セミリアイア「晩年」日記

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2023.05.16
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カテゴリ: 旅行日記


ほどなく息子も帰ってきて、乾杯。鰻重も旨かった。刺身も久々に「普通の」醤油で。こちらの人は「辛い醤油」という。自分たちに言わせれば、こちらのが「甘い」のだが、この文化の違いはなくならないだろうし、それでいい。醤油の味までグローバリゼーションとやらで、均質化することはない。

孫娘と遊び、いろいろな話もした。ベランダに出て、一服しながら、しばらくは「冬は鹿児島ライフ」という形でいこうかという話になる。そのための拠点もぼちぼち探し始めている。最初は貸家で十分だ。エアコンがつけられ、夫婦各自の寝室があり、電子ピアノくらいは置きたい。息子も、今でも学生と間違えられるくらい若く見えるが、来年は40歳。この土地で、専門家として有名になり、地歩を築きつつある。その息子は「来たら?」と言ってくれている。

一方、自分はまだ今の仕事を続けたいし、少なくとも来年度までは仕事がある。そうなると、今年の冬はホテルに一週間ほど滞在して正月はこちらで過ごす。あるいは3月でもいい。それなら2週間は過ごせる。必要な日だけレンタカーを借りる。次年度はマンスリーでホテルに滞在し、病院や不動産などを探す。再来年度、自分はどうなるかは別にして、冬を過ごす家は借りる。今のホテルにはウィークリー、マンスリーの割引プランがあるから、好都合だ。それ以降は、冬はできるだけ長く借りた家で過ごす。もし、仕事をフルリタイアしていたら、10月から3月の半年。徐々に、ものを移す。まあ、何ごとも思い通りになるわけではないから、そううまくいくかは分からない。しかし、母の言っていた「一年の半分を雪じゃなく、花を見て暮らす」生活は実現できそうだ。

今回の旅行の隠れた目的、人生の最期をどこで迎えるかを決める、という大きな問題は、少し目処がついた。





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最終更新日  2023.05.16 07:08:36
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