セミリアイア「晩年」日記

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2023.03.04
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カテゴリ: 日々雑感


出番は二人とも一部で妻はトリ。自分はその前。といっても、その前の『英雄ポロネーズ』を弾く高2生が一番上手い。ただの並び順だ。

昨日、「本番に強い」などと書いたが、実は本番までは優柔不断だ。どうやるかを結構悩むというか、それが決められない。昨日の大学受験の話で言えば、国語で、現代文だけ解くか、古典にも手をつけようか、というどうしようもない問題を結構考えていた。現代文は絶対の自信があったが、怠け者の自分は古典はまったく駄目だった。だから、「国語」と一括りにされる試験では古典は大体捨てることに決めていた。それでも配点比6:4くらいだから60点取れる。国語はそれで十分合格点だし、英語とか他の教科は何とかなる。

いや、昔の話じゃなくて、今日、ファジルサイをどう弾くかが、まだ決まっていない。楽譜どおり弾くか、自分の編曲したバージョンを組み入れるか未定のままだ。決してぐずぐず悩んでいるのではなく、決めることができないのだ。受験の時も、試験前まで決められず、問題をサッと見て、あ、この古典は考えても解けないな、と思ってじっくりと現代文の解答を書き上げた。

だから、ファイジルサイ『トルコ行進曲』をどう弾くかは、ステージで椅子の座ってみてから、決めることになるのだろう。どうせ、六十の手習いである。どう弾こうが、誰にとってもそんなに大きな問題ではない。きっとその前に弾く『トロイメライ』の出来で大分左右されるとは思う。気分よくいけば、自分バージョンを演奏するだろう。

それから、明後日の選手権。エンバ―かカスケードかが決まらない。今のところ、予選はエンバ―。決勝勝ち抜き戦はカスケードの予定だが、予選が調子よければ、そのままエンバ―で、調子悪いと、予選途中からでもカスケードにするだろう。試射でリリーサーを換えることもよくある。

職場や周囲からは決断力があり、実行力があると思われているが、実は、周到に準備はするが、その場でテキトーに物事を決め、やってみてから軌道修正することの方が多い。授業も、そもそも次にどの教材を取り上げるかも、決まっていないことが多い。今年は、残り授業の時数から考えて、生徒には難解な評論を端折って教えるのは無理だと思い、詩をやることにした。

最初から何をどうやるかなど綿密に決められるはずがない。日々のルーティンならともかく、新たにやることならなおさらだ。実際はやってみないと分からないことだらけである。ただ、やるかやらないかの決定、例えば先生についてレッスンを受け、発表会でファジルサイを弾くという決定は、自分でかなり以前からしていた。そしてピアノにしても弓にしても、かなり練習はしている。そこは人には見えないから、あいつは何だかテキトーに生きてるくせに、うまくやってると思われる。





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最終更新日  2023.03.04 06:31:52


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