セミリアイア「晩年」日記

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2023.10.09
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カテゴリ: 練習日誌


エリーゼの本部から連絡が来て、4日だったのを3日にずらしてくれないかと。それなら妻と一緒になるので、すぐに応じた。特典はすべての日程のレセプションが無料参加できることと来年の地区予選が1万円割引になる。よかった。自分は3日、4日の両方のレセプションに行くつもり。4日は、結果発表だ。目指すのは、上位20%の金賞。

『狩の歌』はノーミスで通すまであと一息。どこかで、ちょっと音を外すか、連打の入りが遅れる。大体、5箇所くらいなので、そこをゆっくり弾く部分練習をやりながら、1回の練習で4,5回は通す。

曲想は、自分の解釈でつける。ロマン派らしく、『狩の歌』というタイトルに相応しく、狩人たちを集めるラッパの音、獣道を警戒しながら歩く場面、獲物を引き下げて意気揚々と帰る場面などをイメージしやすい曲の構成なのだが、自分はそういうこととは違うだろう、と思っている。曲想は、例えば『雨だれ』の音とか、『月の光』の優しさとかを象徴する演奏を目指すのではない。それは聴き手側の話だ。演奏者としては、あくまでも聴くのは「音」だけだ。「音」の流れの勢い、バランス、強弱・・・それだけを聴きながら、できる限り美しく、力強く、優しく演奏するだけである。

音楽は非造形芸術であり、今弾いた音は、次の新たな音のために即座に消え失せていく。それを、ある言語化できるイメージによって固定化し、「永遠の形」として残そうとするのは、間違っていると思う。「歌」なら言語を伴うからそれでいいのだが、楽器だけの演奏はそうではないと思う。

などといっぱしの芸術論を書くくらいなら、もうちょっとはマシな演奏をしろ、という話だ。ノーミスで通す、というのはコンクールの最低条件だ。





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最終更新日  2023.10.09 07:13:16
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