小村和也の建築家日記

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カテゴリ: カテゴリ未分類
常に、今踏みしめている大地を思う

人間は、表面的に見えている事柄だけで判断してしまうもののようだ。
かつての私もそうであった。いや、今もそうなのかもしれない。ただ、
意識して大地を見つめるようにはしている。

プロジェクトでも、色々な会でもそうなのだが、物事の本質を見ずして事
を進めようとすると、いつしか本来の目的から外れてしまう。
外れないためには、自分が踏みしめている大地、自分が乗っかっている
大地に意識を向けることだろう。

人間は、常に衣服(表面的な問題)について語り合う。しかし、お互いの

好みが一致することは難しい。だから話が平行線を辿ったり、あらぬ方向
へ議論が向いてしまう。自分の好みの洋服について議論しあうことなど何
の意味もない。不毛な会話だ。お互いに何でいがみ合っているのか分から
ないまま、議論のための議論を繰り返していることも多い。本末転倒だ。

お互いの共通項とは何か・・・これが議論の出発点だと私は確信している。
大切なのは、自分たちが踏みしめている大地(本質)について語り合うことだ。

例えば、会の運営がうまくいっていない場合、運営の仕方(洋服)について
議論をしてみたところで、お互いの主張を繰り返すだけだろう。
そうではなく、今一度原点に返って、自分たちが立って踏みしめている大地
(本質)に意識を向けるとき、そこで初めて共通の問題意識が生まれてくる。

日ごろ設計を進める場合、このことを肝に銘じて進めている。


などと、まったく相容れない議論になることがある。こういうときに私は
みんなで本質に立ち返る言葉を言う。「私は建築家だから、洋風とか和風
などという概念がありません。地球上に一ヶ所しかないこの地に、地球上
で唯一の家族が住む住まいとはどうあるべきか・・・どのような建築をこの
場所が求めているかを考えています。○○家の財産となる建築であるとと

地域財産を創り上げるパートナーなのです。」この瞬間から、クライアント
(施主)は建築家へと変身していく。

いたって歯の浮いたようなことに聞こえるかもしれないが、住まいを創る
ということは、とても大変なことだ。お互いの現時点の薄っぺらい「好み」
や、現実感のない「ライフスタイル」なるものをぶつけ合って見たところで
堂々めぐりするだけだろう。建築は、そんなことでは創りあげることはでき
ない。

クライアント(施主)とともに、永遠不滅なる、深遠なる、神聖なる気持ち
で創りあげるものであるという意識を、まずは共有しあうことからはじまる。

いつしか、クライアント(施主)の心の中に、建築家の意識(社会性を持って
建築を創る意識)が芽生えていく。このことが共有の認識になって初めて、
建築の真の創造作業が始まる。

私は、色々な会の運営などでも同じだと考えている。まずは原点回帰を果たし、
みんなが共通の認識を持ってはじめて会の活動が始まる。

これこそが、「本質を見つめる」こと、「本質を考える」ということに他ならない。
















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Last updated  2007/01/14 08:44:12 PM
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