全18件 (18件中 1-18件目)
1
![]()
私、もうネットで悪口書くのやめようと思ってたんだけど、気が付くと『オリバー・ツイスト』でバッサバッサと斬っちゃってた。 もう習い性になってるのかもしれない。 20歳の頃、当時孝夫の仁左衛門と玉三郎の コンビを応援する会に入り、 会報誌の主要執筆者の一人に成っちゃったのだ。 そのころは、孝夫はいい役もなかなかもらえず、 ワシらが「鶴屋南北作品を孝玉」でと署名を集めていたら、 「上演権はうちの家にある」と妨害した上、 当てつけで上演した某御曹司などもおったのだ。 会報誌ではそういうやからの演技を ズバッと斬り捨てると喝采を浴びる訳で、 おぼこいお嬢ちゃんだった(と思うんだがね) 私の舌はちょっとない位研ぎすまされちゃったのであった。 この当時の悪行は今でも国立劇場の資料室で読めるらしい(;^_^A アセアセ…。話戻って、松竹座の寸評、読み返して反省し、愛之助を評価してる故の要求だってわかんないな、ちゃんと誉めておこうとか、小万はやり過ぎだけど、お舟が一目惚れでぱぁっと綺麗になるところはよかったねなんて書いていたんだが、機械トラブルでぜぇんぶ消えた。もうこの路線で行けっちゅうことかい? ~*~*~*~ちっとも本題に戻らないねぇ、今度はほめるぞっって前ふりです。土曜、時間があいたから二度目見てきた『プライドと偏見』。大阪ミナミのハズレの映画館はガラガラで久しぶりに『マスター・アンド・コマンダー』状態で映画見た。18日当たりには次の映画が始まるようなので、見に行くならお早めに。『プライドと偏見』梅田ではレディスデイとは言えよく入っていたし、興行成績も上演館が圧倒的に少ない割には悪くないんだけど、5週位で打ち切りかなぁ。 ミナミだって「南街文化」だったらもうちょっとは入ってたと 思うんだが、「南街劇場」って名前はもうなくなるんだな。 難波に行ったら、外側はもう出来ていて、「○|○|」と 「TOHO PLEX」って書いてあった。 『マスコマ』、なんで8週も上演してたのかしら??? 絶対的に評価してる人だけしていた映画みたいだなぁ。 ~*~*~*~コリン・ファースのBBS版は原作はもともと好きだし、『マスコマ』の時代なので、ちょっと高いがレンタルもないし、思い切って買ってみたけど、これが「絶対損はさせません」おもしろさ。イギリスで放映中は圧倒的視聴率を誇り、老若男女TVの前を離れなかったってんだけど、そうだろうと思うよ。これのコリン・ファースはまぁ大抵の女なら一目惚れする。ただ、エリザベスがどう見ても二十歳そこそこには見えないんで・・・。他のキャストなんかとってもいいんですがね。キーラ・ナイトレイで映画化と聞いて、どんなにかぴったりとずっと期待してたんだよな~。彼女、現代的な美人なので、200年前だと造作がごつすぎると評価されなかった顔だと思う。リジィ(エリザベスの愛称)・ベネットもいじわるな登場人物から、「目が綺麗だけって誉める人もいるけど あんなグリグリした目ちっとも綺麗だと思いませんわ」なんて言われちゃってる。 ちなみに映画のジェーンは「確かにベネット家では 一番美人だけど、ロンドンにならこれくらいの人はいるでしょ」 程度だと思うが、BBCの女優さん(DVD表紙真ん中の金髪の人)は 1800年前後のメイク通り地味に作ってるけど、 聖母像のマリアさんがすうっと現物化したような顔に、 頚と肩も円錐形に作ったような形、 キーラのいかり肩と薄い胸とはいい対照だし、姉妹に見える。 キーラと並べると 「ジェーンはダーシー氏も認めざるを得ないちょっとない美女」、 「エリザベスはそれよりは器量は劣るが大変魅力的」 って説得力あっただろうなぁ。最悪、キーラ・ナイトレイだけ、BBC版に脳内移植したるって覚悟だったけど、今回のマシュー・マクファディン、コリン・ファースとは全然別な路線でよかったです。一目惚れはしないけど、ジワジワ良さが出てくる感じ。その一方、ダーシー氏の方はほぼ完全にキーラに一目惚れで、理性と感性の間で映画の間中悶々としてますな。品のよいお坊ちゃんで、結構かっこわるいところも見せてた。BBC版はイギリスじゃぁ伝説の番組らしいので、監督や脚本家、もちろんマシュー・マクファディンにも相当の自信がなきゃチャレンジはしないだろう。BBCのは、話を絞ってテンポよく進んでも6時間あるので、2時間で入るかなぁと心配したけど、リジィ・ベネットの心情に話を絞って、無理なく終わってた。終わり方がおしゃれで余韻があって、ホロッときてよかったよねぇ、ネタバレになるから書かないけど。その分、おかーちゃんとか従兄のコリンズ氏とかは押さえ気味の描写で、うちの母は不満らしかったが、これは演出の差だからいいんじゃないの。映画のミセス・ベネットはそのあたりに沢山いそう。現にこの私だって、うちの母親をどないかして黙らせたいと人前で思った経験は数知れず・・・。私は、外面はジェーン(顔じゃなくて性格)で内面リジィ(ただし、「ああ言ってやりゃやぁよかった」と 思いつくのは翌日なんで、これは「機知」ではなく 「バカのあと知恵」というもの)なんで、彼女ら二人の困惑ぶりはひとごとでなく見ましたわ~。それでうちの母は映画のミセス・ベネットが気に入らないのではないかの?この映画でのコリンズ氏の描写は、妹メアリのかたくなさだけでなく、父の皮肉家さ、リジィの機知、これもみんな血筋なんだよね~って思わせた。 ~*~*~*~イギリスの風景が綺麗で、ただし、雨がリジィの心情に合わせて降るので、やたら、スコールみたいなのがドシャドシャ降ってましたが。ダービーシャーからの帰り、渓谷の中を馬車が走っていく景色、うわぁ、『エヴァンズの遺書』だぁ。萩尾望都ファンはここだけでも見る値打ちあるよ~。リジィの親友シャーロットが婚約を知らせに来るセリフ、レディス・ディだから、館内の女性全員が声にならない声を挙げた。二百年経っても社会的に女はつらい。ダーシー家のお屋敷でBBC版ではダーシー氏がモンモンとして行けに飛び込んだりしてたけど、映画ではリジィが裸体彫刻をしげしげ眺めたり結構キてますね。 ~*~*~*~リジィの描写だけど、登場場面でまぁなんと長い頚と観客の気持ちを捕まえておいて、最初、あら、この子受け口(かみ合わせはちゃんとしてるけど)なんだとか、頚は長いけどちょい猫背で胸が全然ないとか欠点を見せておいて、どんどん綺麗になっていく。取り澄ました賢い娘でなく、階級が上の人々にも精一杯のプライドをかけて対等の関係を作るって感じ。(この項続く)
January 31, 2006
コメント(0)
![]()
階級のこと、この本『不機嫌なメアリー・ポピンズ』で知ったのだけど、ダーシー氏やビングリー氏は上流、ベネット家やシャーロットの家は中流の中でも地主階級のアッパー・ミドルってとこにあたる。牧師や医師(但し外科医除く)の知的職業はアッパー・ミドルなんだけど、ミセス・ベネットの実家や親族の民事弁護士や商人はミドル・ミドルなんだよね。執事とか店員はローワー・ミドルになるので、キャサリン夫人のウィッカム氏に対する侮蔑ってのがわかるでしょ。 ローワー・ミドルだと言葉も変わってくるらしいが (執事はどうなんだろう?執事は上流階級の言葉でしゃべるか?)、 聞いてても私わからないや。 現代版にしたという『ブリジット・ジョーンズの日記』では ブリジットはローワー・ミドルらしい。 コリン・ファースもヒュー・グラントもオックスブリッジの 知的な英語をしゃべってるという。身分制は固定したものではなく、勉強して牧師職を取るとか、軍人として出世するとか、お金を儲けて地所を買い地主階級になるってことは出来る。一方、牧師職でも収入が少ない檀家のところでは使用人を多数使うアッパー・ミドルの生活を維持するのは大変なことだったようで、コリンズ氏がキャサリン夫人の懇意を得意がるし、ベネット家の財産を舐めるような視線で見るのもそれを考えるとよくわかる。アッパー・ミドルの女性はレディなので、つける職業といえば上流階級の子弟向けの家庭教師しかなかった。でも、シャーロットの両親は商人からの成り上がり組だし、ベネット家も5人も娘がいてそれどころじゃなかったので、家庭教師は付いていない。結婚し損なっても、家庭教師とかは出来ない、ホントに路頭に迷っちゃうんだよね。この小説の作者であるジェーン・オースティンその人も子だくさんの牧師の娘だ。幸いに男兄弟がいたので、父の死後は、その家に世話になったりして、一生を送った人だ。この長い作品も居間の窓際の小さいテーブルで、小さな紙切れに書き付けられ、書き上げたものだそうだ。 エマ・アニメーションガイド(vol.1) マンガの『エマ』では レディである元家庭教師のケリーさんの元で 少女時代からメイドをやっていたエマは 「レディの言葉でしゃべるメイド」になっちゃったのだな。 そのレディのケリーさんが下流のコックニーの男と 幼なじみってのがどうしても納得出来ませんが。 左の『エマ・アニメーションガイド』は ビクトリア後期の資料集としてもなかなか。 私が原作で時代が合わないと言っていた、 飛行機模型もちゃんとあり得るものに差し替えられていた。そうして考えてゆくと、この映画の邦題『プライドと偏見』はよく考えられ練られた翻訳だと思う。はじめは外来語と漢語のバランスの悪さにビックリしたけど、「Pride」「Prejudice」だって、頭韻は踏んでいるものの英語オリジナルの言葉とラテン語由来の言葉だものな。『高慢と偏見』『自負と偏見』邦題はわかったようなわからないような。解説を読むと「Pride」は男のうぬぼれ、「Prejudice」は女のひがみ心を表すんだそうだが、「Pride」はダーシー氏の「高慢」であると同時にエリザベスの「階級を見ずに私自身を見て下さい」という「矜持」でもあるし、「Prejudice」はエリザベスの上の階級への「ひがみ」である一方、ダーシーの「たかが下の階級の出身者だ」という「先入観」でもある。「プライド」って外来語なら、「高慢」や「自負」だけでなくどっちの意味も持っているから。新潮社版の中野好夫訳では題名こそ『自負と偏見』だけど、登場人物のセリフの中では「プライド」という言葉を使っている。 ~*~*~*~映画字幕は今や悪名高くなっちゃった戸田奈津子女史だが、最後の方のおとうさんのセリフなんて短い言葉でさすがにうまいなぁ、センスあるなぁって感じだった。この映画のセリフでは、あまり「Pride」も「Prejudice」も言わなかったような気がしたけど実際のところどうなんだろ?リジィが数回「Ridiculous!」と言った。そういいながらハナにしわ寄せて笑うキーラはとってもカワイイ。「へんなの!」とか「バカみたい!」ってことだけど、語源から行くと「笑われるわよ!」みたいな感じかなぁ。この辺もこの時代の女性の生きるつらさみたいなの感じ取れた。深読みですか? ~*~*~*~レディス・ディのとき、映画が終わって後ろの女性二人組が、「期待してなかってんけど、面白かったわぁ」と話し合っていた。出口ではパンフレットを買う長い列。見終わっての満足度は高いと思う。オススメの映画なので、見るならお早い目に。他のブログの感想フィルムナビ ~*~*~*~おまけ:これは60年も前のローレンス・オリヴィエ&グレア・ガーソン主演のDVD表紙。母によると作品としては全然ダメだそう、このころ、オリヴィエはヴィヴィアン・リーと不倫中。ヴィヴィアンもエリザベスをやりたかったみたいだが、それはかなわなかったんだって。
January 31, 2006
コメント(2)
![]()
『プライドと偏見』もう一回見たかったんだけど、雨の中遠くまで行く気になれず、近場ですますことに。よく考えるとレディスディというよか「映画の日」だったので、梅田の映画館だと満席だったかも、まぁ、ラッキーか。でも、やっぱり『プライドと偏見』見た方がよかったぁ。 ~*~*~*~まず、暗ぁ~。ディッケンズ原作で一回も笑わしてもらえないなんて詐欺ちゃいまっかぁ?笑って泣けて、なおかつ社会的な問題にも考えさせられるるのが、ビクトリア朝最大の文豪にして大衆作家だったディッケンズの真骨頂だったんじゃないのかい。出だしの飽食の救貧院経営者たちとか、そいつらにヘイコラするバンブル氏とか、葬儀屋夫婦の言動なんか、ここら、おなか抱えて笑うとこ~~なのに、ホラー映画のようにブキミでコワイ。 出だしの「oakum(まいはだ)」作りには 『マスター・アンド・コマンダー』マニアなので、 局地的に大受けしてました~。 船の板の間に古ロープをほぐした繊維を 詰めて、タールで防水するんだよね。 日本の船の場合は木の削りくずを詰めたようで、 「槙肌」と書く。その他にも、 ドックで背景にマストが映ってたし、 グラナダ版『シャーロック・ホームズの冒険』の 二代目ワトスン博士が同じような「とってもいい人」を やっていらしたので、結構楽しいはずだったのだが・・・。近頃のディッケンズ解釈は去年悪口書いた『茨の城』みたいにとことん暗くなってるのか~?なんかねぇ、雰囲気が『フロム・ヘル』みたいで。『フロム・ヘル』はジョニー・デップの切ない表情は一生忘れないほどだけど、あんな暗いの二度と見たくないわ。あれ、もとはホームズ物だったって話をネットで教えてもらったので、借りてきたのであるが。 ~*~*~*~それから、主人公の男の子、アップになるとレオナルド・ダ・ヴィンチの描いた天使みたい(ワタシ的には最上級のほめ言葉)に美しいのだが、場面がロングになるとどうもかすむ。あんまり、感情移入出来なくて、最後の監獄場面では成長を見せていたけど、あとはなんにも考えてなくて単に流されていくように見えちゃってねぇ。 ~*~*~*~早業ドジャーはもうけ役だけど、ハリー・イーデンよかったよ、それだけに、彼らがどうなったんだろうと気になってなぁ、原作どうだっけ、私の読んだのは『デヴィッド・カパーフィールド』で『オリバー・ツイスト』は読んでなかったっけ。 ~*~*~*~フェイギンがマンガ『エマ』6巻に出てきた人さらいとほとんど同じいでたちなのはどっちもユダヤ人設定だから、みたい。ポランスキー監督の母親はアウシュヴィッツ収容所でなくなったとパンフレットにあったので、むしろ、フェイギンには同情を持ってふくらましている風はある。フェイギンが子どもたちに愛情を持っていたのは確かなんだけど、それは生活を押さえ、恐怖による支配。サイクスがナンシーに愛情がなかったかというとあったんだろうけど、やはり暴力と金銭による支配。絶対的な立場の上下があって、上の立場の人間がアメとムチをチラチラさせて、思うように動かすっていうのは、「東横イン」社長と女性従業員たちとの関係と同じ、労働者の搾取ってヤツだよね。その関係に組み込まれることを拒否し続けたオリバー・ツイストは確かに非凡な少年であり、ドメスティック・バイオレンスに支配されていながら、勇気を持って立ち上がったナンシーはエライよ。そういうことを改めて考えさせてくれたって意味で評価はしますが、映画として好きかと問われると私は嫌い。神経質なお子さんだと結構こわいんじゃないかな。『マスター・アンド・コマンダー』はさんざん笑って泣いて、あとあとも楽しくってよかったなぁ。 1948年デヴィッド・リーン監督 アレック・ギネスがフェイギン。 うちの母によれば、イチオシだそう。 これは本屋さんなどによくおいてある500円のだけど、 ネットで買うと送料が本体よりかかる。『オリバー!』 1968年 キャロル・リード監督ミュージカル版 うちの母はタモリと一緒でミュージカルは絶対拒否の人。 主役がマーク・レスター、ドジャーがジャック・ワイルドなので ちょっと見たいなぁ。写真はここ
January 22, 2006
コメント(2)
毎日、TVのワイドショーで、エライ宣伝してもらってるようなもんだ。宣伝費払ったらどれ位かかるかわからないほど。一度泊まったけど、確かにいいんだ。禁煙室だけでなくフロアがあるし、女性だけフロアもある。クーラーは普通の家庭用なので、微調節が可能、朝はおにぎりとコーヒー取り放題、ネット予約プレゼント、趣味の悪いソックスはちょっと迷惑だったので、ご意見欄にストッキングにしてくれ~と書いてみた。って、私も宣伝してるのか。全員女性支配人、女性従業員ってのは、すごく先進的に見えるけど、人件費抑制策との一石二鳥。あの社長の言い訳は、おっちゃんなら許してしまいそう。むしろ共感を得るかも。そして、身体障害者の人々は意地でも泊まるまいとするだろうから、いっそう、なんか、ゆがんだ経営、弱い者には目がいかないやり方が続いていくのだろう。
January 21, 2006
コメント(6)
![]()
『愛のアランフェス』『白のファルーカ』の槇村さとるさんのフィギュアスケートものがトリノ五輪に合わせて発売された。挫折や肉親との死別からの再生って槇村さんの今までの作品でもよく見られるテーマだけど、菜々ちゃんとリサ先生の演技には涙しました。最近の少女漫画はライバル役の女の子も潔くてカッコイイですな。姫宮亜弓さまの功績だね。でも、菜々ちゃん、バンクーバー五輪のとき、14歳のハズ・・・、無敗の特例かな???『ヒロインの条件』 ~*~*~*~八木沼純子さんの本も新書版の方買った。大体が彼女の自伝みたいになっているので、そのつもりで買った方がいい。彼女の影になっていたけど、結局世界女王になった佐藤有香さんとの関係(『ヒロインの条件』にも彼女を思わせる人が登場)とか、高校一年で体重が急増してからの対応とか、プロになってからのこととか、なかなか面白かった。プリンスアイスワールドは二度見に行ったけど、期待以上のものを見せてくれた。八木沼さんはこの一座の花形で、とってもきれい、その上に色が真っ白で、背中の線の美しいことと言ったら。この背中の筋肉も引退後のトレーニングで身につけたもののよう。多分、現役時代より数倍魅力的だと思う。伊藤みどりもプロとしての演技の方がよかったと思う。私が見たのは彼女のほとんど最後のシーズンだったんだけど、ちょっと魅入られちゃった。彼女はテレビ写りが悪い人だと思う。リンクで見ると華奢で小柄なのにものすごいスピードでスケーティングも綺麗。卵形の顔に舞台化粧が生えて美しかった。フィギュアスケートの場合、TVはジャンプシーンを再生してくれるから、まぁ、TV観戦の意義もあるけど、やっぱり迫力が全然伝わらない。最初見に行ったときはA席の隅っこで、遠くから見下ろす形だった。それでも、男子シングル、それまで、ショージキ男子はどーでもよかったんだが、女子とは桁違いの迫力、「ストイコ、四文字しかないのに『顔のデカイ人』と名前を覚えようともしなくて申し訳なかった」とひれ伏した。アイスショーではリンクの高さに席があるので、また迫力が増す。だからさぁ、審査員席、あそこに座らない限り、採点にケチ付けちゃぁいけないんじゃないかな。アイスショー、見に行く値打ちあります。プリンスアイスワールド、来シーズンは再開するらしいので、また見に行きたい。 ~*~*~*~ジャンプの説明はどれを読んでもよくわからん。一番よくわかったのは五十嵐さんの本のアクセルの説明だが、他のジャンプはやっぱりよくわからん。槇村さんの今回のマンガで猫が跳んでくれていますが、やっぱ、わからん。八木沼さんの本ではトゥの使い方が書いてあって、うーん、上から見た図をつけてもらったらなんとかなるか?ともかく、後ろ向いて長く滑ったら、多分「ルッツ」だ。八木沼さんの時代には男女共々マンガ以外には跳んでなかった四回転、ペアで跳んじゃうというマンガがこれ↓。『銀のロマンティック…わはは』在庫切れじゃん、『笑う大天使』も映画化されるのに、今再販しなきゃぁ。
January 13, 2006
コメント(2)
ヒューザーの証人喚問隠しにそれを使ったんだろうけど、そいつは東証がストップするほどの影響があるとわかっていたんだろうか?「景気回復」「景気回復」と経済界と政治家はそう叫び、マスコミも「大本営発表」口移しだけど、実のところ、派遣社員とパート、フリーターの使い捨て、この先の発展の見通しなんかなんにもありゃしない。その中で、世界的な金余りと、ネットトレーダーの増加でのプチバブル。 今回の場合、ネットでの自動売買設定が 連鎖的に暴落を生んだのかな~とも 思うけどどうなんですかね? 株価はここで持ち直したとしても、 東証の信頼性を世界的にまた下げたのは確か。 どっちにしても国益を損ねたよね。先を読めない人が、目先の自分の利益だけでこの日本を操作しているような気がする。目先の利くネズミなら、とっくにこの船から脱出しているのかも。 ~*~*~*~夫が最近気に入って買っている『サンデー毎日』にいしいひさいちのマンガがあってビックリ。リベラルないしいひさいち、なんで『週刊文春』に連載持ち続けてるんだろうって不思議だったんだけど、ここへ難民してきていたんだなぁ。年末の栗本慎一郎の記事、とても面白かった。コイズミはコミュニケーションや社会性に欠けるだけでなく、想像力にも問題があるようだ・・・。まぁ、他の政治家だって、仲良く群れたり、裏工作したりはコイズミよりお得意だけど、想像力に問題があるのはコイズミ以上かもだしなぁ。
January 12, 2006
コメント(8)
ネコの目さんのとこで教えてもらったよ。「タモリのジャポニカロゴス」を見ながら、やってみた。 久しぶりに見たのけど、 日本人のボディランゲージについてなのでおもしろかった。 意外とボディランゲージ使ってるんだ。 着物文化で手を動かす範囲が小さいと。 歌舞伎舞踊や落語でもよく使われるとのこと。 在日外国人が愛用するという 日本人のボディランゲージを写真入りで解説した本 (Amazonで探してみたけどよくわからない)、 部長さんみたいな貫禄のある紳士が真顔で 「ぱんつーまるみえ」なんてことまでやってるので可笑しい。「よくできました」もらいました(*^-^*)。国語のテストだけは苦労したことないのです。ここで人の文章にケチつけるには82点だと足らないかも。四十代女性がほとんど間違った問題は私も間違った~。こういう表現する世代なのかなぁ。それと正解率が最低のも間違い。これは言われたらわかったわ~。歌舞伎でよく見かけるジェスチャーだ。敬語問題は間違わなかったぞ~。今朝の毎日新聞の朝刊の平岩弓枝『西遊記』で三蔵法師が「承らせて頂きます」と言ったけど、「承ります」でいいんじゃないか?うんと丁寧に時代色をつけるなら、「お承り致します」か。 まぁ、歌舞伎の襲名興業の口上でも 「させて頂く」はイヤほど聞いたし、 仁左衛門さまもおっしゃったのは 公平に書き留めておこう。謙譲語が「頂く」しか残ってないので、表現が痩せちゃってるよね。「致す」「参る」「承る」「伺う」「奉る」監修した先生が若年層の成績が意外といいとおっしゃってましたが、こういうのに挑戦しようという気持ちのある二十代男子って文系ギンギンだと思う。うちの母ちゃんにも教えてあげよう。あの人は漢検一級去年取ったのよ(=_=)。ATOKpresents全国一斉!日本語テスト2月28日まで限定です。
January 11, 2006
コメント(11)
これの日付は1月10日だけれども・・・。17日にヒューザーの証人喚問ってのはきっと仕組まれてる。阪神大震災のあった日だし、連続幼女殺人事件の最高裁判決も今日か。おまけにライブドアに捜査が入った。当然、話の掘り下げは浅くなるよ。なんか仕組まれてる。ホリエモンはうまく自民党幹部へ食い込んだつもりが、どっかで虎の尾を踏んだんだろうなぁ。まぁ、株転がしに会社転がしで大きくなってきたんだから、洗えばいくらでも出てくるだろう。
January 10, 2006
コメント(11)
こないだ、11月に文楽行ったときは和服の人をいっぱい見かけて、私も着物着たいな~と思った。今回は夜の部のせいか、お正月なのに意外と見かけなかったな。大阪の国立文楽劇場は昼の部の方が入りが数段にいいところだそうだから、つまりはお年寄りが多いってことで、それで昼の方が着物が多かったんだけど、夜の部でもおしゃれ着として着こなしてる人がいたのになぁ。あっ、違うわ!、この日は一日雨が降ってたのだ。 ~*~*~*~先日の松竹座では、一面、役者の引き札みたいなものをきっちり敷き詰めた(大きさがカルタの札より少し小さい位)着物の人が印象的だった。それだけでもビックリなのに後ろを向いたら、金のつづれ織りで顔見世のまねきが霞の中から5本ほど並んでた。一番右側は「片岡仁左衛門」に見えたけど、確認しようにもエスカレーターの上にぎっちり人が詰まってるから駆け寄る訳にも行かず見失っちゃったよぉ。あれって、特注品?つづれの織りで特注はないよな~。ということは売ってるってことですか~!着物が大胆な小紋で、帯がつづれだと決まりから言うと格があってないけど(遠目に見たのでつづれだったかわかんないな)、「ほらほら見てみて、いいでしょ」と言って見てもらうには、劇場は最適の場所で、ここしかないっ!そういう気合いが感じられて、私としては、「いいもの見せてもらってありがとう」って思いました。 ~*~*~*~そのあと、なんば花月の前で(私は向かいのジュンク堂に「南総里見八犬伝」の原文を探しに行ったが、 でっかい全集ものしかなかったのだ)、和服の女の子の二人連れとすれ違った。一人の子は普通の柔らかものだったと思う。もう一人は紺の地に赤や黄色でよくある絣のウールのアンサンブル、これはありがちだけど、足元が足首までの黒い編み上げブーツだった。明治の女学生みたいで、着慣れてる感じ。カッコイイ。彼女らはなんば花月に行くのだったのかな~?別に「どっかいくから着物」でなくてもいいんだけどさ。
January 9, 2006
コメント(4)
『神霊矢口渡』 天明のころの人形浄瑠璃が原作、 福内鬼外は平賀源内のペンネームだそうだ。 この場しか上演されてないよね。 今までじつは見たことない。ははは。 歌舞伎観劇歴は22年だけど、 ものすごい偏ってしか見てないし、 見たくないときは劇場を抜けて、 河原町であすんでいたりしてたからなぁ。 あたしゃ、歌舞伎博愛主義者ではないのである。 だから、孝太郎さんのお芝居に入れなくって、 熱演でしたが、数年前の演技よりはよかったかなぁ。 でも、横の歌舞伎初体験者は結構感動してたから、 私が冷たすぎるんかもしれません。 新田義峰がやたら二枚目で、だれだれだれなの? おもだか屋の若手じゃないけど。 若手の中では、喜之助さんて人が知的でカッコイイ、 ボチボチセリフが付くようになって、 『新・三国志III』では最初に唱和する兵士って結構大事な役、 11月の『狸御殿』では九尾の狐の眷属で トートダンサー(いつもながら知ってる人しかわからない たとえでゴメン)みたくアヤシくてよかったのだが、 来月、笑也さんと右近さんの『マクベス』の方に出演なんで。 チラシを引っ張り出すと「薪車」。 あぁ、玉三郎の『船弁慶』で義経やったって、 何人もの人が「眼福」と行ってたけど納得だ。 門閥外から入門して、認められ、去年名前をもらったらしい。 師匠の竹三郎ともども「坂東」なのに「音羽屋」なのは、 竹三郎の師匠が尾上菊次郎だから。 あぁ、菊次郎さん、おなつかしい、 おっとりとして品のいい武家の老婦人を思い出す。 何を見たんだっけ?ひょっとすると古い『演劇界』の インタビュー記事かなんかかも。 ~*~*~*~また、日本語変換に時間がかかってるので、スパイウェアのチェック入れて、出直してきますわ。忠臣蔵の話はまた今度。
January 8, 2006
コメント(0)
夜の部は、三階の一ばーん後ろの下手の隅っこで見たけど、松竹座って最悪の席でもこんなに見やすい、座り心地がいい。女性トイレもいっぱいあるし、極楽極楽。これで、階段の上下動がもうちょっと少なければ言うことなしなのだが。一階席で二回エスカレーターに乗る。地下の食堂へたどり着くのに5分はかかるので、30分の食事休憩でも正味20分で食べろというのはムリ。今回の公演は、昼も夜も芝居がぎっちり詰まっていて、食事休憩以外は5分のトイレ休憩ばかり。そんなわけで、二度見ながら、まだ写真販売コーナーまでたどり着いていない私である。こんなことしていちゃ、また、仁左衛門の写真が売り切れちゃう!勘三郎襲名の時、あまりにも仁左衛門の写真がないので、なにかおかんむりなことでもおありなのかと、いらない気を遣っちゃったけど、売り切れをそのままにしておくと、大阪の人間は文句を言ったり、予約するから送れなどと無理難題をふっかけたりするから、寄せて片づけてあったらしい。 というのは御園座で、売り切れ写真、仁左衛門ので続々 ってのを目撃したことからの推測なんだけど。夜の部はもう一度見るんだよ~ん。10日の昼の部は後援会の席だもんで、一列目のど真ん中。愛之助の乗っかったふすまの風をもろに受けた。ふすまの金箔のかけらも漂っていた。『義賢最期』(えらいね~>ATOK17「よしかた」で変換) これは孝夫の独壇場だった演目。しばらく途絶えていたのを 先代仁左衛門(って、13世だからびみょ~なんだけど、 14世ってのが、13世より早く死んだ我童さんに追贈なので)が 自主公演で孝夫のためにと選んだ演目。 二十代の孝夫さんの圧倒的な迫力に観客は息をのんだそうな。 え~と、私はこれまでに孝夫さんので三度見ました。 よくかかる『実盛物語』(「さねもり」も出るよぉ!)直前の場。 『実盛物語』は死んだ女に腕をくっつけると 生き返って、ひとしきりしゃべってまた死ぬし、 自分で自分の首を切り落とすやつはいるし、 主人公は馬に乗って花道を退場するし、 子役は大活躍だし、奇想天外、驚天動地。 宙乗り、早変わりこそないが、ちょっとないくらいハデな演目。 夫は最初見たときかなりヒイていた。 猿之助のスペクタクルなら慣れっこなはずだが、 ヤワな近代人の感性では切り替えが間に合わなかったらしい。 しかし、この『義賢最期』を見ると、 一度生き返る女、小万が、 義賢の最期の思いを受け取ったからこそ、 その命を果たすまでは死んでも死にきれなかったんだ と納得がいくんである。 猿之助もそう思ったらしく、右近にこれをやらせて、 その後の幕で自分が『実盛物語』を演じたことがあった。 ということは今回の澤瀉屋(「おもだか」くらい変換しろよ>ATOK)の 若手の面々は一度やったことのある役なんだな。 歌舞伎の演目としては上演回数が少ないので、 文楽のだとこうなるなぁというのが透けて見えておもしろかった。 アツく語っていた竹本の人は『研ぎ辰の討たれ』で、 前に出張って語ってくれた人かなぁ?ひときわアツかった。 一番前の席だと捕り手たちにも気合いが入って、 真剣なのがよくわかった。気持ちがよかった。 ふすまは最初の場で後ろにあったそのものだった。 金箔の傷の入り具合が同じものだったもん。 大向こうから「お気をつけて」って声がかかった。 愛之助さんはよかったと思う、せりふ回しもがんばってた。 ワタシはどうしても仁左衛門のと比べちゃう。 こういう感じ? これは早稲田大学演劇博物館の浮世絵閲覧システムから発見。 三世三津五郎と二世関三十郎の安部貞任と宗任。 仁左衛門と愛之助に似てるとワタシは思う。 ゴメンm(__)m、直接リンクできないようです。 上の「浮世絵閲覧システム」から search→資料番号:に「006-0115」と記入して「検索」クリック で、サムネイルが出るので、クリックしてみて下さい。 義賢は娘に優しい。瀕死の娘にならともかく (その瀕死になった原因つうのは、誰かの身代わりにするため、 殺そうとした父その人なのだが)、 ピンピンしてる娘にこんなに優しいのは、 彼と九段目加古川本蔵くらいなもんじゃないかな、 歌舞伎の時代物では・・・・。 娘を恋仲の男と落としてやり、花道を見送る。 ここは背中で泣くところだけど、 泣きすぎると義賢小さくなっちゃうから。 すごく微妙だけど、愛之助さん、ちょっとだけ泣きすぎた。 で、孝太郎さんの小万も大変に熱演だった。 でも、ちょっと思い入れがすぎて、 あそこまで行くと義賢とできちゃってるように見える・・・。『十六夜清心』 このところ、仁左衛門が凝ってらっしゃるのかな?な 黙阿弥ものを半通しでシリーズ。 ふつうの半通しでは出ない場が二つ。 十六夜が引き上げられる場と出家の場。 だが、そのせいで却って、中途半端感が満ちて終わった。 みんな「えぇえっ!これで終わりぃ?」とか、 「ホントに終わったの?」とか 「玉三郎がもうちょっときれいな作りで終わって欲しかった」 クスクス笑いながら席を立った、ワタシもね。 序幕で殺された若衆は十六夜と因縁があったはず、 それから、十六夜が産み落としたはずの赤ん坊はどうなったんでぃ? 玉三郎は一列目で見てもまだまだきれいよ。 客席にジワを何度も呼んだし、 坊主頭でも、砥の粉に塗って散切りでもきれいよ。 何より、仁左衛門と出てるとすごくカワイくなるのよ。 でも、クリタさんが、「巨体だ」って言うのよ~。 全然太ってないけど、そういわれれば、確かに 昔の玉三郎の写真の外側をサインペンで なぞったくらいはでっかくなってるわ~。 そう思うと気になっちゃって(T-T)、うらむわ~>クリタさん。 って、これ読んでるみんなにもお裾分けだ~。もう、ヤケクソだ~! 孝夫さんがお玉とワルいやつになって、 強請にくるのは楽しいけど、 黙阿弥より南北の方が好きだな~と改めて認識。
January 7, 2006
コメント(0)
藤原君のは見てないけど、彼は高く評価してる。早世した棋士の人生を描いた『聖の青春』がとてもよかったし。DVDを買った『ロミオとジュリエット』、子犬のようにかわいらしかった。 DVDでは鈴木杏のジュリエットが 重たい石が坂を下り始めたら止まらない (かなり一本調子、でもやっぱり「まだ唇が暖かい」の セリフには泣かされますな)って、感じで、 ロミオの印象が薄いんだけど、 ロミオの芝居は緩急自在で、 実際の舞台を見た印象はそんなことないと思う。 そもそも舞台の映像化って、 ホンモノの舞台のよくて3割位しか伝わらない。 歌舞伎のなんかよく見るけど、1割位。 だからいいんだ、片岡仁左衛門が主役のDVD、 『歌舞伎名作撰 伊勢音頭恋寝刀 油屋・奥庭』 たった一枚しか発売されてないけど・・・、 カンクロウなんか箱で売られてるのに(T-T)。 年末夜中に『恋に落ちたシェイクスピア』を見ました。 市川猿之助がベストに推薦してたけど、 ワタシはあのホンモノと見まがう短髪の鬘に どうしてもついていけない。それがなけりゃなぁ。 あの映画はトレヴァー・ナン監督の『十二夜』ふまえてるな。 これはいいです。グィネス・パルトロウの男装は、 イモージェン・スタッブズのシーザリオと似てる。 『恋に落ちたシェイクスピア』が好きな人は是非。 話戻って、石坂浩二の役名が「天馬」っていうらしい。つうことは藤原竜也君は「アトム」だったんでしょうか? ~*~*~*~ファイナルのファイナルの殺人者は双子の脚本家だった。職業は三谷幸喜と同じ・・・、双子と言うことは、社交と根回しする自分とひたすら脚本を書く自分と二人欲しいということかなぁ。で、双子の片方がもう片方を殺す。つうことは、三谷さんの、からだが2つ欲しいほどの仕事量はイヤだ~!したくないことは殺しちゃって、自分の本当にしたいことだけ、やっていたい・・・。『古畑任三郎』シリーズはもう書きたくない・・・ってことを示してないかな~。
January 6, 2006
コメント(2)
終盤テンポが少し悪かったが、よくまとまっていたと思う。 ~*~*~*~ちゃんと化け猫もあったしね~。なんで猫は残して犬をはしょるのだ~。陣内孝則はまじめにやってました、幽霊のお父さん、ちょっとジンと来た。化け猫はもっとワルノリするのかなぁと思ってたけど、佐野史朗の馬加大記と被るし、まじめにやってよかったよかった。馬加大記はキモチワルさがうふふ。公式サイトのキャストで、役名に覚えがない端役なのにムダに美しいお小姓がいるので「?」だったけど馬加大記の毒牙にかかったかわいそうな美青年だったのだわ。毛野さんは男でした~。男に見えるかどうかはおいといて、山田優がかっこよかったからいいや。「吹き替え胸」ってのは初めて見たなぁ。この場のワイヤーアクションはなかなか面白かった。原作ではこの場は毛野の間接話法で語られるのみだそうな。だけど、映像的にはこの場は逃せないもんね。女田楽の姐さんは無事に逃げられたんでしょうか?毛野を育てた人だし心配はないか。あちこち感想のブログを読んでいて、馬加大記を『どろろ』の鯖目(蛾の妖怪に取り付かれた領主)にたとえたものがあって、なるほどなぁと思った。それでいくと荘助の母(あとで気づいた坂本冬美)はどろろの母だなぁ。あぁああ、『どろろ』映画化の話、思い出しちゃったよぉ(-_-)。 ~*~*~*~浜路が物理的に紐でくくられてるってのは、玉梓の超人性を考えるとう~ん、ちょっとなぁ、です。が、前編分感想で、口ばっかりと悪口を言いましたが、信乃を信じると言い切ってエラかったな。道節を信じられなかった船虫と対称をなしてるんだわね。玉梓は疑う心やよこしまな野心を持つ人でないと操れないって設定もわかったし。 なら、前編で簡単に首をくくろうとなんかするんじゃないよ とちょっと言いたいんだが、ここは原作通りなので。 しかし、あのお嬢ちゃんに『白夜行』はちょっと重すぎるんじゃ? あの演技で重い過去を背負った女が説得力持って出来るとはとても。伏姫と玉梓、浜路と船虫とうまく対称的に作ってます。多分、小文吾の妹ぬい 黒川智花ちゃんキレイだ。室内シーンが多くて、 色の白いのがよくわからなかったが。『雨と夢の間に』で 確かな演技力も見せてたし、期待してます。 ぬいは、小文吾の友だちと結婚して子どもも出来、 幸せに暮らしていたのに信乃が来た途端に 夫婦それぞれ悲惨な死、子どもは神隠し(親兵衛だよ) なんて原作の運命は逃れて、兄ちゃんも推薦する 地味だけどしっかりした荘助と幸せになれそうでメデタイ。と亀笹も対になってると思う。 ~*~*~*~セットも凝ってるし、ライティングも室内シーンでは横から当ててるんだって。天井が鏡ってのはいいとして、床に水ってのは冷えるよぉ、玉梓なんかきっと冷え症なのに・・・。 ~*~*~*~武田哲矢が一番底から悪いヤツで、なかなか説得力と存在感があったじゃありませんか。信乃との対決シーンは金八先生の方は馬に乗ってなかったよね。逸藤太は毛野さんの仇なのに~、信乃取っちゃった、いいのか~?馬といえば親兵衛が左手を握ったまま、右手だけで馬を全速力で駆けさせていた。ちょっとビックリした。よく頑張ったのね>山下少年。女である自分は被害者だと言い張る玉梓に「それを武器にして男を利用してるんじゃないのか」と突っ込む武田哲矢のセリフは深かった。アイデンティティを「被害者」にするといくらでも不幸になれるからね~。 ~*~*~*~今回、豪華に使い捨てされる悪役陣にそれぞれその人ならではの個性と存在感があった。この話に説得力と一本の筋を通してたのは菅野美穂というキャスティングと彼女自身だな~。雨の中倒れる玉梓の顔の表情ちょっとすごいし、妙椿尼で新しい色っぽさも見せてくれた。伏姫に抱かれ、少女のように眠り成仏するシーン、ホロッとなった。 ~*~*~*~今のNHK朝のドラマ『風のハルカ』の脚本家さんだそうな。八房さえ、ちょろっと出してくれていたら、全く文句言うことありません、よくまとめました、はなまるの「よくできました」のハンコを押してあげるんだけどなぁ。 ~*~*~*~荘助がしっかりしていて、小文吾がほれっぽくて(信乃がおマヌケな)のは、まぁまぁ原作通りか。リュリュは押尾学の犬飼現八が気に入ったとしきりにカッコイイと繰り返している。確かに、長十手に弓にとアクション的もカッコイイ。『離婚弁護士スペシャル』のときは野球解説者の金村に似た、品の悪い男と思った。ジョジョによると「あれの押尾学はなんで?というほど不細工に見えた」そうなんであるが、まぁ今回は納得。 『離婚弁護士スペシャル』で売り出し中男優が女性のために 出世を棒に振る(でもないか)役で、 なんか今の彼の状況を予言していたようなないような・・・。しかし、アンタは、押尾学、もこみち、慎吾と、やたらガタイのいい男が好きだねぇ>リュリュ。アンタの父ちゃん(つまり、ワタシの夫だが)と似ても似つかないのばっか。私なんか自分でも感心するほどに趣味が一貫しておるゾ、ホホホ。ダンナにご贔屓の役者を見られても、ぜ~んぜんやましくないもんね。 ~*~*~*~10000字を少し越えちゃったので、「『里見八犬伝』原文読みますか~(2)」に続きます。
January 5, 2006
コメント(0)
![]()
(「『里見八犬伝』原文読みますか~(1)」の続き)最後の戦闘シーンはCGがチャチで、背景の山がモンゴルだけど、『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』のヘルム峡谷。光がどど~んと押し寄せて、敵だけ後ろにひっくり返るのも一緒。レゴラスばりに軽業を見せる人がいっぱい。でも、乱闘になっちゃって、誰がどこへやら?リュリュによるとレゴラスは礼の玉の犬村大角だそうで、 ワタシが「角太郎」といいたがるのは『新八犬伝』のせい、 角太郎は歌舞伎の市川段治郎を思わせる美丈夫だったんである。「だって、髪型がそれっぽい」「そうだな、『れ』も付くし」。 わたし:じゃぁ、この棍棒ふるってる小文吾は、りゅりゅ:でっかいギムリ!お殿様はセオデン王ぽくない? わ:じゃまぁ、杖持ってるし、ちゅ大法師がガンダルフ り:え~と、ほかにないかなぁ、信乃がアラゴルンね わ:(内心、とてもとても不服・・・(=_=) 演技者としてのヴィゴ・モーテンセンに対する 侮辱ではないか)あそぉ り:リュリュ的にはそうなの。伏姫はアルウェンね わ:それでいくと浜路のほうなんじゃぁ り:リュリュは伏姫が好きなの。ほかにないかなぁ? わ:性別が逆だけど、(トランスジェンダーだから) 毛野はエオウィンでしょう り:(今までの見立てをせっせと紙に書き出すリュリュ) エオメルが道節ね わ:うん(まぁいいか) り:ほかにないかなぁ? わ:一番ちっこくて力を持ってるから親兵衛はフロドでしょ結局、荘助と現八が余ってますが、こんな見立てを面白がるのは、これって遺伝の力か?ワタシがやってるの見てた環境のせいか? ~*~*~*~悪人の将を二人も許してやるってのは甘いと感じた人も多かったようだけど、原作でも和睦して、しばし、安房の国は戦のないユートピアとなるのだよ。 原作あらすじはここ馬琴が『南総里見八犬伝』を書いたのは、文化文政と天保時代の三十年足らず。文化文政期はその前の寛政時代のような文化への弾圧もなく、飢饉もない、非常に安定した、なおかつ爛熟退廃の時代だった。天保期に入って再び改革と称する弾圧、飢饉が起こった。江戸時代人である曲亭馬琴にとって、天保の改革や飢饉は戦争のようなものだったろう。そういうことのない世界、しばしでも理想郷を夢みた大団円。現代、今の時代に意外と通ずるテーマだったなぁと気づかされた。『平家物語』で馬琴の平家もの気になってたので、原文の岩波文庫に挑戦しようかと(挿絵もふんだんらしい)そんな気になる2006年のはじめである。 ~*~*~*~これは子ども向けだけど、大人向けとしても一番いいんじゃないかなと思う。高畠華宵ぽい美少年の入り交じるおどろおどろな挿絵がたくさんついてます。ほぼ総ルビの上、絵と解説が誰か登場のたびにちっちゃく付くので、「コイツ誰だっけ?」と思わずにすむ。ただ、これ単行本で四冊あります。一冊1470円だよ、くそぉ。金額的にはかかるけどそれだけの価値はあると思うよ。現にリュリュはもう一巻を読んでしまい、続きをねだっている。ワタシが小学生のときに読んだ少年少女名作全集の一冊は厚さ4cmほどの二段組みだったから、中身としては、この四冊より多かったかもしれない。NHKの人形劇も残ってる分はDVD化されていることを発見。 こちらは第一回とたまたま残っていた回のと最終話の三回分。これだけしか残ってないんだって。あれの最終話は「わけわからん」と弟の話だったが、毛野さんの画像はそれしかないってことじゃん。『NHK DVD 人形劇 新・八犬伝 劇場版』こちらは芳流閣までダイジェストした映画館上映用のものらしい。人形劇のキャラクターについてはここに大きい画像があります。大きい丸が犬塚信乃(孝)。次に大きい丸が犬村角太郎(礼)、上の三人が左から、現八(信)親兵衛(仁)荘助(義)、赤いのが道節(忠)、オレンジが小文吾(悌)、一番ちっちゃい顔がわかんないのが毛野(智)さんだよぉ。クリアファイルなの、90円です。久しぶりに見ると信乃、男前だった。声がマスオさんだったので、男前感はあんまりなかったんだけど。現八はぷふふの丸顔丸鼻にほっぺたにブチがあるのでカワイいっす、リュリュは泣いてましたけどね。画像がないので直接アフィリエイトしてないですが、DVDならグルグル王国が安いよ。 TVのとは色が違うけどストラップ。この放送のお陰で売り切れて予約になってる。リュリュは欲しがってるけどちょっと考え中。
January 5, 2006
コメント(2)
さっき松嶋菜々子の古畑最終話を見終わったんだが、小学校六年のリュリュが殺人が起こる前にトリックを見破っちゃって、伏線を味わいながら見ちゃった。古畑の犯人引っかける罠のオチは私が予言してしまった。う~む、ワシら親子に見破られるようでは、古畑任三郎も確かに引き際ってものであろう。 ~*~*~*~それはそうと昨日のイチロー編は古畑の罠部分のみ見たけど、イチローなかなかやりますなぁ。セリフをイチロー語録から再編しているとは言え、ちゃんとせりふが言えていたし、芝居もしていたし、なまじの役者では出せないホンモノの迫力を持ってるし。 ~*~*~*~ついでなので、年末に見た再放送の陣内孝則の数学者、オーストラリア編の現地捜査官は「グレグスン警部」。シャーロック・ホームズのファンとしてはとてもうれしかった。「レストレード」だと一通り読んだだけの人でもわかっちゃうが、そこが「グレグスン」、かなり思い入れがないと知らない名前。こういうトリヴィアリズムを一人味わうのが、三谷脚本の醍醐味。 ~*~*~*~イチローへの自白の罠、『刑事コロンボ』に原型があるらしい。「パクリはダメ」って感想のブログもあったけどさ、パクリダメって言ったら、三谷脚本全部ダメだよね~。これは「パクリ」じゃなくて「本歌取り」なんだよね。「これ、コロンボのあれ、そのままじゃん」と気づいて、「あれ、面白かったなぁ、 おれも『コロンボ』好きだった。 あれとかこれとか・・・」などなど頭の中で三谷幸喜と語り合うってのが、三谷脚本の正しい楽しみ方だと思う。 ~*~*~*~『八犬伝』後篇の感想も書いていたんですが、メモリの具合が悪くて日本語変換にやたらに時間がかかるので、一旦アップしてまた出直してきます。
January 4, 2006
コメント(2)
![]()
元日なんか、しょーもないくだらないバラエティどのチャンネルでも延々やってたのになんで、3日の午後九時台から、見たいドラマが三つもやるんだか~。大体だね~、『土方歳三最後の日』と『古畑任三郎』三谷幸喜脚本で見事にかぶってるじゃん。藤原竜也くんも一応かぶってるし、照英は『八犬伝』でかぶってるゾ(キャラも見事にかぶってますが(^-^;)。もうちょっと考えろよ~、TV局も。 書くところがないから、ここで書いておくけど、 藤原君の『古畑』見たジョジョの一口感想。 「あれぇと思ってたら、どんでん返しやってん」 ~*~*~*~昨日は鼻風邪がぶり返して、寝込んでたので、『新選組!』の総集編をつけたまま、結局一日ほとんどTVの前にいたような。一昨年の本放送のときは見てなかったんだけど、Yさんが「近藤勇と坂本龍馬があんななかよしで、この先やっていけるのか?」って心配していた。芹沢鴨と妾お梅が沖田総司をからかうとこは部分的に見た。佐藤浩一と鈴木京香の存在感に目が離せなかった。鈴木砂羽が好きなんで、山南との逃避行もちょっと見た。スイセンのことを「菜の花」だと言い張る遊女。 そういやぁ、高校のときの友だちに 「沖田総司コレクター」という人がいた。 沖田総司が出てくるなら、小説・マンガ ジャンルを問わず集めているという。 「なんでもいいの?沖田総司がヘチャムクレでも?」 と訊くと「いいのだ、なぜならば、コレクターなんだから」 と答えていたが、今から考えると彼女、 オタク性、マニア性において時代を先取りしてたなぁ。今年後半、楽天ブログのテーマ「大河ドラマ『義経』」でしきりにささやかれる、『新選組!』との比較。どうも視聴率では苦戦したが、深い愛好者が多かった質の高いドラマなようで。なんで、やっぱキャラ立ってて面白い。さすが、三谷幸喜のドラマはキャスティングが最高。夫にも勧めるが、夫は「三谷幸喜とは世代も同じ、幼い頃TVで見て大好きだったものが同じ。パロディや本歌取りを元ネタ知らない人が天才脚本家ともてはやしてるのを見ると、オレだって脚本家になりたかったぞ、とひがんでしまうので、つらい」んだそうな。それでも、「ほらほら、栗塚旭が土方のお兄さん」って教えてあげると「うわぁ、老けてないやん、なんで出ぇへんのかな」と喜ぶ。「京都若王子で喫茶店やってはんねん」「へぇえ」「それがスゴイ趣味の喫茶店やねん、 運がよかったら店主が店にも出てきて、 オネエ言葉で話しかけてくれはるというウワサやったけど、 ホンマかどうかはしらん」 さっきググるとその後、喫茶店を休業して、 俳優活動を再開したらしい。 なんとこの時の『燃えよ剣』(私見てません)の 沖田総司役島田順司は、『新選組!』総司最期のシーンで 植木屋のオヤジをやっていて、総司に刀を投げてやると 大河ドラマ&時代劇 登場人物配役事典で知った。 う~ん、流石三谷脚本、知らずにソンしてる、その手のくすぐり (歌舞伎で役者のプライベートをセリフに入れて笑いを取ること)は まだまだありそう。リュリュは香取慎吾のファンなので、横に座って見始めた。入り込むとウルサイヤツだ。カッコイイとか演技ウマイとか殺人や切腹場面だとこたつの布団を頭から被って震えてるし。ワタシ的にはインテリ過ぎて隊についていけなくなった堺雅人の山南さんでしょうなぁ。それと捨て犬の目をした斎藤一オダギリジョーと。 ~*~*~*~大河ドラマでは主人公は絶対汚いところのない人でなきゃいけないので、三谷幸喜もそこを踏まえて、ムジャキでまっすぐな少年が組織や勢力争いに組み込まれ、非情にならざるを得ない、そして時代の波にのまれて身を滅ぼす悲劇として作ってた。それで、土方(山本耕史もスキ)がマキャベリストになりきって、かっちゃんを汚濁から守る、そういう関係になってた。最後、来し方行く末を語り、抱き合って別れる。へへへ、見た目も中身も全然タイプの違った男二人の友情ものはやたらとツボである。 ~*~*~*~だから、『土方才蔵最後の日』は見たかったぞぉ。榎本武揚が草なぎ剛から片岡愛之助ってキャスティングにもうなったしさぁ。ラブちゃんまでチェック入れてましたか、流石三谷さん。公式サイト顔の系統が似てるから別人感が少ないし。 草なぎ剛の歌舞伎メークいっぺん見たい。 愛之助は養子だから片岡家とは血縁がないんだけど、 片岡家の顔と桂小米朝混ぜたような顔してるよね。 今日(4日)は松竹座で定九郎見てきた。『八犬伝』のCM中にチャンネル変えてチラチラ見てたけど、土方は佐藤B作と語ってたり、榎本武揚と議論していたり、割とセリフ劇みたいだった。 通してのちゃんとした劇評は私がいつもお邪魔してる k-nanaさんところで読んでね。 ~*~*~*~総集編見終わって、リュリュ曰く「新選組の本ないの?」「手塚治虫のマンガならある」「それはええわ」「なんでよ?」「あれは近藤勇が・・・」 マンガは勝手になんでも読みおるので要注意「おっちゃんやったからアカンてか?」「そうそう」近藤勇がおっちゃんでない新選組ものなんて後にも先にもこのドラマだけじゃいっ!萩尾望都先生に漫画家を志しせしめたという手塚治虫の『新選組』萩尾望都ラララ書店にはなかったですけども。 ↑ ジュンク堂池袋店で5月までやってるらしい『新選組』こっちはダウンロード版300円也 ~*~*~*~長くなったので『里見八犬伝』はまた別記事でm(__)m。
January 3, 2006
コメント(4)
![]()
うちは毎日新聞なんで、元日の新聞に『八犬伝』の半面カラー広告が載ってたんだ。イイものとワルものって色分けされた顔写真を並べたもの。八犬士以外は配役がないので、誰がなんの役なのかしらんって興味を持っちゃった。この顔の大きさから行くと菅野美穂が「玉梓が怨霊」 その前から少年向きのは読んでたけど 私のイメージはNHKの人形劇で出来てる 辻村ジュサブローの人形では毛野さんがとっても好きでした。 弟は道節の片目寄せの顔を隠し芸の一つにしていたっけ。だわなぁ、それから、悪女船虫はともさかりえか。随分若く揃えましたね~。実年齢的にはそんなもんか。なんて言ってて、思い出したのが、九時をだいぶ過ぎていたので、TVつけたら、信乃のおとーちゃんが死ぬところだった。あららのら、滝沢君の女装あったのかなかったのか?リュリュと一緒に見始める。ワダエミの例の独特の色遣いはまぁ、許すとして、中世民話風なんだか、沖縄風なんだか朝鮮半島風なんだか、男の髷は中国風だし、そこんとこファンタジーなんだから割り切ってくれと言われてもファンタジーなんだからこそちゃんとやれよと思うんだけど、歌舞伎だってアナクロニズムじゃないかと言われりゃそうなんだけど、え~い、くそぉ、時代は混ぜてもいいけど、国は混ぜて欲しくなかったのっ。ワイヤーアクションはもうちょっとゆっくり上品にやって欲しいわね~とは思ったけど、まぁ、なんやかやいって、『南総里見八犬伝』は面白いよね~。あんた、刀すり替えられてずーっとわからんか見もしないのか~、人がよすぎないか~ってのは原作通りだが、なんか『義経』と変わらなくて、適役だったと思うわ。屋根の上は楽しかったわね~。あれは馬琴が中国の武侠小説から取ってきたらしいんで、初めの館の上の殺陣は歌舞伎舞台から、あとの塔のてっぺんは原作通り。塔の造形はちと弱いと思った。リュリュは結構ノリノリになって、「みんなカッコイイ」とかつぶやきつつ、新聞広告に名前を書き入れ始めた。「はまじ」は『ちびまる子』、「しんべえ」は『忍たま乱太郎』の登場人物なので、彼女的には笑っちゃうらしい。山田優の毛野が、女で行くのか、女装の男なのかナゾのまま。 山田優は篠原涼子をうんと美人にしたような 数年前のカネボウのCMで初めて見たときからそう思ってたのだが、 南海キャンディーズのしずちゃんにも似てるわ。 山田優の顔に粘土をかぶせていったらそっくりになると思う。仁の親兵衛は原作通りにすると育つまで十年ほどロスするから、まぁ、NHKのでも、スーパー歌舞伎でも原作とは違ってるんだけど、左手をまだまだあけずに引っ張るってのはいいアイデアだと思う。脚本家は女性なので、ヒロイン浜路はしきりに士官とか忠義とか敵討ちとかの男のメンツに疑問を投げかける。それはいいんだが、「仁義礼智忠信孝悌」の儒教倫理が根っこにあるこの話、あんまり、つっこむと話が自壊してしまいそうで心配である。なんだけど、この娘、口は達者だが、よくさらわれる人だ。前編にして三回もさらわれ、自分ではどうもできず、助けを待つだけ・・・ってダメじゃん。 『アブダラと空飛ぶ絨毯』のお姫様たちはしっかりしててよかったなぁ。あれぇ、礼の玉の角太郎があんなとこにいるってことは化け猫でないの?出ないのぉ、ガッカリ。陣内孝則の役名が赤岩一角なので、このあたりでまとめちゃうみたいである。う~ん、しかし、八房カットですか、私が最初を見逃しただけだと思っていたけど、どうもそうじゃないらしい。猫はともかくとして、犬をカットした『八犬伝』ってのは前代未聞の演出なんではないでしょうか?だって、犬なんだから、ボタンのアザだって、元は八房の八つのブチなんだからさぁ。コドモに説明するのはラクですが、 伏姫の懐胎って処女懐胎だったんですよね。オコサマ向きかいっ?そうかいっ?そぉなんかいっ?「南総里見八犬伝」白龍亭松岡正剛の千夜千冊『南総里見八犬伝』ここ↑面白いです。オコサマ向きではないけど。
January 2, 2006
コメント(6)
年末風邪に倒れたってのを大義名分にサボりまくりで、結局年賀状作りが年頭にずれ込んだってのはどうなんだか・・・。今年の抱負としましては、この年末を繰り返さないに尽きる訳でありますが、そのためにも今日明日で住所録の書き換えはちゃんとやってしまおう。というのは措いて、まぁ、ずーっと持ってる漠然とした夢として、1.絵を描けるようになりたい2.英語を聞いて読めるようになりたい (「話して書けるように」ってのは ハナからあきらめてる)3.楽器を何か曲がりなりにも弾けるようになりたい (最近は鍵盤系はあきらめの境地で 妥当なところではリコーダーかな)つうのを若い頃から持ってる訳ですが、今年は絵をちょっとマジメにやってみようと思いました。本の整理してるとそんな入門書とかばっか出てくる。それと仕事にかまけて、子どもたちとのことおろそかにしてたと思う。年末母に責められまして、アンタに言われたかぁねぇよとは思いましたが、まぁ、ホントのことです。子どもらとまともに向かい合って、勉強もちゃんと見てやります。最後まで一つやり遂げるってことを教えていかないとね。それとこまめに片づけること(爆)。こんなワタクシですが、今年もよろしくm(__)m。
January 1, 2006
コメント(0)
全18件 (18件中 1-18件目)
1