー」と変更されていた。もちろん、ロシア語ではなくウクライナ語の原音にカタカナ表記を合わせたのである。それは、まあ、別にいいといえばいいのだが、それなら、グルジアを、なぜ今ジョージアと呼ぶのか、まったく整合性がない。ここにきて急に公演名を変更するのは、NHKニュースが「節電のため背景を暗くしています」とテロップで流すのと同じくらいちゃんちゃらおかしい。独善、偽善の匂いが鼻につく。

もっとおかしいというか、許せないのは、チャイコフスキーなどロシアの音楽家の名を冠した演奏会もやらないし、コンサートの演奏曲目にも入れないような風潮である。いくら、ロシアが非人道的な侵略を続けているとはいっても、そのことでチャイコフスキーの音楽の魅力が減じるわけでもない。美しいものは、美しいのであり、それを愛でることは、国籍も地域も無関係なのだ。トルストイやドストエフスキーの本が書店から消えるなどというとんでもない愚行もあると聞く。そういう人間が、状況次第ではロシア軍と同じ事をしでかすのだ、と言っておきたい。





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最終更新日  2022.08.07 05:57:10
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