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3日目です。今日は台北市内をグルグルと攻める感じで行きます。まず、向かったのがMRTの大橋頭駅。重慶北路の問屋街へのアクセスは、この駅の開業で少し便利になりました☆で、向かった先は、台北リピーターの間で「なんだ、あの店は?」と噂になっているお店です。まずは対面から、写真を押さえます。うーん、思っていた以上に白兵戦をしていましたね(^^;)細い路地を一本挟むだけの隣に出ていたとは。では、通りの反対側に向かいます。まずは、こちらに入ってみましょうか。・・・というよりも、こちらに入らざるを得ませんでした。なにしろ、このあたりを観光客と思しき日本人が歩いていると、写真に写っているおじさまたちが、「お茶を買うなら、うちへ!」と、お店に引き込むという、居酒屋の呼び込みのような光景が繰り広げられていますwこちらのお店は、林茂森茶行。昨年の夏にオープンしたお店です。店名にもなっている、店主の林茂森さんというのは、隣にある林華泰茶行の創業家・林家の次男です。ここ40年ほど、林華泰茶行のマネージャーとして経営の実務を取り仕切ってきた人です。それが突如、独立しまして、このような近距離にお店を出したわけです。店頭にかかっている赤い横断幕には、「林華泰茶行で40数年、ただひとりお茶を選び、製茶を行ってきた4代目林茂森が、林華泰茶行の職人団を引き連れ、ここでお馴染みの味をご提供します」といったことが書いてあります。えー、上記のような様子で、ただ事ではないのは、お分かりかと思います。#事情を詳しく知りたい方は、コメント欄に記載しておきますので、そちらを参照ください。お店の中の雰囲気ですが、こんな感じです。缶や棚は新しいですが、お隣とほぼそっくりのシステムです。基本的には隣と同等のサービス、商品を提供する店と考えて良いでしょう。こちらのお店には日本への留学経験もある、背の高い息子さん(次男)がいます。日本語は世間話ができるほどに流暢です。もっとも、お茶の説明は勉強中な感じですが。その息子さんが、まずはこちらを・・・と見せてくれるのが、オーナーからの開店挨拶文(日本語)です。内容をザックリ書くと、・私は林華泰茶行で40年来、お茶の選別と経営をしてきましたが、このたび独立しました。・今まで林華泰茶行で買っていたお茶は、林茂森茶行でのみ買えます。・今後も家族みんなで頑張っていくので、どうぞよろしくお願いします。といったものです。息子さんの話によると、林華泰茶行にいた職人4名を連れてきたとのこと。そういえば、客引きしてたおじさんたち、隣で見たことありますね(^^;)「だから、品質は保証できます」と言います。職人さんに、木柵と高山鉄観音の違いについて説明を受けましたが、お茶のことを熟知している方の説明だと感じました。このあたりは、さすがに老舗のベテラン職人だと思います。こちらのお店では「試飲もできます」とのこと。試飲といっても、ざっくりティーサーバーで淹れる感じの簡素なスタイルで、一般のお茶屋さんの試飲とはイメージが異なります。買うかどうか迷っているお茶の味の確認程度にはなるかもしれません。ほか、真空パックにも応じてくれるなど、一般消費者向けのサービスは向上している印象です。もっとも、販売単位が最低150g(4両)なのは、変わっていません。問屋スタイルは維持しているようです。さて、気になる品質についてです。私がいつも林華泰で買っていたのと同じ1600元/斤の高山茶を買って試してみました。挨拶文には「今までの林華泰と同じお茶を提供する」と書いてありましたが、私の飲んだ印象では、ちょっと違う傾向に振っているように感じました。やや発酵が高め、焙煎が強めになっていて、水色は濃く、甘みを感じやすいお茶に仕上げられています。同じ金額のお茶を林華泰で買ってみましたが、そちらは今まで通り清香の傾向にあったので、店の味として微妙に差別化を図っているようです。品質にはさほどの差はなく、あとは好みの問題になってくると思います。林茂森茶行住所:台北市重慶北路二段195號之3電話:02-2557-9887営業:8:30~21:00MRT大橋頭駅2番出口より徒歩5分そのまま、隣のお店に入ろう・・・と思ったのですが、客引きおじさんたちの熱い視線を後頭部に感じたので(笑)、さらに南下してカルフールの交差点を左折。典蔵陶藝行へ逃げ込みましたw典蔵陶藝行は茶器メーカー・建展陶芸の台北での卸を行っていて、色々な茶器が卸値で買えます。お店は狭いのでアイテム数は限られますが、鶯歌へ行く時間がない時には重宝するお店です。今回は、店主の朱さんに、建展陶芸のこんな新商品を勧められました。茶器セットなのですが、この箱はイイ!箱が2段重ねになっているのですが、上の部分が写真のように横に開くのです。お出かけ茶会にもってこいな茶器セットではないかと。一瞬考えましたが、荷物はこれ以上増やせないので、パスしました。。。代わりにお土産用のTravelBuddyを購入しました。ここは飄逸杯(ティーサーバー)や鑑定杯セットなどもお茶屋さんより安いのです。典蔵陶藝行住所:台北市保安街3之2号電話:02-2555-9164営業:11時ぐらいから?典蔵陶藝行を出たあと、雨が強くなってきたので、カルフールで傘を買い、その傘で身を隠しながら、サッと林華泰茶行へ入り込みました。客引きおじさんたちには、多分気づかれなかったと思いますw林華泰茶行、店内はそのままなのですが、確かにお店のスタッフがガラリと変わっています。マネージャーは女性に代わっており、お茶を出してくれました。今までの林華泰茶行なら、あり得ないサービスです(^^;)日本語の少しできる方は、いつも通り勤務していました。移籍せずに残ったのは、この人だけだったのかも。買い物は日本語だけでもさほど不自由しません。いつもの1600元/斤の高山茶を少々買います。帰国してから飲んでみた感じは、今までとあまり変わりませんでした。若干、火入れで味を引き出せていない印象があり、職人の引き抜きが多少影響しているのかもしれません。が、誤差の範囲内だと思います。まあ、こんなものでしょう。この後、「工場を見ますか?」と言われ、内部に案内されました。これまた今までには無いサービスです(^^;)ふーむ、大きな機械がたくさんあります。転がっている袋の大きさも、茶農家では見ないような大きさです。大きなロットを扱う問屋ならではの光景だと思いました。それにしても、「隣の話を全然してこないなー」と思っていたら、店を出る時に「隣のお店はうちと全然関係ないですから、気をつけて下さいね」と囁かれましたw隣の開店の効果で、こちらもサービスは色々向上したようなのですが、どうもギスギスしてますねぇ。。。林華泰茶行住所:台北市重慶北路二段193号電話:02-2557-3506営業:07:30~21:00MRT大橋頭駅2番出口より徒歩5分続く。にほんブログ村品質とサービスで競ってもらいたいものですがねぇ
2012.07.15
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雨続きで気温もなかなか上がらない関東地方。ということで、先日に引き続いて・・・ではないですが、同じ有記名茶のお茶を淹れました。奇種烏龍茶有記名茶オリジナルの看板茶です。聞き慣れない名前のお茶ですが、先日の文山包種茶。あのお茶を炭火焙煎したものです。同じお茶とは思えない茶葉の色ですね(^^;)元々、包種茶は武夷茶の製法をまねて、安渓で作られたものと言われています。確かに文山包種茶の外形を見ると、武夷岩茶のように長細い形ですね。その技術が安渓から移民と共に台湾へ渡り、軽発酵で花のような香りを出す改良が加えられ、現在に至っています。一方、本家であるはずの安渓では、包種茶と呼ばれる條型茶の系譜は無くなってしまいました。このへんが茶の世界の不思議なところです。#一説として、外形が一緒だと、武夷山の独特の土壌(岩)から生み出されるお茶と直接比較されてしまいます。同じ土俵で戦っては不利ということで、安渓側が丸まった現在の鉄観音の製法に特化したのではないか、と言われています。そんな歴史を持つ包種茶ですから、先祖返りという意味合いもあるのでしょうか。台湾の誇る清香型の文山包種茶に武夷岩茶伝統の炭火焙煎をして仕上げたのが、このお茶なのだそうです。#奇種という言葉は武夷岩茶の品種の呼称にもあるので、ややこしいのですが、このお茶自体は普通の文山包種茶がベースのようです。文山包種茶に焙煎をかけると、どう変化するのか。焙煎の効果を体感するには、とても面白いお茶だと思います(^^)まず、水色をご覧頂きましょう。文山包種茶は、薄いグリーンの茶水でしたが、焙煎を加えることによって、茶色っぽい茶水に変わっています。焙煎を加えると、まず茶水の色に変化があることが分かります。そして、香り。文山包種茶は春蘭の香りにも喩えられる、清らかな花系の香りですが、このお茶は、むしろ甘い香りが先行し、どこか蜂蜜に似た香りすら感じられます。焙煎によって香りのパターンも変わるんですね。これは本当に不思議です♪肝心の味。まず、口当たりが全く違います。文山包種茶の場合は、青さを含んだ清らかさですが、このお茶の場合は、刺激性がかなり少なくなっています。緑茶と焙じ茶の関係と同じで、青さが苦手な人でも飲みやすい口当たりになります。胃にも優しそうな気がします(^^)口の中に残る余韻も大分違います。岩茶などで感じる、熟した果物の香りに近い甘さが口の中に広がりますが、大きく違うのは、とてもサラッとしていること。茶葉の発酵度が低いせいでしょうね。発酵によって出てきた甘さではなく、焙煎によって強調された甘さなのですね。この甘さは、煎を重ねるごとに際だってきます。最初は、焙煎が強い分だけ、火の香りが勝っている印象なのですが、徐々にサラッとした甘さの印象が強くなっていきます。うーん、これはなかなか面白いお茶です(^^♪ただ、たまたまかもしれませんが、惜しむらくは文山と一緒で茶葉のクラッシュが多い点。包装が何とかなれば、もっと楽しめると思うのですが。#若干、雑味が出るのです。とはいえ、火が入っている分、温まる感じのするお茶です。ちょっと肌寒い夜に、じっくりと味わいたいお茶ですね(^^♪焙煎は面白い(^^)
2008.06.29
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最近、我が家で流れているCDは、今さらながらのこちらのシリーズ。 VOCALIST昔からのファンとしては、”持ち歌の方が・・・””他にも曲はあるのに、何故この曲?”等々、色々言いたいこともあります。が、病気を乗り越えて、注目を浴びることは良いことなので、結構好意的に聞いております。#でも、そろそろ、オリジナル曲で頑張る路線に戻って欲しいのですがねぇ。・・・さて、ここからお茶にどう繋げるか?最初のアルバム、”VOCALIST”を聞いていますと、かつての名曲『オリビアを聴きながら』が入っています。・・・あ、タイトルでもう分かってました?(^^;)そう、名曲『オリビアを聴きながら』の歌詞の一節。ジャスミン茶(ティー)は 眠り誘う薬♪これです。この歌詞が「日本におけるジャスミン茶のイメージを作り上げている」と、私は勝手に思っています(^^;)いや、冗談抜きで、やっぱりメロディーに乗った歌詞の効果って大きいと思うんですよ。中国茶を普及するためには、ヒットする曲の歌詞の中に紛れ込ませるのが一番の早道?のような気がします。#でも、鳳凰単叢とか太平猴魁とかいう、勇ましい名前は馴染まないかも(^^;)・・・話を元に戻します。冷静にジャスミン茶を見てみますと、ほとんどのお茶は緑茶ベースです。緑茶は、カフェインの刺激が端的に表れやすいので、「それって眠気を打ち消すだろ」というイメージがあります。一方で、ジャスミンの精油には、鎮静効果があると言われています。鎮静効果と緑茶のカフェイン...どちらが勝つのか関心がありますねぇ。。。というわけで、蘭亭さんで「ジャスミン茶の美味しいの下さい」と伺って買ってきたお茶で実験♪白龍香珠福建省産の緑茶ベースのジャスミン茶。オーナーさんのイチオシです。少しジャスミンの花が入っています。かなりジャスミンの香りがあります。ちょっと強烈。でも、フレーバーではなくて本当の花の香り。上質です。あ、ちなみに私はジャスミンなどの香りのついたお茶は本来苦手です(^^;)自分でお金を出して買うことは滅多にありません。そのへんを割り引いてご覧下さい。これを淹れてみようと思いますが、さて、問題は温度です。低すぎると今ひとつ香りが出ませんし、高すぎるとカフェインがたくさん出ちゃいます。私、お茶は全て沸騰したてのお湯で淹れますが、今回は緑茶同様、「茶海に一回お湯を入れて、茶海から注ぐの術」を使うことにしました。これなら、この時期は水温が90度ぐらいに下がりますので、ちょうど良い頃合いではないかと。で、ガラスの蓋碗で淹れてみました。丸まっている茶葉が生き物のように広がっていきます。一旦、茶海にあけて、茶杯で飲んでみます。金色の茶水。美しいです(^^)さて、お味ですが...香りは、茶葉の時点ではちょっときつく感じましたが、茶水になったら上品でマイルド。お茶の質とジャスミンの吸着のバランスが良いのでしょうね。香りが強すぎず、かといってお茶の味が負けているわけでもありません。しっかりとお茶の味が残っています。そして、少し冷めるとよく分かりますが、ちょっとトロンとした口当たりのお茶です。茶質が豊富なんでしょうねぇ。これは美味しい(^o^)さて、肝心の?眠気...確かに、香りでリラックスな感じはあるんです。特に、ジャスミンの香りが喉元に残って、なかなか幸せな気分です♪このまま眠ったら、良い夢は見そうです(笑)ただ、これで眠くなるか?というと。。。な気がします。結論:ジャスミン茶は、あるきちの眠りは誘わなかった(苦笑)でも、個人差があると思うので、皆様のジャスミン茶体験も教えて下さい(^^)<おまけ>せっかく、学芸大学に行ってきたので、その筋では有名なお店”がんそ”さんで、富士宮やきそばを買ってきました。富士宮やきそば学会公認のテイクアウト専門のお店です。麺に特徴があってなかなか美味しい♪意外とボリュームもあります。さらに無謀にも、お好み焼きも購入。こちらもキャベツがたっぷりの具だくさん♪・・・両方を1人前ずつは、ちと多かったようです(^^;)なかなか美味しいので、蘭亭さんと合わせて行ってみてはいかがでしょうか(^^)富士宮やきそば・お好焼 がんそ住所:東京都目黒区鷹番3-14-6TEL:03-3760-8278定休日:月曜日、第3火曜日オレンジの富士宮やきそばの”のぼり”が目印です我ながら振れ幅の大きいブログですね(^^;)
2008.02.13
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ふとしたことから、久しぶりにガストで食事をしました。すると、ドリンクバーがリニューアルされているじゃないですか。名前は「プレミアムカフェ」になっていました。#現在、990店舗に導入中だそうです。何のことはない、ただのドリンクバーだろう、と高をくくっていたのですが、すかいらーく、本気だなと感じるほどに、リニューアルがされていました。何が良くなっているかというと、まあ、ここは中国茶がメインのブログですから、中国茶の品質が格段に向上・品揃えも充実というところを挙げたいと思います。#本当は、コーヒーの品質が上がったり、100%のオレンジジュースが入っていたりという、かなり思い切った変更をしていたようなのですが、そこまで飲みきれませんでした(^^ゞお茶好きな皆様に、是非ご注目を頂きたいのは、「日替り銘茶」という冷たいお茶のサーバーが追加されたことです。今までは、大抵、アイスコーヒーとアイスティーが並んでいるだけだったのですが、そこに日替わりで、あと2種類の冷茶が追加されています(日本茶のときもあるらしい)。ちなみに、今回置かれていたお茶は、鉄観音メイクイ紅茶でした。鉄観音ですって??そうです。紛れもなく、鉄観音と書かれています。そして、その鉄観音の茶水の色が、きちんと薄い緑色であることに、驚かされました。#鉄観音という名前で、平気でサントリーの烏龍茶みたいな茶色い鉄観音「入り」烏龍茶を入れていることが、外食業界では日常茶飯事でしたからねぇ。「とはいえ、味は美味しくないんだよね」「ドリンクバーだもんね」「食事頼んだら180円で飲み放題だものね」「そりゃ、しょーがないよね」「ファミレスのお茶に期待をしてもね」↑以上、一人ツッコミと自分に言い聞かせながら飲んでみましたが、爽やかで、しっかり鉄観音の味がする。。。思いっきり暑い日に、この冷茶がガストに用意されていたら、まず間違いなくフラフラとお店に入ってしまいそうな、香りのあるお茶でした。そりゃ、高級な鉄観音とは言えませんが、「鉄観音ってこんなお茶なんだよ」と説明できるレベルのお茶です(イメージとしては、セブンイレブンの凍頂烏龍茶レベルのお茶)。これを飲み放題とは、何と罰当たりな。。。(というより、素直に嬉しい)…ということは、メイクイ紅茶も。。。自然な茶葉自体の甘みが出ていて、きちんとメイクイ(玖瑰・ハマナスの花)の香りがしています。これも、結構レベル高くて、とてもファミレスのドリンクバーで出しているお茶とは思えない。ひょっとして、温かい方も良くなっているのでは?と思いまして、ティーバッグをチェック。中国茶では、烏龍茶とプーアル茶が置いてありました。#紅茶とハーブティーもありましたが、こちらはまだ専門外なので、パス。どなたか、続きのチェックをお願い致しますm(_ _)mで、多分ここまでは手が回っていないだろう、と思い、プーアル茶のティーバッグを淹れてみました。「プーアル茶で、ティーバッグでしょ?」「そんな、美味しく淹れられるわけないじゃないの?」「どーせ、土ぼこりみたいな味なんじゃないの?」「ドリンクバーだもんね」「食事頼んだら180円で…(以下略)と思って飲んでみると、「あら、飲みやすい」典型的な熟茶の味ですが、ホコリっぽさは無く、そこはかとなく甘みもあり、中国茶専門店で販売している熟茶と大差ありません。癖が無く、とても飲みやすいプーアルです。#そりゃ、美味しいのと較べると酷ですけど。…というようなものが、全部飲み放題で、180円(ドリンクバーだけでも320円)。ドトールのコーヒー1杯(あるいはスタバのラテ1杯)と変わらない値段でこのお茶を出されると、気軽なお茶として使ってしまいそうです。雰囲気は少し目をつぶるとして。いやー、本当にコストパフォーマンス高いですよ、これ。こんなお店が、いつの間にか、全国津々浦々の990店舗に広がっているわけですから、「恐るべし、すかいらーく」です。こりゃ、すかいらーくは本気で喫茶マーケットを狙ってきてますね。外食業界に片足を突っ込んでいる私としては、老舗企業の底力を見せつけられた瞬間でありました。とはいえ、すかいらーくのドリンクバーの企画担当者の方には、こんなに気軽に中国茶を多くの人が楽しめる環境を作ってくれたことに、一お茶好きとして、お礼を言いたいです。ありがとう!!#あの…折角だったら、お茶請けセット(ドライフルーツとかナッツとか)も作っていただけると、嬉しいのですが(^^ゞ
2006.05.29
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名古屋の街の中にこだわりのお茶を揃えるお店があります。こちらの茶心居さんは、一見、街の普通の喫茶店のような雰囲気のお店です。お邪魔したときも、地元の方たちの寄り合いが開かれていました(笑)が、実はオーナーさんが現地で買い付けてくる、こだわりのお茶やスイーツなどが楽しめる懐の深いお店なのです。茶譜にはベーシックなお茶も取り揃えており、夏場ならではの冷茶なども用意されています。が、少しディープな感じの方であれば、何か面白いものを♪とリクエストすると、そういうお茶が出てきます。今回はちょっと発酵も火入れも浅めな単ソウをいただきました。石古坪のような、一瞬、文山包種茶かと思うような軽快感ですが、しっかり味のトーンは単ソウでした。これは面白い&珍しい(^^♪お店でのお茶の提供方法は、きちんと蓋碗や茶壺など工夫式で提供されています。煮水器も各テーブルにあるので、ゆっくりと自分のペースでお茶を飲めるのではないかと。中国茶、日本国内で普通に入手できる情報はどうしても限られています。そのため、やっぱり確かな情報とネットワークを持った”お店”のご主人とお話しできる関係にあると、世界が広がります。でも、中国茶の場合、色々知識をお持ちの方=いろんな意味でちょっと個性的な方・・・であることも珍しくありません(←私も一応自覚はしてます)。その点、こちらのオーナーさんはとても優しく、それでいてお茶に静かに情熱を燃やしているタイプの方なので、合う方は多いんじゃないかな、と思います。これから中国茶を知りたい人にとっては、とても頼りになる方ではないかと。色々なお茶イベントや講習会もされていますが、まずは気軽にお茶を飲みに行ってみてはいかがでしょうか(^^)茶心居住所:名古屋市千種区日進通1-30-2 電話:052-762-8814営業:12:00~20:00定休:水曜日http://chaxinkyo.blog45.fc2.com/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村いいお店です(^^)
2014.05.16
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<2017年12月31日追記>こちらの最新版の記事を、新ブログに掲載しています。台湾でお茶を買うノウハウ2018(1)基礎知識編お店の移転情報なども掲載していますので、上記リンクよりご覧下さい。このGWで台湾へお出かけになる方も多いのではないでしょうか。台湾土産の定番になっているのが、烏龍茶をはじめとする香りの高い台湾茶。せっかくだから美味しいお茶を買って帰りたい!と考えている方もいらっしゃるのではないかと。しかし、初めての台湾だったりすると、美味しいお茶が買えるかどうか不安ですよね。そこで、現地でお茶を買うための私的ノウハウを簡単にまとめてみたいと思います。まずは基礎知識編です。<台湾では、どんなお茶が買えるか?>台湾で買い求められるお茶は、原則、台湾で生産されているお茶(台湾茶)がほとんどです。中国大陸のお茶(中国茶)は、プーアル茶を除くとあまり流通していません。※「原則」と書いたのは、いわゆる台湾茶でもベトナムやタイなどでローコストに生産し、輸入していることがあるからです。台湾茶の具体的な銘柄には、以下のようなものがあります。・凍頂烏龍茶(春と冬がクオリティーシーズン) 台湾茶のかつての看板茶。 小さく丸まっているお茶で、お湯を注ぐと乾燥わかめのように大きく広がります。 金萱、四季春という新品種で作られるお茶は、比較的リーズナブルで特徴的な香りがあります。・高山烏龍茶(春と冬がクオリティーシーズン) 台湾茶の現在の看板茶。凍頂烏龍茶と形状は変わりませんが、爽やかさと深みを持っています。 産地によって香りや味に違いがあり、標高の高いところのお茶ほど、お値段が高くなります。 有名なのは、阿里山烏龍茶、杉林渓烏龍茶、梨山烏龍茶などです。・東方美人茶(白毫烏龍茶)(初夏がクオリティーシーズン) 紅茶に近い風味を持った烏龍茶です。洋菓子に合いそうな風合いです。 原則、無農薬栽培であり、最上のものが取れるのはほんの僅かの期間しかないため、良いものは大変高価です。・ジャスミン茶 大陸のお茶が有名ですが、台湾でも生産されています。 くるくる丸まった形のものではなく、お茶のそのままの形にジャスミンの香りをつけたタイプです。・文山包種茶(春と冬がクオリティーシーズン) 緑茶に近い、爽やかな香りをもった烏龍茶です。茶葉の形は細長く、かさがあります。 台北郊外の坪林などで生産されています。茶葉博物館のある地域の名茶です。・木柵鉄観音茶(春と冬がクオリティーシーズン) 焙煎を効かせた烏龍茶です。お茶の形は小さく丸まっています。 茶水の色は、アンズ色で、甘い香りが器に残ります。・紅茶 台湾でも少量ですが紅茶を生産しています。 細かく砕いていないリーフタイプで、砂糖を入れなくても甘さを感じるお茶です。 最近は「紅玉」というメンソール香のある紅茶も出回っています。・緑茶(春がクオリティーシーズン) 台湾でも少量ですが緑茶を生産しています。 碧螺春、龍井という名前が付いていますが、大陸のお茶とは品種も製法も違うので、全く違った風合いのお茶です。・健康茶ハブ茶、グアバ茶、人参茶など健康茶もよく見かけます。この手のお茶は、通常のお茶屋さんでは取り扱いがなく、土産物店や食料品店で販売していることが多いです。※この手のお茶に関しては、ここでは取り扱いません。大陸のお茶(中国茶)でも、台湾でよく見かけるのは以下のものです。・プーアル茶台湾にはビンテージもののプーアル茶が結構あります。ただし、ある意味、投資商品になっているので、お値段は高めです。普段飲み用のものも出回っていますが、特にオススメできるほどではありません。・ジャスミン茶花が開く工芸茶タイプのジャスミン茶は台湾では生産していないので、中国産を輸入しています。茶葉専門店には置いて無いこともありますが、迪化街などではよく見かけます。<お茶の購入単位> 現地のお茶を量る単位は、斤(きん)を使います。 1斤は600gです。斤の下には両という単位があり37.5gです。 1斤=16両という計算ですね。 小売店では、最低50gもしくは100gから購入できます。 問屋や産地では、最低4分の1斤(4両・150g)ないしは半斤(300g)からです。<お茶はどこで買えるか> 台湾土産の定番にもなっているので、お茶はあちこちで買えます。 主に買えるところと特徴は以下の通りです。 具体的なお店については、次の記事でご紹介します。・市中の茶葉専門店(非チェーン店) 店によって差はありますが、いちばんのオススメです。 試飲をさせてくれる店も多く、たいてい量り売り販売で、比較的少量からお茶を買うことが出来ます。 日本語が出来る店員さんがいるお店もあり、初めて買う方はここでいろいろ試されると良いでしょう。・市中の茶葉専門店(チェーン店・デパートなど) 天仁茗茶などのチェーン店では、パッケージに入ったお茶を購入できます。 大手メーカー製のお茶になりますので、品質的には「無難」というお茶が手に入ります。 日本語通用度はやや高めです。・市中の茶葉問屋 茶葉問屋の中には、林華泰茶行のように小売りをしてくれるお店もあります。 値段はとても安いのですが、最低購入単位が大きいほか(おおむね150gもしくは300g以上)、試飲も出来ません。 包装も簡素で土産物向きではありませんが、自宅用の普段飲みのお茶を買うには悪くないチョイスです。 日本語はあまり通じません。・市中の食料品店(新東陽など)・スーパーマーケット パッキング済みのお茶を販売しています。 買いやすいのですが、品質に関しては、ハッキリ言って良いものはありません。 日本のスーパーに並んでいるような、庶民感覚のお茶がほとんどです。・空港 おみやげ用に綺麗にパッケージされた大手メーカーの規格商品が並んでいます。 やや割高で、品質はそこそこです。時間が無い時、買い忘れた時用の最終手段です。 日本語は通じますが、お茶の詳しい説明は無いと思った方が良いでしょう。・市中の土産物店 市中の土産物店でも、おみやげ用にパッケージされたお茶が並んでいます。 おしなべて割高で、海外産の茶葉をブレンドしているお店もあるので、オススメしません。 日本語はペラペラで、セールスがとっても上手だったりします(笑)※お茶屋さんと土産物屋を兼ねているようなお店 お茶屋の看板でありながら、店頭にからすみを置いていたりするところは、お茶屋というより土産物屋と考えて良いでしょう。 この手のお店を、良質なお茶を買い求めようとして利用することは、あまりオススメしません。<ずばり、いくらぐらいのお茶が妥当な金額か> お茶の種類によって、だいぶ違うのですが、台北市内の普通の茶葉専門店で買うのならば、個人的には1斤1000元と2000元を一つの目安にしています。 1斤1000元(100g約160元)程度のお茶であれば、普通のお茶としては十分に美味しいと感じるお茶です。 1斤2000元(100g約320元)を超えてくると、かなり高級なお茶になってきます。高山烏龍茶は、大体このへんの金額からスタートです。 物足りない方(お茶マニア)は、さらに高いお茶を買うことになっていきますが、お茶の値段は天井知らずですので、ほどほどに。 ちなみに値段と味の関係ですが、 安いお茶ほど、刺激が強く、口の中に味がハッキリと残ります。ただし、余韻は少なく、煎も利きません。手軽に味わうにはこちらでしょう。 高級なお茶になるほど、口当たりは柔らかで、味わいが淡麗に思われるのですが、喉の辺りからこみ上げてくるような甘さや香りが戻ってくる傾向があります。余韻も長く、何煎も楽しむことができます。じっくり味わう向きには、こちらでしょう。 この違いは、できれば試飲させてもらえるお店で一度体験してみると良いでしょう。 最初に安いお茶、次に高いお茶の順で飲むと、違いがハッキリわかります。 私個人の経験では、渡す相手がお茶に詳しい方でない限り、おみやげとしては1斤1000元クラスのお茶で十分です。というか、その方が喜ばれます。 高いのだと「淡すぎる」と言われます。。。美味しいお茶を味わうにはそれなりに訓練が必要ですので。 なお、梨山烏龍茶のような著名な高級ブランド茶には、厳然とした相場が存在するので、お買い得品というのはありません。 安すぎるブランド茶は、たいてい、産地の不確かなものだったり、季節外れのお茶だったりします。 土産物店で買うのでない限り、お茶の品質自体は価格に比例すると考えて間違いないと思います。 #ただし、高品質なお茶=「好みのお茶」「美味しいお茶」ではないので、出来れば試飲して買うと良いでしょう。 それから、お茶に関しては価格交渉(値切り)も必要ありません。 その金額を出しても欲しいお茶は買う、欲しくなければ買わない、ということで意思表示をした方が、品があります。 基本的に定価販売ですが、たくさん買うようだとおまけをつけてくれたりすることが多いです。 では、次の記事でオススメできる台北のお茶屋さんをご紹介します。 続く。にほんブログ村↑↑↑お役に立ちましたらクリックを♪
2012.04.28
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2日目。あいにくの雨模様ではありますが、今回の大目的の1つ、鶯歌へ行きます♪鶯歌(おうか・イングゥ)は、台北縣と桃園縣の境目ぐらいにあります。なので、実は、桃園国際空港を起点にした方が圧倒的に近いのです。しかし、今回は茶器・お茶・お土産買い倒れになることが分かっていた私は、前回の教訓を参考に、前回購入した大ぶりのスーツケースを持って、出かけて行きましたので、さすがにこれを引きずって鶯歌を歩くのは無理、と翌日に訪れたのでした。ちなみに、最も効率的な方法は、『中国茶めぐりの旅』で紹介されているように(今回の旅行で、この本のルート・店選びの素晴らしさには、今更ながら舌を巻きました)、空港への帰りがけに寄ることでしょうか。ただ、これをするには、周到な準備が必要です。それは次の3つ。・帰国便は、午後3時以降発の飛行機を予約しておく・タクシーをホテルででもお願いして、チャーターしておく(バックパッカー並みに荷物が少なければ、電車でOK)・機内持ち込み用のボストンバッグを用意(戦利品の茶器をハンドキャリーにするため)これで、預ける荷物は、タクシーのトランクに入れておいて、身軽な状態で、お買い物に専念することが出来ます。朝から鶯歌へ出かけて、大体10時頃~12時半ぐらいまでのショッピングタイム。鶯歌から空港までは、タクシーで30分も見れば良いでしょう。つまらない空港の免税店を見るよりも、お茶好きな方にとっては、こちらの方が正解かもしれません(どれにしようか、で帰国寸前まで迷うかもしれませんが…)。さて、普通に電車に乗って行く場合ですが、別に中国語が出来なくても、十分にたどり着く事が可能です。初心者歓迎な台湾、もとい当ブログ(というより、私も初心者~)。台北ナビや旅々台北並に、誰でも行ける鶯歌への行き方を、まず解説いたしましょう!まずは、台北駅に行き、自動券売機で31元の鶯歌行きの区間列車の切符を買いましょう(「草かんむり+呂」光号で行く場合は、値段が違います)。タッチパネル式のものでは、区間列車の切符を販売していないので、ちょっとボタンのいっぱい付いている普通の券売機を利用しましょう。ちなみに往復だと、もう少し安くなります。往復で56元だったかな?(曖昧)買い方は、券売機にお金を入れて(小銭を事前に用意!なければ、窓口で買いましょう)、押すべきボタンに光がつきますので、そこから選びます。1.人数 → お好みで2.切符の種別(全票=大人料金・半票=子供料金←身長で決まります・往回=往復) → お好みで3.列車の種類(自強・「草かんむり+呂」光・復興・区間) → 区間(区の字は旧字体で、中に「口」が3つ並んでるやつです)を選択4.目的地 → 鶯歌を押すと、切符が出てきます。これで、第1関門突破。裏が黒っぽい磁気付きの切符だったら、そのまま自動改札を利用できます。次に乗る電車の選び方。近くをキョロキョロ見回すと、飛行機の出発便を表示しているかのようなディスプレイがあります。これを見ましょう。これで乗る電車を調べます(時刻表でもいいですが。ちなみに對號列車というのは、特急・急行の類です。今回は使いません)。ここでポイントがあります。区間列車に乗るわけですが、南へ行きますので、下行きの列車を探してください。そしてその中で、中「土歴」あるいは、新竹などの行き先になっている区間列車を探してください。#樹林行きというのが結構本数があるのですが、これは手前で止まってしまいます。樹林の2つ先が、鶯歌です。鶯歌は桃園のちょっと手前ですので、それより先へ行く列車ではないとまずいのです。ちなみに、電光掲示板を見ていると、しょっちゅう「晩 ○←数字」とか書いてあるのを見かけます。「晩」というのは、「遅れ」の意味ですので、電車が遅れているようです。時間通りであれば、「準點」と出ています。「何でこんなに遅れてるんだー」と思うのですが、世界的に見たら、きっとかなり正確な方です。#インドとか凄いらしいですからね~さて、次にプラットフォームへ上がります。台湾では、プラットフォームを、月台(ユエタイ)と言います。列車も、何番線という言い方ではなくて、例えば、第4月台Aのように書いてあれば、第4月台のA側から出発。反対側は第4月台Bになります(日本だったら、7番線・8番線に当たるのでしょうね)。先ほどの電光掲示板で、プラットフォームの場所が出ています。そのプラットフォームに上がりましょう。で、真ん中へんで待つことをお勧めいたします。#区間列車は、長さが短い場合があるので。さて、電車が来ました。乗車します。この電車、ちょっと重厚感がありますが、日本の普通の通勤電車と変わりません。向かい合って座ります。一応トイレつき。ちなみに「博愛座」は、いわゆるシルバーシートです。座ってもかまいませんが、座るべき人が来たら、きちんと譲ってくださいね(台湾では、マナーをきちんと守る日本人であって下さい)。乗車してから、しばらく地下を走り、板橋を過ぎると、外へ出ます。台北→萬華→板橋→樹林→山佳→鶯歌と、大体30分で着きます。ちょっとしたローカル線の小旅行です。・・・着きました。鶯歌駅、改札は1箇所しかありません。でも出口は右と左に2つあります。改札を出て、鶯歌陶瓷博物館に行くのであれば、右へ行きましょう。最初は陶瓷博物館へ向かってみます。駅を出ると、こちら側はいわゆる駅裏に当たるので、あまり活気がありそうな感じではありません。駅を背にして右側に(台北からの電車の進行方向に)テクテク歩いていきます。歩道が整備されていないところや、信号が無いところも結構多いので、道路の横断には気をつけましょう。#まあ、中国やベトナムに行ったことがあれば楽勝です。私が行ったときは、平日なので、閉まっているお店も多かったのですが、観光客目当てのお店や、風清堂のお店やら、この後、訪れる陶作坊のお店の前も通ります。10数分ほど歩きます。そして、橋を渡ると、右手に大きな建物が見えます。この建物が、鶯歌陶瓷博物館なのです。なんて近代的なの~。それもそのはず。陶器といっても、セラミックも陶器の1つですから、台湾のハイテク産業を支える重要な屋台骨なのです。でも、さすがに、「これ、お金かけ過ぎだろ…」と、思ってしまいます(^_^;)門に入る前に、向かって左手のチケット売り場でチケットを購入します。大人100元。中に入ると、受付カウンターで日本語の説明ガイド機をレンタルしてもらえます(有料)が、私はパスしておきました。必要な方は、どうぞ。<展示の内容>1階は、主に焼き物の作り方などの展示があります。土を採って、それをどう寝かせて、捏ねて…というのをわかりやすく解説しています。2階は、常設展示。鶯歌の陶業がどう発展してきたか、ということが示されています。日本統治時代の内容もあるので、意外に日本の陶器の産地との結びつきが深いことに驚かれると思います。3階は特別展示。私が行ったときは、有名な先生たちの作品の展示でしたが、その中に台北縣長(県知事ですね)の作品があったのにはビックリしました。鳥を描くのが得意なようなのですが、素晴らしい腕前です(^^♪さて、ここ1階のミュージアムショップがなかなか充実しています。小物類や茶器の類も充実していますので、一度覗いてみると面白いです。原理はよく分からないのですが、お茶がおいしく入る陶器が売り出されていました。磁化杯みたいなものですかね。私、思わず買いそうになりました(苦笑)が、一番最初に行くと、相場がわからないので、得かどうか分かりません(^_^;)また、地下1階にはコーヒーショップがあり、簡単な食事も出来ます。ちょうど昼時だったので、ここでちょっと「鶯歌商法」に乗ってみました。何かを食べたら、食べた器をそのままあげる、というやつです。で、セレクトしたのが、コレ(ここの店はこれしかないんですが)。ふたを開けると・・・じゃーん。焼き飯といっていますが、チャーハンではなく、もち米を使っていておこわみたいなものでしょうか?烏来あたりでは、これを竹に詰めて出していますが、あれと似たようなものです。案外、美味しいです(^^♪器は・・・おぎのやの峠の釜飯みたいなものを想像していただければいいかも。食後、この紙を捨てれば、器は清潔なまま持ち帰れる、とお店のおばちゃんが説明してくれました。コーヒーとゼリーのセットをつけても250元ですから、ちょっとした記念に持ち帰るのもいいかもしれません。・・・でも、何に使うんだろう(^_^;)さて、ここを見学したら、早速、陶作坊・・・と行きたいところですが、大荷物になるのは目に見えている(苦笑)ので、いったん横目で見ながら通過し、先に陶瓷老街に行きましょう。長くなったので、陶瓷老街と自然窯・陶作坊については、また次回♪台北縣立鶯歌陶瓷博物館台北県鶯歌鎮文化路200号営業時間:平日09:30~17:00(入場16:30まで) 土日09:30~18:00(入場17:30まで)休館日 :毎週月曜と旧正月休みと選挙の日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日が休館)http://www.ceramics.tpc.gov.tw/
2007.01.07
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というわけで、大渓老茶廠へやってきました。<大渓老茶廠とは>こちらは元々、日本統治時代の1926年に、三井合名会社が作った角板山工場です。三井というよりも、日東紅茶というブランドの方がピンときますね。かつては輸出用紅茶を主に生産していて、最盛期には年間約600トンの紅茶を作っていたそうです。戦後は政府直轄の台湾茶業公司、そこが民営化された台湾農林の手に渡って生産が続けられました。が、1956年に火災が発生。1959年に再建したものの、その後は国際市場の動向などもあり、生産量は減少。ついに1995年に、生産を停止しました。しかし、2010年に観光施設として生まれ変わり、今日に至るとのことです。火災に遭ったとはいえ、再建の際には総統・蒋介石の要請で当時の構造を忠実に再現したとのことです。観光施設へのリニューアルによって、新しい建築と当時の建築が入り交じった面白い建物となっています。入口を入ると、お茶の販売コーナーになっています。コンクリート打ちっ放しの空間に、美しくデザインされたお茶の缶が整然と並んでいる姿は、なかなか格好いいです(^^)照明なども吊り下げライトになっていて、モダンな空間ですね。順路としては、2階→1階と回るのが正解のようなので、レジカウンター奥にある通路から、2階へ上がってみます。1階にはカフェもあって、簡単なランチもとれるようです。<2階は発酵を考えた機能的な作り>2階の多くは室内萎凋の場所になっています。木を組んで作った高い天井になっています。天井が高いのはイギリス式なんだそうです。このフロア、紅茶の命である発酵を左右する、萎凋を行っている場所です。それだけに、特に空気の流れには、ものすごく工夫がされているようです。このような大型の換気扇がいくつもあったり、1階の機械(乾燥機)から発せられる熱を上手に活かすため、大きな空気穴が設けられていたり。窓は空気を取り入れやすいよう、90度回転する開口部の大きい作りになっていたり。 この窓は日本スタイルだそうです。そういえば、昔の木造校舎の窓っぽいですねw萎凋棚の棚はヒノキで作られていました。奥の方の空間には台湾のお茶の品種の紹介があったり、当時の電気工事図面なども展示されています。非常に機能的なつくりになっているのですが、それゆえの機能美を感じられるステキな空間です。しばらく見学をしてから、バルコニーに出てみました。なんとなく懐かしさを感じる佇まいですね。もっとも、こうした古い部分と新しい部分が組み合わされている感じです。中庭の池はこんな感じですし、カフェコーナーなどはガラス面の多いスタイリッシュなものになっています。<1階には古い機械や日本時代の展示物も>続いて、1階の展示コーナーへ。こちらには昔工場で使われていた古い機械が展示されています。こちらはパッキングマシーンだそうです。歯車がたくさん付いていて、実にメカメカしいつくりです。農家の孫的には、唐箕(とうみ)だ!と思いましたが、原理は一緒ですね。風の力でお茶を選別する機械だそうです。軽いものほど遠くに飛んでいくわけです。こちらはお茶の切断機械だそうです。こうした機械があちこちに置いてあります。当時としては機械をたくさん導入した、最新鋭の工場だったことを偲ばせます。年産約600トンというのは伊達ではないです。また、当時の工場の写真があったり、昭和十九年度と書いてある、日本時代の資料なども展示されています。ちなみに三井合名が最初に台湾に進出したときは、このような出張所から始まり、次々と工場を作っていきました。こちらの工場は大正十五年に作られたのですね。三井は、いくつもの場所に工場を作って、様々なお茶を生産していたようですが、輸出用の紅茶はここが主に担っていたようです。日本にせよ台湾にせよ、特段資源はない国です。なので、こうして一生懸命、外貨を稼いでいたことが分かりますね。と同時に、当時の日本は、紅茶作りにかなりの技術を持っていたことが分かります。これをもう一度復活させたら、国産紅茶も面白いのに、と思いました。なお、こちらではすぐ近くに茶園はないのですが、台湾農林は少し離れたところでお茶を栽培しており、ここで実際に製茶も行っているそうです。その区画はこんな感じでした。ここの販売コーナーに並んでいる有機の緑茶や紅茶などが、その商品のようです。コスト的には海外産には敵わないので、特色のあるお茶に絞って生産しているようです。<有機のお茶が主力>ぐるっと工場を回ってきまして、販売コーナーに戻ります。ゆっくり見ても1時間弱ですね。お茶の品揃え的には、有機の紅茶と緑茶が主軸のようです。この他、伝統的なパッケージを復刻したと思われる、どことなく懐かしいスタイルのお茶も。ここは建物もそうですが、缶のデザインもスタイリッシュになっていて、デザイナーさんがキチッとデザインコンセプトを詰めて作っている感じがします。ここを持っている台湾農林は、大きな会社なので、このへんはさすがですよね。#術中に見事にはまりまして、お茶を4種類ほど買ってきましたwなお、販売コーナーの中にも、色々な機械が置いてあります。こういうのが置いてあっても、違和感が無く、オブジェのように溶け込んでいます。気になったのが、なぜかプーアル茶推しなところですね。こんな、プーアル茶の壁みたいなのもありましたし、自由に試飲できるお茶がなぜかプーアル茶…そこは紅茶じゃないんかーいと突っ込みを入れたくなりました(笑)おそらく、中茶の台湾の代理店になっているんでしょうね。大手の会社はお付き合いも色々大変ですw<日本統治時代の台湾茶を知りたい方にオススメ>大渓老茶廠は、日本統治時代のお茶づくりや歴史に興味のある方には面白いところだと思います。見学は大体1時間~1時間半程度で見終わると思いますので、好行バスで訪れるには便利かと。もう1時間ぐらい足して、カフェコーナーでお茶を飲んだり、ランチをとるのも良いかもしれません。ただ、その場合は早めに行った方が良いと思います。朝一番はさすがにガラガラでしたが、11時頃には、かなりお客さんが増えてきていたので、休日のランチは争奪戦になるかも、と思いました。残念ながら茶畑は見られませんが、大渓の古い建物巡りと併せて回ると、とても良い観光コースになりそうですね。大渓老茶廠住所:桃園市大溪區新峰里1鄰 復興路二段732巷80號営業:10:00~17:00(1日に3回ほど、スタッフの方が工場を案内してくれるそうです)休み:無休 …のようですが年末年始、春節期間などは確認した方が良いかもアクセス:台湾好行バス・大渓老茶廠バス停下車 徒歩2分(休日のみ) 大渓バスターミナルから復興行きに乗り水流東バス停下車 徒歩2分http://www.daxitea.com/にほんブログ村美しい工場です♪
2016.02.10
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というわけで大渓から桃園経由で鶯歌に到着しました。お茶好きのみなさんは、大体、陶瓷老街のお店で茶器を買われると思います。初めての方でも、こちらを歩けるような地図を作成してみました。2016年の最新版です。※OpenStreetMapの地図を利用しています。小さくて見にくいかもしれませんが、ブログの限界です。ご容赦ください。スマホで見て、画像を保存するなどして、上手く活用ください。上記のマップに従って、ご案内をしてみます。※なお、台北から鶯歌駅までの行き方は、こちらを参照ください。台湾・茶器と茶荘めぐり(2)-鶯歌への行き方&陶瓷博物館<鶯歌駅から陶瓷老街への行き方>鶯歌駅から茶器屋さんの集まる陶瓷老街までは、少し離れています。徒歩で約10分ぐらいかかります。比較的歩きやすい道順は、上記の地図に青い矢印で書き入れています。スタートは右上にある鶯歌駅です。1.鶯歌駅の改札を出たら、右側へ。文化路の出口へ行きます。2.駅を出たら、駅を背にして右の方へ。青い矢印の通りに道なりに進みます。少し下り坂です。3.交差点に出ます。以前は歩行者用信号がなかったのですが、最近はあるので、それを使って鋭角に右折します。4.ガード下を通って線路をくぐります。くぐってすぐの交差点を左折します。5.少し上り坂を道なりに登っていくと、冒頭の写真の場所へ出ます。陶瓷老街は、地図では左の方の星マークが密集しているあたり(赤いエリア)。尖山埔路と重慶街、育英街を三辺としたトライアングルになっています。冒頭の写真はその頂点部分で、左が尖山埔路、右が重慶街です。このうち、尖山埔路は街並みが整備されて、いわばメインストリートのような感じになっています。<お店の紹介>では、地図の星印の番号順に簡単にお店(基本、茶器店)のご紹介を。駅から陶瓷老街に進み、尖山埔路→育英街→重慶街と一筆書きで進めるように番号を振っています。さて、お店の選定基準です。お皿がメインで茶器も置いているお店というのは、陶瓷老街にも結構あります。が、そうしたお店は外して、茶器がメインの専門店と思われる店に絞りました(1軒だけ茶葉専門店があります)。あとは、このブログの特性を考え、初心者さん~中級者さん向けのお店にしました。上級者の方になると、好みのスタイルがハッキリしてくるので、スタイルが合わないと紹介しても意味がありません。自分で探しましょう。初心者の方でも入れるということで、あんまり高級そうだったり、マニアックすぎるかも、というお店は外してます。比較的オーソドックスな、普段使いか若干よそ行きな程度の茶器を扱うお店がメインです。また、仕入れ向きの問屋も外してます。#プロの方は自分の足で苦労して探してください。商売にするつもりなら、ネットの情報に安易に頼るような横着をしてはいけませんw【鶯歌駅から陶瓷老街・陶瓷博物館への途中】<1>風清堂 藝品部日本人の評価も高いメーカーである風清堂。その本社の横にある、あまり飾り気のない直売部です。風清堂の茶器は、デザインはオーソドックスながら薄手で使いやすく、お値段もプリントもののお手頃なものから手書きの高級なモノまで幅広くあります。初心者さんから上級者の方まで、長くお付き合いできるメーカーではないかと。こちらのお店は駅から近いからか、日本人の方もよく訪れるようで、店員さんは日本人慣れしてます。(このブログのせい?笑)日本語は通じませんが、電卓叩いて金額を見せてくれたりするので、お買い物しやすいかもしれません。少し重いものを買うときにも重宝しますし、在庫も多いので、同じ商品のまとめ買いにも便利です。<2>風清堂 茶具部陶瓷老街へ曲がる交差点付近にある風清堂の支店です。こちらは少し照明を落とした、シックな店構え。茶器をメインに扱っていて、ディスプレイも上手なので、茶席のイメージなどは湧きやすいかも。<3>陶作坊 文化路店陶瓷博物館へ向かう途中にある、茶器メーカー・陶作坊の支店です。陶作坊の茶器は、温かみのある色合い・印象の茶器が多く、特にアルコールランプ式の煮水器セットは大ヒット商品になっています。支店は多数ありますが、こちらのお店の魅力は少し難ありのアウトレット商品があること。市価の6割引きという破格値で、少しピンホールのある商品などを販売しています。この3店舗については、過去記事も参照下さい。台湾旅行記2012初夏(3)-鶯歌の茶器屋さん(文化路編)次は陶瓷老街・尖山埔路編です。続く。にほんブログ村今回のを一応、決定版としたいと思います
2016.02.14
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六季香茶坊にいる間、Facebookにて、まうぞうさんより邀月か寒舎へ行くようにという指令がありました。ですので、もと来た道を戻りまして、ロープウェー猫空駅へ。そこからバスに乗ろうかと思ったのですが、すぐに来る気配がなかったので、歩いて行くことにしました。#深坑老街で随分食べましたしねぇ。カロリーの消化が必要ですw猫空駅から山道をトコトコ歩くこと、約20分。途中の台北市鉄観音包種茶研發推廣中心で休憩をかねて見学することにしました。こちらは台北市が運営するお茶のプロモーションセンターとのこと。VTRを放映する部屋があったり、ちょっとした講座が開けるようなスペースもあります。土日には色々と体験イベントをやっているようです。あと、製茶機械をズラッと並べているコーナーも。こちらはお茶を中に入れてぐるんぐるん回し、攪拌を行う機械ですね。こちらは揉捻機。乾燥機。お茶を丸めるときに使う、団揉機。こちらは焙煎器ですね。これも乾燥機です。冷蔵庫に似たタイプのヤツですね。置いてある機械は坪林よりも少なく、種類もあまり変わらないのですが、こちらの方がピカピカなので、その点は良いかもしれません。あとは中庭があって、その後ろの山の方は茶畑があったりもするようです。雨なので通路は封鎖されていましたが、晴れている日は色々見られるのかもしれません。室内に戻ります。鉄観音は「お茶の高梁酒」と書いてあります。んー、そうなんですよね。思いっきり濃く淹れたりすると、アルコールのような揮発性の香りが出てきます。酔えます。ちなみに、この看板の横に注目。ドアが開いているところにマグカップが入っていまして、手前には蛇口が。緑茶が出る蛇口とか、ポンジュースが出る蛇口とか、色々ありますが、こちらはもちろん鉄観音の出る蛇口!一杯いただいてみましたが、割としっかりした美味しい鉄観音でした。これを無料で振る舞っているのは、さすが木柵!って感じですね。猫空駅から、こちらの方に歩いて行くと、少し先には人気の茶藝館・邀月などもあるので、そこへ行く途中に寄るのもいいですね。台北市鉄観音包種茶研發推廣中心住所:台北市指南路三段40巷8-2號営業:9:00~17:00休み:月曜日。旧暦の年末年始。アクセス:ロープウェー猫空駅より徒歩20分。もしくはバス小10・棕15にて茶推廣中心下車。Facebook続く。にほんブログ村山歩きの際の休憩スポットに(^^)
2016.02.25
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えー、変換ミスではありません(^^;)文山包種茶の”お酒”を飲みました。これです。文山包種酒文山包種茶の故郷、坪林郷の農会(=坪林郷の農協)がフランスに生産委託しているリキュールです。おそらく、現地に行かないと買えないお酒です。アルコール度数は20度。この上に、35度というのもありました(緑色のパッケージです)。ボトル自体は、味も素っ気もない。。。・・・まあ、農会の考える商品ですからね(^^;)さて、肝心のお味です。色は、全くの透明なので何のお酒か、最初は分からないと思います(^^;)飲む前の香りは、ちょっと甘い感じ。卑近な言い方をすれば、三ツ矢サイダーの気の抜けたやつをイメージして頂くと良いかも(^^;)口に含むと、リキュールですので、最初はアルコールがグッと来るのですが、その後の後味に、文山包種茶の心地よい爽やかさと香りが残ります。余韻が結構楽しくて、その余韻の中から、文山包種茶の成分を確かめる感じでしょうか。なかなか面白いお酒です(^^♪個人的には、このお酒をベースにしてカクテルを作ると面白いかも、と思っていますが、さて何を合わせたものでしょうか(^^;)坪林郷まで行ったら、農会のお店を覗いて是非探してみてください♪お茶好き&お酒好きには、きっと喜ばれる品物になると思います。私、お酒も飲みます♪
2008.09.06
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深める話の続きです。ここは敢えて、一番私から縁遠いジャンルのお話を(^^;)<茶芸を学ぶ前にハッキリさせておきたいこと>中国茶に興味を持った方が、わりと多く興味を持つ分野、それが茶芸です。やはり、お稽古っぽさがあるからでしょうか。特に女性には人気があります。さて、淹れ方のところでも書きましたが、ハッキリ言って「茶芸」という言葉の捉え方は、人それぞれです。ですので、茶芸を学ぼうとするのであれば、まず「何を学びたいのか」を明確にした方が良いと思います。たとえば、こんな感じでしょうか。・お茶を美味しく淹れる方法を知りたい・中国茶の飲み方(作法)を知りたい・お茶を美しく淹れる所作を身につけたい・友人を呼んでお茶会を開きたい・ハクがつきそうなので中国の国家資格が欲しい・とにかく、お茶の道を究めたい・尊敬できる茶人について学びたいなどなど・・・実際には、目的は一つではないかもしれません。「美味しく、美しく淹れたい。でも資格はいいや」とか、色々組み合わせパターンはあります。いずれにしても、「茶芸を学んで、どういうことをしてみたいか」を考えておいた方が良いと思います。それによって、学び方や選ぶべき先生が変わってきます。もし、学びたいことが「美味しく淹れる方法」や「中国茶の飲み方」だけであれば、ある程度、独学で何とかなると思います。「色々な淹れ方を試して、検証してみる」「誰かが淹れているのを見て勉強する」ということを積み重ねていけば、自分なりの美味しい淹れ方は見つかると思います。これはカラオケの曲を自分で練習して覚えるようなものです。「誰に見せるわけでもない」ということなら独学でも良いでしょう。もちろん、誰かに見てもらう&教えてもらえれば、より早く習得できると思います。工藤佳治先生のXiangLe中国茶サロンR&Dの茶藝コースなどは、美味しく&美しく淹れるに特化したクラスのようです。経験豊富な先生の知恵を借りるというのは、良い選択かもしれません。一方、「美しく見えるように淹れたい」とか「国家資格を取りたい」となると、独学では、なかなか難しいと思います。先ほどカラオケに喩えましたが、この手の”見せる”茶芸を学ぶことは「振り付きで踊って歌えるようになるトレーニング」のようなものです。そうなると、やはり踊り方などを横で見て、手取り足取り教えてくれるコーチがいた方が、心強いです。では、どんな先生につけば良いのかですが、ここで考えておくべきことがあります。<「中国茶芸に流派は無い」は本当か?>どういうわけか、こういう噂が広まっているのですが。流派はありますただ、日本茶道のように「うちは数百年の歴史があります」のように確立されたものは無い、というだけです。「茶芸」なるものが始まったのは、せいぜい40年前ぐらい。今のところは群雄割拠状態というか、戦国時代初期みたいなものです。規模もそれほど大きいところはなく「家元一人で頑張ってます」的な流派が、まだ多い感じです。その中でも、最大派閥なのは、台湾発祥の陸羽茶藝でしょうか。台湾のお茶チェーン・天仁茗茶という大きな後ろ盾があったこともあり、現在では世界各国に支部を出しています。ここは別格に大きいですね。なお、中国の茶芸師試験については、「あまり流派はない」とされています。が、実際のところは、指導する先生の個性というのが、かなり色濃く出ます。養成講座では「こうやりなさい」という先生からの指導が、どこかには必ずあり、指導講師が誰かというのは、見る人が見ればわかるようです。まあ誰に習っても、芸は”技芸”の世界なので、多少の色は付くということです。一人の先生の個性は生徒さんから生徒さんへと受け継がれていくものなんですねぇ。<流派の違いって?>それぞれの流派ごとの違いですが、色々と先生のこだわりや取り決めがあります。「自分の独自の世界を作ること」=「流派を作ること」に繋がるので、当然といえば当然なのですが。具体的には、手の動かし方が違うとか、茶道具の配置が違うとか、茶席コーディネートのトーンが違うとか、使う茶器がオリジナルだとか、色々違うところがあります。どこのレベルが高いとか低いというのは、見る側の主観にもよるので、評価のしようがありません。が、とにかく「どこかが他と違う」というのが、ある意味、各流派のアイデンティティであり、誇りにもなっています。またもや、ざっくりした喩えで恐縮ですが・・・「いつも靴を左から履く」と決めている人が、たまたま右から履いてしまうと「何か一日中気持ち悪い」と言いますこれと同じで、どこかの流派にどっぷり所属していると、他流派のちょっと違うやり方は、何となく気持ち悪くなるもののようです。「いつもやっていることと、ちょっと違うのを見ると違和感を感じる」是非はともかく、これは人間の本能かもしれません。何が言いたいかといいますと、「所作」までバッチリ習い始めてしまうと、他へ移るのは、ちょっと大変かもしれませんよということです。一度、やり慣れた方式・習慣があると、無意識のうちに手が動いたりします。これを意識して、別のやり方に変えていくというのは、白紙の状態から学ぶ以上に大変な作業です。茶芸は身体で覚える、覚え込ませるものなので、先生選びは慎重に、なのです。できれば、体験講座やお茶会などに出かけて、何人かの先生のやり方を、自分の目で見た方が良いと思います。その中で、自分が「見ていて心地よい」あるいは「こうなりたい!」と思う先生を選びましょう。やっぱり、先生との相性というのはありますし、感性に合わないものは習っても仕方ありません。<中国の茶芸師資格を取りたい>この目的がある方は、中国語がネイティブ並みに堪能という方でない限り、茶芸師取得コースのある団体・教室を目指すことになるでしょう。多くのところは、事前の勉強会+1週間程度の集中講習&試験という感じで、大体、中国の杭州へツアーで行きます。費用は滞在期間やホテルのグレード、催行人数によってまちまちですが、ざっと十数万~二十万円ぐらいかかります。結構なお値段ですが、渡航費用まで考えたら、まあこんなものかもしれません。この手のツアーで行くと、通訳が付き、日本語で授業を受けられるようにしてくれます。こうした取得ツアーを頻繁にやっている、国内のメジャーな団体・お店を紹介しておきますと、NPO法人中国茶芸師協会NPO CHINA 日本中国茶協会(with 遊茶)華泰茶荘(with 中国茶インストラクター協会)日本中国茶普及協会あたりでしょうか。この4団体は、評茶員の取得ツアーも実施しています。他にも実施しているお店や団体がありますので、特に地方の方はチェックした方が良いかもしれません。近い方が何かと便利ではありますから。中国の主要都市に在住の方は、日本人向けの中国茶教室で取得できるようですね。ちなみに、茶芸師資格がどんなものであるかは、以下を参照下さい。中国茶の資格について考える(2)-茶芸師について中国茶ニュース:中国人にとっての茶芸師資格とは他国の職業資格を日本人が取得して役に立つかどうか?は、議論の分かれるところです。各自でご判断下さい。なお、資格取得ツアーに参加するタイミングですが、「どこかの流派で、しばらく茶芸を習ってから茶芸師に・・・」というよりは、いきなり資格取得ツアーに飛び込んでしまった方が、楽かもしれません。茶芸に関しては、白紙の状態の方が、教わったことを吸収しやすいからです。自分の中に確立したものがあると、取得ツアーの講師に「こうしろ」と言われても、なかなか従えません。ずば抜けて上手なら、講師も「この人はこういうスタイルなんだ」と納得してくれるでしょうが、中途半端な状態だと、「全面改造」の指導が入ることもあります。こうなると、限られた研修ツアーの日程では大変です。。。試験対策という意味では、何も色が付いていない方が楽なのです。もっとも、お茶の淹れ方が全く分からない&練習をしていない状態では、いくら日本語授業といえども、授業についていけない恐れもあります。事前にどこかで、基礎的な中国茶の勉強or準備講座は受けた方が良いでしょう。このへんは、各ツアー主催団体に問い合わせてみると、良いアドバイスをもらえるのではないかと思います。ご自身が茶芸師を保有している、もしくは茶芸師の指導実績が多い先生だと、事前にお話ししておけば、国家試験向きの茶芸を教えてくれるので、心配は少ないと思います。続く。にほんブログ村こういう話はあまり聞けませんよねぇ(^^;)
2012.05.18
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職場から最も近いお茶屋さん。それは合羽橋の三宝園さん。#昔の本店なら、それこそ会社の裏で徒歩1分でした(^^;)阿里山烏龍茶を調達する必要があり、「阿里山ならここだろう」ということで、久しぶりに顔を出してきました。三宝園さんは、折良くサマーセール開催中。ちょっとお得でした♪ということで、今日のお茶は阿里山烏龍茶。阿里山烏龍茶 '08春茶少し粒が大きめの茶葉です。阿里山といっても、色々なタイプがありますが、さて、ここのお店のはどんな個性のお茶でしょうか(^^)水色は少し濃いめに出ています。発酵度が高山茶のトレンドから比べるとやや高めで、焙煎も少しかかっているようです。伝統的な凍頂烏龍茶の製法に近い感じのお茶ですね。爽やかさだけでなく、しっかりとした味わいがあります。口の中全体に広がる旨味と喉に落ちてからの戻りの香りを存分に楽しめるお茶です。煎を重ねて飲んでいると実感するのですが、意外と強い、力のある茶葉のようです。生茶なら酔うな、これは(^^;)でも、焙煎のおかげで飲みやすい口当たりに仕上がっているのです。これはなかなか美味しい(^^♪茶殻を見ても、赤っぽい部分が多く、発酵度が高いのが分かりますね。今まで飲んできた阿里山は、発酵の軽い、かなり清香系なものが多かったので、こういうお茶を飲むとホッとします。茶壺でじっくりと味わいたくなるお茶ですね。阿里山も美味しい♪
2008.07.19
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カフェインの効果を考えると、夜に飲めるお茶はどうしても限られます。今月は、緑茶月間としたにもかかわらず、カフェイン効果で不眠になりかねない緑茶は、帰宅の時間が遅いので、なかなか手をつけられません。。。そこで、今日は台湾茶ドットネットさんのお試しパックに入っていた木柵正叢鉄観音を飲んでみました。これは、去年の冬茶になります。最近、飲んでいる木柵鉄観音は、新純香さんで買ってきたこれですが、こちらもかなりハイレベルなお茶ですので、どのくらいの差があるのか気になります。まず、茶葉は、しっかり焙煎されている感が溢れています。何しろ、木柵鉄観音。焙煎しては、休ませ、また焙煎し、さらに休ませ、また焙煎。。。なんてことを5回ぐらい、1ヶ月ぐらいに渡って行なうのですから、手間かかってます。そりゃ高いですわねぇ。。。しかし、手間をかけても、不味ければ意味がありません。お湯を注いでみましょう。そして、お湯を注いでからの香り。こんなに焙煎されているのだから、焦げた香りがしそうですが。。。立ち上ってくるのは、フルーティーな良い香りです♪私、この香りだけで、かなり満足気(笑)茶水も木柵鉄観音らしい、キレイな色です。しかし、ここまでは、新純香さんのと、正直、あまり変わりません。「やっぱり、あれ以上のものはないんですかねぇ…」と思いながら、茶水を口に含むと。。。あれ?何だか、すごく透き通った感じの味わいだ。。。…そうなんです、ものすごく透明な、澄んだ茶水なんです。苦いとか、えぐいとか、そういう感覚は皆無。それでいて、口に含んでいると、しっかりと甘みが出てきて、果実系の香りが口の中に満たされます。コクリと飲み込むと、例えは悪いんですが、キャベジンかなんかの胃薬を飲んだときのような、スーッとする清涼感。油が溶けちゃいそうな感じです。#確かに、木柵鉄観音は油を流す効果が高く、ダイエットにも良いといわれています。なんなの、このお茶!!と言いながらも、クピクピ飲んでいる、私。正直者です(笑)あー、いつまでも飲んでいたい。。。でも、このお茶はお試しセットのお茶なので、1パック限りです。残念。。。…しかし、実は、手元には、2006年の春茶があるんです(^^♪ #愛嬌のある、レトロパッケージです(^。^)やっぱり美味しい、木柵鉄観音。仕事帰りの夜にリラックスするにはピッタリのお茶です。海風號さんで買ってきた茶壷、木柵鉄観音用にします♪今日のお茶:木柵正叢鉄観音(台湾茶ドットネット・05年冬茶)、水出し雨前龍井茶(杭州)
2006.08.03
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<4月3日追記:公式サイトをオープンさせました>地球にやさしい中国茶交流会 オフィシャルサイト最新情報は、オフィシャルサイトにてご確認下さい。<3月29日追記:茶席の内容更新><3月21日追記:茶席スケジュール更新>さて、だいぶ形になってきましたので、正式告知をば。第2回 地球にやさしい中国茶交流会の概要です。好評につき、無事に第2回を迎えることができました(^^)今回は、基本的にキープ・コンセプト。お茶好きがフラリと立ち寄り、美味しいお茶を飲みながら、色々な方とおしゃべりをする。ついでにおトクな茶器との出会いがあったり。肩ひじを張る必要のない、気軽な手作りイベントです。会場は、前回と全く同じ恵比寿区民会館。区民会館というと、なんだか格好良く聞こえますが、平たく言えば”公民館”です(^^;)茶席は和室ですので、動きやすい服装をオススメいたします。会場からして、気軽なゆるーい雰囲気のイベントですが、なにしろ根っからのお茶好きが企画します。茶葉は一切妥協しません!お茶の品質には、きっとご満足いただけるのではないかと思います(^^)そして、今回もゲストの方をお招きして、お茶を淹れていただきます。そのゲストとは・・・茶楽房Matsudo主宰のちょしさん陽明茶会でも、おなじみのうらりんさんです。いやー、豪華メンバーです。・・・いいんでしょうか、この会場で(^^;)そんなメンバーがお茶を淹れますので、きっとお話が弾むことでしょう。前回、「時間が短くて、なかなかゆっくりできなかった」という声もありましたので、今回は茶席1回あたりの時間を少し長めに取りました。これで安心しておしゃべりできますね(^^)というわけで、きっちり正常進化しました、第2回 地球にやさしい中国茶交流会。最新情報は随時お伝えしていきますので、このブログにご注目下さい。みなさまのご来場、心よりお待ちしておりますm(_ _)m━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第2回 地球にやさしい中国茶交流会のご案内━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━==================================================================■お茶好きの、お茶好きによる、お茶好きのためのイベントがふたたび!<< 入場自由・フリーマーケット出店料無料・茶席1席500円 >> 中国茶・台湾茶をみんなで楽しく飲みましょう==================================================================楽天中国茶ブロガーとお茶好きがプロデュースする、お茶好きのためのイベントがふたたびやってきます。今回も”気軽に楽しめる”というコンセプトは、がっちりキープ。お手頃価格で茶器の見つかるフリーマーケット美味しいお茶を飲める茶席この2つは、さらにパワーアップして健在です。この時期といえば、やはり新茶の中国緑茶♪杭州から持ち帰ったばかりの龍井茶を筆頭に、中国・台湾の美味しいお茶をご用意してみなさまのご来場をお待ちいたします。さらに今回はゲストとして、ちょしさん、うらりんさんにも茶席をお持ちいただきます。『中国茶は、やっぱり美味しい!楽しい!面白い!』そんな出会いを今回も見つけていただければと思います。いよいよ、4月11日(土)に開催となりました。是非ご来場ください。==================================================================【地球にやさしい中国茶交流会2009春】◎11:00~17:30(10:45受付開始) 4月11日(土) 渋谷区・恵比寿区民会館 http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_ebisu.html<イベント内容> 1.中国茶フリーマーケット2.えらべる茶席8種類□□□□□□□□ イベントのご案内 □□□□□□□□【中国茶フリーマーケット】 11:00~16:00「家にあるけど、最近使っていない・・・」そんな茶器や中国茶グッズはありませんか?活躍の場の少ない茶器をみんなで持ち寄り、お買い得価格でトレード。茶器の新しい活躍の場や意外な掘り出し物が見つかるかも?個人の方の出品お申し込みは、引き続き受付中です。お1つからでも、最初から最後まで会場にいなくても構いません。出品量も無料にしていますので、どうぞお気軽にご出品ください。フリマ出品希望と出品予定の商品をお書き添えの上、左下のメッセージよりお申し込みください。当日の出品スペースを確保いたします。【茶席】 11:00~17:30 (茶席券の販売は16:20まで)今回も「会場のグレードより、茶葉の質!」をキーワード?に、とびきり美味しいお茶をご用意してお待ちしております。さらに、今回は個性豊かな4テーブル体制にしました。より多くの方にお茶を飲んでいただけると思いますので、是非お越しください♪ご要望にお応えして、各茶席は”たっぷり30分”お楽しみいただけるようにしました。思う存分、美味しいお茶とおしゃべりをお楽しみ下さい。えらべる4つの茶席茶席A <龍井茶><紅茶>茶席B <中国緑茶><鳳凰単叢>茶席C <東方美人><安渓鉄観音と武夷岩茶>茶席D <台湾烏龍茶>以下、タイトル・お茶の種類は仮のものです。今後の茶産地・仕入れの状況により変更の可能性がありますので、ご了承ください。【茶席A】<二大産地の龍井茶>数多い中国緑茶の中でも、龍井茶の存在感は抜きん出ています。そんなメジャーなお茶ですが、今回は産地に細かくこだわります。産地・杭州の中で、特に名高い産地として知られる獅峰山と梅家塢。この二大産地の龍井茶を贅沢に飲み比べます。産地の違いで味と香りがどう違うのか、どうぞお確かめください。ご案内役:上海小町(PRIVATE TEA SALON yu:yu主宰)【第1部】11:00~ 12:20~【第2部】13:40~ 15:00~【第3部】16:20~<大陸紅茶と台湾紅茶 表情の違い>手間ひまをかけて作られる中国紅茶。西洋風に淹れる紅茶とは、また違った趣があります。個性派揃いの大陸紅茶と丸みを感じる台湾紅茶。それぞれの表情の違いを是非ご体感ください。ご案内役:うらりん(茶人・陽明茶会)【第1部】11:40~ 13:00~【第2部】14:20~ 15:40~【第3部】17:00~【茶席B】<中国緑茶紀行>日本では馴染みの少ない中国緑茶ですが、ひとことに緑茶といっても、様々な個性のお茶があります。そんなお茶を今回はご紹介。今しか飲めない旬の味。現地より持ち帰ったばかりの緑茶をお楽しみください。ご案内役:碧眼猫(中国茶アドバイザー/インストラクター)【第1部】11:00~ 12:20~【第2部】13:40~ 15:00~【第3部】16:20~<鳳凰の競演>フルーティーな香りが魅力の鳳凰単叢。厳選された茶葉が持つ香りとその味の深さには、格別のものがあります。今回は、特別に入手した茶葉をみなさんと一緒に飲み進めてみたいと思います。お茶の組み合わせは2種類。第1幕 清香蜜蘭香と濃香蜜蘭香の飲み比べ人気の高い蜜蘭香。今回は、爽やかな清香と落ち着いた濃香をご用意。飲み比べて、お気に入りを見つけて下さい。第2幕 宋種蜜蘭香と老叢水仙地元の茶農家の人たちが珍重する老木から作られた単叢を2種。その静寂な深みを味わってみましょう。ご案内役:ちょし(Chinese Tea Salon 茶楽房Matsudo主宰)【第1部】11:40~(第1幕) 13:00~(第2幕)【第2部】14:20~(第1幕) 15:40~(第2幕)【第3部】17:00~(第1幕)【茶席C】<東方美人の不思議>ちょうど良く熟成させた東方美人を飲み比べます。台北近郊でつくられたものと名産地・北埔でつくられたものの2種類をご用意。同じ名前のお茶でありながら、それぞれに違う個性を持った東方美人。その個性が生まれる秘密をご紹介しながら、飲みすすめていきます。ご案内役:あるきち(中国茶インストラクター・評茶員)【第1部】11:00~ 12:20~【第2部】13:40~ 15:00~【第3部】16:20~<音韻と岩韻-鉄観音と武夷岩茶>大陸烏龍茶の本場といえば、福建省。南北の名茶、安渓鉄観音と武夷岩茶をお入れします。音韻と岩韻の違いを、ご体感下さい。ご案内役:hiroko(中国茶インストラクター)【第1部】11:40~ 13:00~【第2部】14:20~ 15:40~【第3部】17:00~【茶席D】<清香と濃香の台湾烏龍茶>台湾の高山烏龍茶と伝統的な製法で作った重発酵烏龍茶を飲み比べます。透明感のある香りと味の高山茶と果物のような香りとしっかりした味を持つ伝統烏龍茶。台湾烏龍茶の幅の広さを是非お感じください。ご案内役:madoka(中国茶インストラクター・茶藝師)【第1部】11:00~ 12:20~【第2部】13:40~ 15:00~【第3部】16:20~<茶処台北 2つの銘茶>高層ビルが林立する大都市・台北。しかし、少し郊外に足を伸ばすと、そこには歴史ある茶産地としての顔があります。爽やかな文山包種茶とちょっと華やかな香りの木柵鉄観音。茶処台北の二大銘茶をお楽しみください。ご案内役:美龍(中国茶インストラクター・茶藝師)【第1部】11:40~ 13:00~【第2部】14:20~ 15:40~【第3部】17:00~※茶席のご案内茶席は、<第1部> 11:00~13:30(茶席券配布10:45~)<第2部> 13:40~16:10(茶席券配布13:25~)<第3部> 16:20~17:30(茶席券配布16:05~)の3部構成で行います。すべて1席500円。各回の定員は4~5名です。各部の開始15分前より茶席券を配布いたします。事前のご予約は承っておりませんので、お目当ての茶席がある場合は、各部開始の15分以上前までにお越しいただき、茶席券をお求めください。フリマ会場にて発売しておりますので、茶器を見ながらどうぞ-------------------お願い事項-------------------今回は”地球にやさしく”がテーマですので、以下のことをお願いしております。・茶席に参加ご希望の方は、ご自分の茶杯をお持ち下さい。・茶器・茶道具を購入希望の方は、ご自身でエコバッグを持参下さい。・茶器、茶道具は新聞紙などで簡単に包みましょう。簡易包装厳守でお願いします。予約不要でどなたでもご来場いただける会です。お一人様でもグループでも、どうぞお気軽にお越し下さい。皆様のご来場、お待ちしております(^^)
2009.03.09
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今日は珍しい冷茶を飲んでみました。台湾茶ドットネットさんから送ってもらった中にサンプルで入っていた冷茶ティーバッグ。#輸送やパッキングの時に、細かくなってしまった茶葉を、市販されているティーバッグの袋に入れてあるものです。今回のお茶は、 その名も、明前碧螺春。碧螺春というと、江蘇省のお茶じゃなかったっけ?洞庭湖のそばのやつ。と、思うアナタはかなりのお茶通。しかし、台湾でも緑茶を作っているのです。これを知っている人は、台湾通?#詳しくは、こちらを。台湾のお茶産業は歴史を紐解くことが必要です。有名なのは、龍井とこの碧螺春ですが、実は同じ茶葉からつくっていて、加工の仕方が違うだけ。台湾龍井は、飲んだことがありますが、さて碧螺春はどんな味なのでしょうか?水出しで淹れてみました。#と、いっても水にティーバッグを入れて一晩置いただけですが(^^ゞ水出しということもあり、水色は薄め。失敗か?Σ( ̄◇ ̄;)しかし、一口含むと、上品な緑茶の香りが飛び込んできます。味わいは、本当に淡麗な、しかし、薄いわけではなく、甘みすら感じるしっかりした味わい。すっきりとした飲み口で、まさに冷茶にピッタリです。しかし、市販のティーバッグ(麦茶を入れたりするやつ)を使って、細かくなってしまった茶葉を有効活用するというのは面白いですね。崩れた茶葉をお持ちの方は、是非試してみてはいかがでしょうか?今日のお茶:水出し台湾明前碧螺春(台湾茶ドットネット)、伊右衛門(サントリー)
2006.07.20
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青森にセンスの良いカフェ&お茶屋さんがあります。イオン青森のすぐ近くにあるコノハト茶葉店さんです。Webサイトをご覧いただくと、センスある感じがお分かりになるのではないかと。お店も白い壁と温かみのある木を上手く使ったお店で、都内でもこのくらいセンスの良い店はそうは無いよね、という感じのお店です。入り口の付近は茶葉の販売コーナーとなっていまして、かなりの品揃えです。私がお邪魔したときは、台湾産の白茶や黄茶というような珍しいお茶もありました。個性的な品揃えという点では、東北でも屈指の存在かと。奥がカフェスペースとなっていて、お茶だけでは無くコーヒーもあります。手作りのスイーツ類も充実していて、本を持ってきて読んでいたいような感じのオシャレなカフェです。ここはコーヒー・・・という手もありましたが、それでは茶館巡りにならないので、お茶に。茶譜もなかなか充実しています。その中から、スイーツとの相性で紅玉紅茶を選びました。工夫茶スタイルとマグが選べるのですが、閉店まであまり時間が無かったので、マグにしました。お菓子は黄梅のタルトを注文。甘みと酸味が絶妙です(^^)オシャレなカフェに行く感覚で、中国茶もきちんと楽しめるという、割と珍しい存在ではないかと思います。お近くにお越しの際は、ぜひ。コノハト茶葉店住所:青森県青森市緑3-1-2電話:017-762-7585営業:10:00-20:00 カフェは18:00まで。日曜日は18:00閉店。定休:不定休http://www.connacht.jp/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村お茶もコーヒーも(^^)
2014.05.11
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2月11日の建国記念の日に開催されたイベント 中国茶研究会「薄茶と濃茶の淹れ方」に雑用係として行って参りました。#最近、お茶業界の”雑用係”になっている気がします(^^;)こちら、地球にやさしい中国茶交流会にも参加いただいた、留香茶芸のみなさんによる講座でした。実はあまり流派の特徴というものが、よく分かっていなかったのですが、今回、その一端が垣間見えた気がしましたので、ちょっとご報告を。中国茶の「流派」というのがどういうものなのか、気になっている方も多いと思うので。まず、前半はタイトルにもなっている”薄茶(うすちゃ)”と”濃茶(こいちゃ)”についての講義でした。ちょっと独特の用語ですが、喉を潤すゴクゴク系のお茶が薄茶香りなどをじっくり楽しみたいお茶が濃茶だそうです。創始者の李先生のルーツは、広東省の潮州にあります。つまり、潮州の濃いエスプレッソのようなお茶が濃い茶の標準になっています。というわけで、薄茶といっても、実はそんなに”薄い”わけではないようです。実際に飲ませていただくと、コーヒーでたとえるならば”エスプレッソ”とドリップコーヒーの”ブレンド”のような関係性でした。決して、”アメリカン”ではありません。薄茶と濃茶をそれぞれどうやって淹れるのか、というのが前半の講義なのですが、色々と面白い発見が。まずは、こちら。お皿に載っている茶葉は全て同じ重さの茶葉なんですが、お茶の種類によって随分かさが違います。これは分かりやすいですね。さて、お茶を淹れる時に、ちょっと迷ってしまうのが、茶葉を入れる量。特に初めてのお茶の場合は、戸惑いますよね。それが留香茶芸のやり方だと、結構明快です。茶葉の形状を6パターン程度で独自に分類しており、形状によって茶壺に対してどのくらいの量を入れればよいか、という目安があるのだそうです。「この形だから、この程度の量」というのを6パターンだけ覚えればOKということですので、シンプルですね。あとは、お湯の温度も、お茶の種類ごとに適温が決められています。これは主に六大分類にいくつかの要素を加えたものなので、それを一通り覚えればOK。お湯の温度は泡の状態で確認するそうです。蒸らし時間に関しては、簡単な計算式で1煎目、2煎目、3煎目と適した時間が求められるようになっています。あとは時間をどう計るかだけです。が、これも、茶杯を温めたり、お湯を捨てたりという動作に要する”標準作業時間”が決まっているので、砂時計を見ながら待ち時間を計る、というようなことをしなくて良くなっているそうです。というわけで、この方式だと、茶葉の形状と茶種ごとの湯温のパターンさえ覚えてしまえば、どんなお茶でも対応できてしまうわけです。変な話ですが、どんなお茶かよく分からないお茶でも、美味しく入れられるというスタイルにしているようです。この点が一番の特徴ではないかしらと思いました。#そういう説明はないのですが、横から聞いているとここが一番のポイントのように思えました。私の場合、どちらかというと、「お茶の製法的にこうだから、大体このようないれ方で」というスタイルで教え込まれた面があるので、これはちょっと新鮮でした。あれやこれや覚える必要がないので、その分、技術を磨くのに専念できる仕組みなんだなぁと思いました。後半は、理論の実践ということで茶芸披露を。まずは、蒙頂黄芽。こちらは薄茶点前で。薄茶という名前に釣られて飲むと、「あれ?」と思うぐらいの、しっかりとした味で出てきました。お茶の特徴がしっかりと分かる濃さです。続いて、福寿山。こちらは茶壺で淹れていただきました。しっかり目に入っています。”濃茶”ですね。香りも強めに出ていますし、味わいも舌にドンっと来る感じの淹れ方です。なるほど。そして、岩茶を蓋碗で。たしか半天妖だったかと。こちらも、ハッキリとした味わい・香りのお茶に入っていました。濃茶の場合は、茶葉もかなり多めの分量で淹れるようです。さて、留香茶芸では、茶道具を洗って元の状態に戻すところまでを1つのプログラムとしています。そんななか、潮州ルーツですよというのがよく分かるのが、こちらの動作。茶杯の洗い方が独特です。2つの茶杯をピンポン玉のようにして持ち、お湯の入ったもう1つの茶杯に入れてカチャカチャ回して洗う技です。私には熱くて絶対無理ですwと、こんな感じの会でありました。全体を通してですが、李先生の経験の中から出てきたものを、きちんとまとめ上げて、かちっと体系的にまとめあげたんだろうな、という印象を持ちました。特に淹れ方の「軸」の部分に相当する、茶葉の分量や時間の決め方が「うちはこういうやり方でいく」と決まっているからなのか、淹れ手の方の動作の安定感はかなりのものでした。迷いがないんですよね。「流派」というと、手の動かし方だとか、レイアウトの仕方とか、そういう点に目が行きがちですが、本質は違うところにあるのではないかと。今回見た限りでは、「お茶の専門家でない人が、生活の中でお茶を楽しむ方法を追求」というのが、流派の根本の考えにあるのかな、と思いました。人は、いつも見慣れたものと違うものを見ると、なんだかムズムズしてきてしまう(笑)傾向があります。が、「その裏にどんな考え方があるんだろうか」と見て行くと「なるほど~」と感心することも、しばしばです。見慣れた世界に止まらず、いろんなスタイルを見て行くことも、やっぱり大事だな~と改めて思いました。
2012.02.20
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先週末、中国茶インストラクター協会のお茶会を手伝い(いつものように写真班)に行きました。今回の淹れ手のみなさんは、6人全員インストラクターコースを卒業したばかり。デビュー戦なので、応援しようかしらと思って行ったのですが・・・そんな必要もないくらい、茶席のレベルがものすごく高い。。。感心してしまいました。華泰の茶芸については、茶芸師の資格取得の印象があるからか”型にはまったものをやっている”と思われることもあるのですが、それは全くの誤解です。たしかに茶芸師の資格取得の授業では、かなり定型的なものを練習するのですが、これはあくまで国家試験対策。インストラクターコースでは、ひたすら「自分なりの茶芸をやりなさい」と言われます。最初は、見よう見真似で茶席を作っていき、そのセッティングで実際に茶芸をしてみます。その際、動作が相手に失礼になるとか、茶席のレイアウトが導線を妨げているとか、そういう明らかにおかしな点には指摘が入ります。が、コンセプトそのものを否定されたりすることはまず無く、個人の自主性に任されています。周りで見ている受講者も気づいたことを指摘していくのですが、指摘しつつも「なるほど、そういう手もあるか・・・」と刺激を受け、各自改善していきます。そうこうしているうちに、最終的には、その人の背負っているバックグラウンドに大いに影響された個性的な茶席であり茶芸が作られるというわけです。#教える方も大変だと思うんですけどねぇ。。。今期のみなさんは、さまざまなお茶会に出かけて勉強されていたのだそうです。たしかに最近は、あちこちでお茶会が開催され、いろいろな茶席を見ることができますから、数年前よりは遥かに勉強しやすい環境かもしれません。なんとなく、日本での中国茶の裾野の広がりと、それによるレベルアップが感じられたお茶会でした。それにしても、後生畏るべしです。
2010.03.31
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ここのところ、プーアル茶のペットボトル商品が立て続けに出ていましたので、そのレポを。まずは先週発売されました、アサヒ飲料の宮廷プーアル茶。プレスリリース→宮廷プーアル茶久しぶりのプーアル茶ペットボトルですね。「宮廷プーアル茶」という名前が非常にキャッチーだということで商品化されたのでしょう。商品パッケージで目を引くのは「最高等級茶葉使用」という一文。「宮廷」「最高等級茶葉」という2つの言葉が、この商品のキーワードになっているようです。最高「級」茶葉 ではなく あくまで 最高「等級」茶葉 というところがポイントです。プレスリリースによると、最高等級茶葉を60%以上使用とあります。プーアル茶の最高級茶葉となると、下手をすると餅茶一枚(400g弱)で車が一台買えるぐらいの値段のものもあります。なので、もし「最高級茶葉使用」という表記だったら、「それは絶対ウソよね~」になります。でも、「最高等級茶葉」なら、140円のペットボトルになる。ここらへんに「何が違うの?」と思う方は、結構多いのではないかと。その辺の疑問にまつわる、「宮廷とかプーアル茶の等級って、何やねん」という話については、別記事にします(書いていたら長くなったので)。原料表記を見てみると、香料などは使用せず、茶葉とビタミンC(酸化防止のために添加します。加えないとすぐに劣化してしまい流通に乗せられません)のみです。味に関しては、誤魔化しなく真っ向勝負のようですね。で、肝心のお味です。水色は濃いめに出ていて、プーアル熟茶らしい水色です。口に含んでみると、口当たりは柔らかい感じがします。発酵も適正にされている茶葉のようで、まろやかな口当たりです。そのあとは、あまり余韻が残らずサラッと消えます。スッキリはしますが、ややもったり感があります。もっとも、「宮廷プーアル茶」ってのは、「芽で作ったプーアル茶」のことなので、この味の傾向は正しいかと思います。ペットボトルながら、かなり良く宮廷プーアル茶の味わいを再現しており、お値段を考えると、大変よくできているペットボトル・プーアル茶ですね。個人的には、宮廷ではなく、もう少し成熟した葉で作ったプーアル茶が欲しいところですが、それではキャッチーじゃないから、きっと企画が通らないんでしょうね(^^;)にほんブログ村疑問は次の記事で解消♪宮廷プーアル茶☆送料無料☆宮廷プーアル茶(555mL*24本入)【送料無料】
2014.10.21
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札幌市中心部にあるお茶屋さんをご紹介します。観光客向けのお土産物屋さんなども並ぶ、狸小路。その外れの方にある狸小路9丁目にお店があります。こちらの中国茶専門店 楼蘭さんは、ビジネスホテルの1階に入っています。朝はホテルの朝食会場になっているようです。店内にはカウンター席とテーブル席があり、専門店の中では、割と席数は多い方ではないかと。かなりの種類のお茶を取り揃えており、通販なども行っています。喫茶の方では、お茶付きのランチがあるとのことなので、今回はランチメニューを注文してみました。ランチのお茶は茶漉し付きマグカップで提供されます。安渓鉄観音でした。清香な感じの仕上げですが、きちんと香りがあり、セットで出て来るお茶としてはなかなか良いお茶ではないかと。このへんはさすが専門店ですね。手を抜いていない感じ。お料理はこんな感じ。日替りの海老団子のランチです。海老団子には甘酢のソースがかかっています。卵焼き、サラダ、スープにご飯がセットの定食スタイル。さらにデザートもつきます。グレープフルーツゼリーでした。この内容で日替わりランチは、お茶とデザートがついて800円というお値打ち価格でした。札幌のランチ相場は都内などに比べて低めとはいえ、この価格はかなりインパクトがあります。近隣のオフィスや中央区役所に来た人たち向けのお得なランチって感じですね。普段着ランチです。お店の中を見回していて、気になったのはあちこちにパンダが隠れていること。パンダの置物やイラストなどが店内のそこかしこにあります。「スタッフさんにパンダ好きがいるに違いない!」と見ました(笑)お茶の品揃えも多く、手頃な茶器も置いているので、やはり札幌では押さえておきたいお店だと思います。パンダ好きさんも、ぜひ(^^)中国茶専門店 楼蘭住所:北海道札幌市中央区南三条西9-46 ホテルテトラスピリット 1F 電話:011-231-3918営業:11:30~21:00定休:月曜日http://www.rouran.net/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村品揃えが豊富なのは魅力です
2014.05.10
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香川県高松市の琴電瓦町駅。駅の裏手の塩上町に中国茶と雑貨のお店があります。こちらのChoix Chinois(ショワシノワ)さんは、2012年9月にオープンしたお店です。1階の入り口付近が喫茶スペースになっており、中国茶やお粥、点心などを楽しむことができます。奥にはシノワな雰囲気の雑貨があるほか、2階はギャラリーになっていて、時々、器作家さんなどの展示会が開かれています。ちなみにお店の名前はフランス語で「中国セレクト」なんだそうです。せっかくなので、お茶を飲ませて頂くことにしました。メニューを見ると、お茶だけで30種類ぐらいあります。割に見かけることの少ない黒茶ですが、こちらには茯茶や康磚茶などまでラインナップに揃ってて、ちょっとビックリ。これは凄い(^^)説明書きを見ていると、しっかりお茶の勉強をされている感じでした。どうしようかなーと迷ったあげく、結局、東方美人を注文(←結局、それか・・・)。お菓子とのセットがお得ということで、そちらをお願いしました。これが大当たり♪ものすごい蜜香で、これは台湾でもあまり飲めませんね・・・と思いました。あとでFacebookをチェックしたところ、お茶の研修で台湾に行っていたそうです。なるほど、それで持ち帰ったものだったか、と納得。偶然にも”スペシャル”なお茶に当たったようです。お湯に関してはテーブルには設置されていませんので、都度お願いして足し湯をしてもらう感じです。お菓子もあるようなので、湯圓・・・という名の白玉団子を。もちもちで美味しゅうございました~。これまで高松には中国茶のお店というのはあまり無かったようですが、ここはなかなか良いのでは無いかと。色々展示会などのイベントもやっているようですので、気になる方はFacebookページをチェック!です。Choix Chinois(ショワシノワ)住所:香川県高松市塩上町1-4-16電話:087-887-9733営業:11:00~17:00定休:不定休https://www.facebook.com/ChoixChinois中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村なかなか楽しいお店です(^^)
2014.10.30
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栃木県の県都・宇都宮市。その駅前。ヨドバシカメラと同じビル(ララスクエア・旧ロビンソン百貨店)に入っているお店がこちら。中国名茶房 茶縁さんです。茶縁さんは本店が東武宇都宮駅の近くにあり、お店を複数店舗展開するほか、卸売りなどもしているようです。栃木の中国茶といえば茶縁さん、って感じでしょうか。開店後すぐ、ランチの時間にお邪魔しました。ランチにはお茶をセットで付けられます。ランチの場合、マグカップなど簡易的に提供されることが多いのですが、こちらはこのようなガラス急須with保温ポットで提供されました。お茶は黄金桂。非常にフレッシュな状態の茶葉で、香りもかなり高い感じです。中国茶カフェ、茶葉の鮮度が残念なことも結構多いのですが、このへんはさすがですね。ランチは担々麺を注文。ごまの香りの効いた、やや太めの麺の担々麺でした。点心もセットになっておりまして、エビ餃子、シュウマイ、小籠包と人気どころを押さえています。ボリューム感は女性にはピッタリな感じです。食後にはデザートも。18年もののプーアル茶で作ったゼリーです。かかっているミルクにコンデンスミルクが入っています。そのためか、お茶の風味は良く分かりませんが、ツルッとサッパリしていて、食後にはいいですね~(^^)この内容で訪問時1200円+税でした。かなりコストパフォーマンスは良いと思います。お店では、喫茶・食事のほか、雑貨の販売なども行っています。駅前で安心して立ち寄れる中国茶のお店といった感じですね(^^)中国名茶房 茶縁住所:栃木県宇都宮市駅前通り1-4-6 ララスクエア宇都宮3F電話:028-626-5866営業:11:00~21:00定休:不定休(ララスクエアに準ずる)http://www.chaen.net/中国茶情報局の紹介ページにほんブログ村
2014.05.02
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重大発表をします。↑この電茶壺(中国茶用電気ケトル)を輸入して販売します・・・あまりに唐突なので、「何を言っているんだ、コイツは?」と思われていると思います。順を追って、お話ししましょう。<その電茶壺、どこで買いましたか?>昔話です。エコ茶会で、まだ私が淹れ手をしていた頃の話です(確か、第2回か第3回ぐらい・・・)。「中国茶を始めたばかりなんです」という方が、私の使っていたヤカン型の黒い電茶壺(中国製)を見て、「それ、どこで買いましたか?探してもなかなか見つからないんです」と尋ねられました。ネットショップで購入したものだったので、そのお店を紹介しました。・・・が、紹介したものの、後で見てみると、既に売り切れ。再入荷の見込みも立っていないようでした。この質問、その後も多くの人に聞かれました。「え、これ、そんなに人気商品だったの?」と思うぐらいに。質問してきたみなさんに共通するのは、「中国茶を最近始めた」ということでした。中国茶に興味を持ち始めて、色々道具を揃えていくと、「中国茶館にあるような、あの自動でお湯が沸騰するケトルが欲しい!」と思うのは、自然な流れです。私もそうでした。特に中国茶の場合(ことに青茶、黒茶の類い)は、アツアツのお湯で淹れるのが、美味しさの秘訣だったりします。使い勝手の良い電茶壺もしくは電気ケトルを持つことは、「お茶が美味しい」「淹れるのが楽しい」に繋がるキーポイントなんですね。それが「探しても見つからない」というのは、入門者にとって優しくない話です。そんなわけで、私は、「ああ、なんでお店はこういうのをもっと入荷しないのだ。中国茶を始めたい人を、入り口で追い返しているようなものじゃないか」と思っていました。しかし、よくよく調べていくと、それには理由がありました。<電茶壺を見かけなかった理由>実は、法律的に「売っちゃダメ」だったんですね。2001年に電気用品安全法が改正された影響で、特に2006年以降は電茶壺が出回らなくなりました。電茶壺のような輸入電化製品は「PSEマーク」を取得しないと、販売ができなくなったのです。2006年頃、「リサイクルショップで電気製品が売れなくなるかも!」と騒いでいましたよね。あれも、この法改正での混乱の一つでした。そういう法律になってしまった以上、現地で110V仕様の電茶壺を見つけたとしても、それには日本国内で通用する「PSEマーク」がついていないので、国内販売ができないのです。<PSEマークって、取るの大変・・・>「だったら、PSEマークを取ればいいじゃない」と言いたくなるのですが、これがなかなか大変なのです。まず、電気回路が日本の安全基準に合ってるかどうかを調べなければいけません。たとえば、電源ケーブルは日本で通用するPSEマーク付きのケーブルにしなきゃダメとか、色々細かい決まりごとがあります。日本で売ることを想定していない製品では、なかなか通すのが難しいです。この検査をその道の専門機関に依頼しようとすると・・・大体、数十万円の費用がかかります。そして、改良はメーカーにお願いすることになるので、結局、特注になります。こうなると、1軒のお店がお客さんのためにと10台や20台程度の少量を輸入するのは、まず無理です。この頃になると、中国茶のマイナーさをだいぶ理解してきたので、「ああ、それじゃ採算とれないから、誰も輸入しない。そりゃ、出回らなくなりますよね・・・」と、肩を落としました。が、「これ、何とかならんものかね・・・」という思いは、ずっとありました。<中国茶の世界は不親切すぎる!>そもそも、エコ茶会の立ち上げに加担?したころから、「中国茶の世界って、なんて初心者に不親切なんだ。入りたい人も、これじゃ入って来られないじゃないか」という、疑問がありました。というのも、自分自身が、中国茶を飲み始めた頃、・必要な情報がどこにあるか分からず、得づらい・人によって言うことが違う・なんか、自分のところの商品やサービスにミスリードされてないか?と思うことがあったんですね。こうなると、持ち前の「ヒトバシラー精神」がフツフツとしてくるわけです。「こういう不親切なことを、できる範囲で少しずつ片付けていけば、新しい人が入りやすくなるんじゃないか」ということで始めたのが、「Teamediaプロジェクト」です。その結果、・専門用語が難しくて、よく分からない → 中国茶ワードバンクを作ろう・そもそも、どこに中国茶の店があるか分からない → 中国茶のお店・教室のデータベースを作ろう・イベントがどこでやっているか知りたい&告知をするのが大変 → イベント案内を作ろう・内輪の人だけで盛り上がっているようなイベントでは、新しい人が入って来られない → エコ茶会大規模化・同じ蘊蓄が使い回されているだけでつまらない&現地の実情から乖離してガラパゴス化している → 現地のニュースを翻訳して紹介しよう(中国茶ニュース)など、自分が初めて中国茶の世界を覗いたとき、「困ったね」「変だよね」と感じていたものに、少しずつ手を入れて行っています。もっとも、まだまだ着手したばかりなので、全然満足できるレベルではありませんが。。。ただ、この手の「情報」というのは、目に見えないものです。傍から見ると、何をしている人なのか、さっぱり分かりません。やはり、具体的な「モノ」を動かす必要があるなあ、と感じていました。そこで思い当たったのが、あの電茶壺の問題だったわけです。<製品の分解から始めました>実は、うちの父が電気製品の輸入商社をやっており、中国や台湾から、色々な電気製品を輸入していて、PSEマークがお手の物の世界の人だったんですね(笑)昨年の夏、この電茶壺の話を相談し、台数がある程度読めるのなら・・・ということで、話が具体化しました。まず、中国側の組むメーカーをどこにするかが問題でした。数社の製品をサンプルとして取り寄せ、分解して比較してみたのですが、あまりのレベルの低さに愕然としました。内部の構造が「夏休みの工作」レベルだったので、「これは下手に輸入すると火災が起きかねん・・・」と電気製品の怖さを痛感しました。その分解作業の中で、今回組むことになったメーカーが技術的にもデザイン的にも優れていることを実感しました。ただし、そのままでは日本の安全基準は通らない(PSEマークが取れない)ので、改良が必要です。最初は、間に人を入れて改良の交渉をしていたのですが、埒があきません。そこで、うちの父に現地に出向いてもらって、流れを変えました(中国駐在歴が長かったので、このへんは流石です)。訪問が功を奏したのか、メーカー側が意欲的に改善に取り組んでくれるようになりました。こちらも、日本側の要望を安全とユーザー視点の両面から伝え、納得のいく製品ができるまで、何度も試作を行いました。メーカーさんに煙たがられそう、と思いつつ。結果、中国国内モデルとは全く別物に仕上がったのが、昨年の9月頃。このままならエコ茶会で発売できるかも・・・というところまで来ました。が、ここで、例の尖閣の問題が発生。。。一度は話が立ち消えになりかかったのですが、とりあえず8個ほどサンプルを送付してもらい、国内での反応を見ることにしました。昨年10月のエコ茶会では、一部の茶席で使ってもらいました。結果、淹れ手の方から、上々の反応を得ることができました。この反応を元に、今年に入ってから、巻き返し活動に。様々な問題もクリアになり、ようやくご案内できるようになりました。この間、アベノミクス効果で当初の3割近くも円安が進んだのは大誤算でしたが、お値段は当初の設定通り、1万円を切る価格で提供します。製品は現在、工場で生産中で、まもなく完成の見込みです。<重大発表というぐらいなので、台数が・・・>100V仕様は委託生産になるため、製造ロットが大きくなりました。その数ですが、ズバリ、 1000台注文しましたさすがに、ここまでの数量になると、私が手売りするのでは追いつきません(^^;)いろいろな中国茶専門店の方に話を伺うと、お客様から電茶壺の問い合わせは結構あるそうです。その声に応えられるよう、積極的に卸売りをしていきたいと考えています。中国茶に興味を持った人が、身近なお店で、使い勝手の良い電茶壺を、適正な価格で、買えるという「当たり前」の状況が生まれないと、やっぱり新しい人が入って来られないと思うのです。いろいろなお店の方と協力して、みなさんのお手元にお届けできるようにしたいと思います。<お茶好きのみなさん、是非ご協力下さい!>こんなストーリーを背負って、日本に久々に上陸する電茶壺です。肝心の製品ですが、デジタル温度計付きで、リアルタイムにお湯の温度が分かるという、これまでに無い、優れものの電茶壺です。もしよろしければ、是非お求め下さい(^^)また、良く行かれる中国茶専門店などがありましたら、「今度、電茶壺を輸入する会社があって、卸もやるみたいですよ」と、一声ご紹介いただけると嬉しいです。製品の詳しい情報は、こちらのページに載っていますので、是非ご覧下さい。中国製は故障が心配ですが、その辺のサポートもきちんとやろうと思っています。ちょっとだけオトクなネットでの先行予約販売もやっているので、オンラインショップも是非覗いてみて下さいね☆にほんブログ村使った人の感想は、上々です♪
2013.05.11
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最近、中国紅茶ブームが個人的に到来中です(^^♪本日のお茶は、今古茶籍さんで購入した宜興紅茶。名前の通り、中国は江蘇省の宜興で生産される紅茶です。中国茶に興味をお持ちの方なら、宜興といえば、連想されるのが茶壷。そう、宜興は紫砂茶壷の名産地ですが、この地区で主に飲まれているお茶は紅茶なのだそうです。先日、今古茶籍さんにお邪魔して、紅茶の良いものあります?と聞いたところ出てきたのが、このお茶。良いキーマンがあるけど、お値段もリーズナブルでオススメなのは、このお茶とのこと。で、試飲させてもらって購入してきました♪茶葉はこんな感じ。カットされていない、中国紅茶らしい茶葉ですね~今日は、蓋碗で淹れてみました(理由は後述)。茶水はこんな感じ。ラプサンのようなスモーキーさはありません。とても良い香りです(^^♪さて、コクリと飲んでみると、、、味わいが結構濃厚そして、何といっても面白いのが甘み。飲んだ後、砂糖も入れていないのに、ジンワリと甘くなってきます♪美味いです(^^♪そして、やはり中国紅茶。煎が効きます。というよりも、3煎目、4煎目あたりからが香りと味わいのバランスが良くなって、とても美味しい。#今古茶籍さんのお茶はみんな煎が効いて、煎を重ねてからの方が美味くなる気がする。味が急激に落ちたり、暴れたりせずに、ゆっくりと収束していく感覚があります(簡さんに淹れてもらうと、20~30煎ぐらい飲まされますので、なお、よく分かります)いいなあ、宜興紅茶(^。^)・・・と、フツーに飲んでも、十分に美味いのですが、そこは今古茶籍さんです。これだけで済むわけが無い(笑)お店で試飲をするのが、ちょうど、喫茶に来られた方の飲み始めのタイミングだったので、あと3人の常連の皆さんと、このお茶を飲みました(皆さん、美味しそうに飲むんです。ああ、お茶好きな人たちなんだなぁ、と飲み方だけでもよく分かります)。その際に、常連の方がおっしゃった言葉(ここの常連さんたちは、物凄い知識と経験をお持ちです)。常連の方:まだ、若いねえっ???これで十分美味しいと思いますが?(^_^;)常連の方:寝かせたほうが美味いんだよ。ね、寝かせる??これ、プーアルじゃなくて紅茶なんですが・・・ 簡さん:紅茶は全発酵といっても、作った段階で100%発酵しているわけじゃないから、ゆっくりと発酵が進むんですよ。・・・ということは、紅茶でもビンテージがあるということですか??(驚)なんでも、1年半から2年ぐらい寝かせたほうがまろやかになって美味しいらしい・・・ここの店に来ると、お茶の世界がさらに広がっていく音が聞こえる気がします(苦笑)こんな話を聞いて、好奇心だけは旺盛なお茶バカ(=私)の取る行動は決まっています。これは、やってみなければ!(単純)ということで、150gお買い上げ~すぐに飲むのは50g。残りはゆっくり熟成させます(^^♪そんな中国紅茶のマイブームが高じて、今日は紅茶用の茶壷を買ってしまいました(^^ゞ#あと、九曲紅梅と英徳紅茶も。。。そんなわけで、茶壷は、今、宜興紅茶の茶殻のお風呂に入れています・・・今月は、この茶壷を使った中国紅茶シリーズにご期待下さい(笑)今日のお茶:木柵鉄観音3種、安渓鉄観音1種(講座のお茶)、宜興紅茶(今古茶籍)
2006.11.05
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みなさん、こんばんは。お茶ペットボトル愛飲者のあるきちです。(←今日は格下げ)本日のお茶は、既にさんざん話題に上っているであろう、大塚ベバレジの天空烏龍茶。発売から2ヶ月後のこの時期に採りあげるようでは、お茶ペットボトルウォッチャー失格ですなぁ(-_-;)このお茶、「天空」という名前に表れているように、台湾の高山烏龍茶である杉林渓烏龍茶を使っていることで、話題を呼んでいます。実は、私も発売以後、結構飲んでいまして、私の利用駅の自動販売機では、1列しかなかったのが2列になるほどに貢献?をしているのですが(笑)、ちょっとその感想をば。このお茶、高山茶を使っていることをマーケティング的には強調していますが、実際に飲んでみますと、それ以上に四季春の個性がかなりよく出ている美味しいお茶だと思います。口当たりから、サントリーの烏龍茶に代表される福建省北部の茶葉を使ったモノとは明らかに違います。香りが先に来ます。まさに四季春の香りです。ただ、四季春とちょっと違うな、と感じるのは、飲んだ後の余韻。四季春は香りは高いものの味わいはスッと軽く消えてしまうのですが、これはしっかりとした形のある味わいが残ります。しっかりと甘いのです。この辺が杉林渓の青心烏龍茶をブレンドした効果なのでしょうね。うーん、これはペットボトルにしては、珍しいぐらい良くできた清香系の烏龍茶だと思います。いや、貴重です。台湾の高山烏龍茶好きとしては嬉しいです(^^♪・・・と、後出しジャンケンの上に、この感想だけで終わってしまっては、当ブログ的には面白くない(笑)そこで、このお茶を飲んで気づいたことを、つらつらと。このお茶が気づかせてくれたことは2点あります。<その1>ベトナム産のお茶って結構美味しいのでは?ということ今までは、ベトナム産のお茶というと、「台湾の土産物屋で売られているお茶には、相当量のベトナム産のお茶が混じっているらしい」など、いわゆる境外茶の問題で聞くことが多かったのです。そして、ベトナム産のお茶は飲んだときに喉がざらつく感じがする、など「低級品」という話ばかりが聞こえてくるので、「ベトナム産」=「パチもの(失礼)」のようなイメージがありました。しかし、このお茶は、まあペットボトルということはあるのでしょうが、十分に美味しいと思います。少なくとも、台湾産の茶葉を使っていると表明しているセブンイレブンの凍頂烏龍茶よりは、私は美味しいと思います。#最近、質が落ちたのか、味に慣れたのかは分かりませんが、以前感じた美味さはもうありません。。。と考えると、ベトナム産でもしっかり作られた烏龍茶 > 台湾の低級品の烏龍茶という式もありなんだな、と思うのです。元々、四季春は低温が苦手な品種ですから、意外とベトナムの気候は合うのかもしれません。しかも、若年層の多い人口構造で、人件費が今や中国よりも安いベトナム。そのせいか、この茶葉は手摘みだそうです。台湾だったら、高級茶ですねぇ。こういうお茶を飲むと、ベトナムの茶業が土地に合った茶葉を栽培する・品種改良する、ということを続けていったら、案外、「烏龍茶の本場はベトナムだ!」なーんてことになるかもしれません。#まあ、品種改良には30年以上の年月がかかるので、気の長い話ですが・・・そういう意味で、ちょっと期待もしてしまうお味なのでした(^^)<その2>お茶はやっぱり嗜好品だな、ということこの天空烏龍茶、私は美味いと思いますが、苦手な人も結構多いだろうな、という印象を持ちました。その理由は、最初の香り。四季春特有の青っぽい香りなのですが、これが苦手、という人は日本人に結構多いと思うのです。青っぽさが、生っぽさに感じられる人もいたのではないかと思います。これはもう完全に嗜好の世界なので、どうしようもないのですが、日本では烏龍茶=武夷山系の焙煎の効いたお茶、という印象が強いからなのか、この手の生っぽさがどうにも駄目という人は結構多いようなのです。四季春や安渓鉄観音などは、典型的です。絶賛する人と「全然駄目」という人に分かれます。そういう方でも、ちょっと焙煎の効いた凍頂烏龍茶は美味しいといって飲みます。これは、生っぽさが無いからOKなのだそうです。うーん・・・人のお茶の好みを見極めるって、なかなか難しい。。。(-_-)最近、そういうことに気づいてから、「これが美味い!」ということを強烈に押せなかったりします。昔は、自分の好みだけで、「これは絶対美味いよ!」とか言っていたのですが。#若かったですなぁ(-。-)y-゜゜゜中国茶を飲んだことのない人のお茶の好みを見分ける魔法の質問がないかしら、と思わず考えてしまう、今日この頃です。今日のお茶:天空烏龍茶(大塚ベバレジ)、六安瓜片(彩香)、明前西湖龍井(杭州)、木柵鉄観音(上園茶荘)天空烏龍茶こちらが四季春杉林渓。今年の春茶は出来が良い!ちなみに、この茶杯がCMに登場したそうで。お店で見てましたよ。中国茶の世界は、なかなか狭いですなぁ。。。
2007.05.25
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最近、紅茶や緑茶に浮気しがちですが、本命はやはりこの路線。しかし、たいそうなタイトルをつけてしまいました(^^;)でも、美味しい!のです。今日のお茶は、福寿山の冬片。年始に台北の上園茶荘で買ってきたものです。中国茶や台湾茶は、それほど星の数ほどありますが、その中でも何といっても大好きなのが台湾の高山茶。それも、発酵の軽い阿里山系ではなく、ほどよく発酵させた梨山系のお茶。このお茶は、まさにその王道。私的には、ストライクゾーンど真ん中のお茶なのです♪福寿山というのは、昨年の突撃レポの通り、山の名前ではなく、台湾中部の梨山地区にある農場の名前です。ここの茶畑の標高は2200m~2600mぐらいにあります。ご存じのように、台湾茶はお茶の採れた標高が高くなるほど、お値段が高くなります。現地では、「標高(m)に3倍をかけた金額(台湾元)が、そのお茶の1斤(600g)の値段」ということがまことしやかに語られます。#実際、クオリティーシーズンのお茶の相場はそのぐらいです。現地でお茶を買う時に、お茶の値段が高すぎない(あるいは安すぎない)かどうかの1つの目安になりますね。さらに、福寿山の後ろについている、冬片(とうへん)。台湾高山茶のクオリティーシーズンは年2回あります。春茶と冬茶です。が、そこで冬茶の収穫が終わった後に、少しだけ伸びてきたお茶を摘んで作るお茶、それが冬片です。冬片は、採れるかどうかは天候次第なので、希少価値のある(=結構高い)お茶です。特に、福寿山などは亜熱帯~熱帯に属する台湾とはいえ、冬には雪が降るような高地。冬茶の茶摘みは大体10月頃で終わりです。その後は、本格的な寒さがやってきます。#9月初めに行ったら、朝夕は18度ぐらいでした。寒かったです。ですので、あまり冬片は取れないそうなのですが、昨年は暖冬だったこともあり手に入ったのだそうです。さて、冬片が美味しいといわれる理由。寒いと茶葉の生育のスピードが遅いのと、茶樹が寒さに対抗するため?なのか、茶葉が厚みを増します。茶葉が厚みを増すときは、硬さの原因になる繊維質ではなく、茶葉の中の液胞(これが美味しさのポイント)が育つので、柔らかで滋味のあふれた甘いお茶になる、といわれています。#まあお茶の世界、いろんな説があります。・・・と、色々書きましたが、なんだか美味しそうです。でも、このお茶が美味くなければ意味がありません(^^;)さてさて、茶葉ですがちょっと荒いですが、きれいな緑♪脱酸素剤、よくやった(笑)このお茶を飲む時のスタイルは、やっぱりこれ!聞香杯セットこのお茶は、何よりも聞香杯に残る香りが素晴らしいのです!最初の青い香りが過ぎて、あまーい香りに変わっていきます。その濃厚な香りがずっと持続する!クラクラしますしかし、聞香杯の香りを聞きながらニヤニヤしていると、端から見てたら、きっとあぶない人です((((((^^;#でも、きっと多くの人はそうなるハズ。これだけでも、かなり満足度が高いのですが、飲んでからがまた美味い!普通のお茶なのに、トロトロのとろみがあるような茶水。香りも良いのですが、旨みがギッシリ。なので口に含むと・・・甘いのです♪そして、煎を重ねて、飲めば飲むほど、喉に落ちていったはずの茶水の香りが戻ってきます。香りのうれしい挟み撃ちこれは美味しい(T_T)至福の時とは、まさにこのこと!少し焙煎がかかっているのも良いですが、こういう清らかな香りを生かした高山茶も、やはり香りと味の変化がダイナミックで美味しいですね(^^)一煎や二煎だけじゃなくて、心を落ち着けて続けて飲むと、さらにハマる高山茶の魅力。台湾の高山茶、まさに現代の緑のダイヤです♪これは危険な世界ですが(笑)、まだの方、是非一度は体感してみて下さい(^o^)#え、もうご存じ?じゃあ、今日のお茶は決まりですね♪至福の時間!ご参考までに。上園茶荘・林さんの監修した本。日本語で書かれた台湾茶ネタ本としては秀逸!高いけど、美味しいお茶梨山大禹嶺高冷茶楽天じゃないですけど、ここはお勧め。新茶入手済みなので、そのうちレポあげます。上園の林さんのところの杉林渓。比較的リーズナブルで美味しいです。
2007.07.30
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茶友の会の方から、どなたでも参加できるお茶会のご案内をいただきました。茶友の会 HP”茶会”と聞くと、なんだか身構えてしまうものですが、中国茶の茶会はフランクで、気軽に参加できるものが多いような気がします。作法や流派がどうのこうのということもありませんし、プレッシャーなく飲んでいられるのがとても助かります(^^;)茶友の会のイベントは以前参加したことがありますが、会の設立趣旨からして「美味しいお茶をみんなで飲みましょう!」という傾向が、特に強いと思います。さて、今回の内容。以下引用です。***********茶友の会主催「如月茶宴」「如月茶宴」は、楽しく中国茶を淹れたり飲んだりしながらお茶を味わい、参加者相互の出会いや交流を深める場です。中国茶が好きな人、中国茶に興味がある人なら誰でも自由に参加できます。茶葉には、数多い中国茶の中から、個性的な香りのものを選びました(A~C席)珍しい中国少数民族のお茶もご紹介します。(D席)また、中国茶になじみの少ない方のために4種類の飲み比べの茶席も用意しました。(E席)暗い話題の多い新年ですが、せめてこの日は香り高い中国茶で楽しいひとときを過ごしましょう。◆日時◆ 2009年2月15日(日)12:00~16:00◆会場◆ 高輪福祉会館(昨年7月の「七夕茶会」と同一会場ですが、建て替え中のためすぐ近くの仮施設の利用となります)◆内容◆A席 岩茶(黄奇)B席 鳳凰単叢(蜜蘭香)C席 文山包種茶D席 三道茶(中国雲南省の少数民族白族に伝わる茶の飲み方)E席 中国茶4種飲み比べ(緑茶[龍井茶]、青茶[高山茶]、黒茶[プーアル茶]、紅茶[祁門紅茶])◆席料◆ 一席500円(茶友の会会員は300円)席割・タイムスケジュール、予約状況は、下記の当会ホームページでご確認いただけます。◆申し込み・問い合わせ◆ 茶友の会(会長 孔令敬)TEL 050-3123-2163 E-MAIL chayunokai@yahoo.co.jpHP http://home.a03.itscom.net/chayu/***********寒い時期にはピッタリの岩茶だったり、香りの高い鳳凰単叢だったり、爽やかな香りの文山包種茶だったり、いろんなお茶が飲める飲み比べなどがあったりします。その中でも、やはり目がいくのが、三道茶(さんどうちゃ)を飲めるところではないかと思います。以前も書いたことがありますが、もう一度、どんなものか簡単にご紹介したいと思います。三道茶は、雲南省の大理に住む少数民族・ぺー族(白族)に伝わる、伝統的なお茶のおもてなし。文字通り、同じお茶を3煎淹れるのですが、これを人生になぞらえています。レシピや演出の方法は色々あるのですが、私が飲ませていただいた時は、こんな感じでした。まず、緑茶(雲南大葉種のお茶を用いることが多い)を煎ります。お茶を煎るところから始めるのが、まず面白く、香ばしい香りが漂ってきます。ある程度、香りを出したところにお湯を注ぎ、お茶を煮出します。煮出して淹れますので、成分がかなり抽出され、当然最初のお茶は苦くなります。でも、それをそのまま頂きます。この1煎目のお茶は青年期のお茶。ほうじ茶に似た香ばしさがあるものの、煮出しているので、ちょっと苦いかも。しかし、茶葉の甘みもほのかに感じられます。・・・「若い頃は苦労をしなさい」ということでしょうか(^^;)2煎目のお茶も同じように、茶を煮出して淹れるます。ただ、お椀にあらかじめ黒砂糖とクルミを入れておきます。ここにお茶を注ぎます。お茶の味ですが、1煎目で苦みがだいぶ飛んでいる上に、黒砂糖が入っているので、2煎目は甘くなります。お茶で少し柔らかくなったクルミとの相性もなかなか楽しいです。人生にたとえると、この2煎目が壮年期。若い頃の苦労が、だんだん報われる。それが甘さで表現されているわけです。最後の3煎目は、ショウガなどのスパイスを配合してから煮出します。お椀にも蜂蜜とポン菓子を入れて準備。そこに煮出したスパイス入りの茶を注ぎます。これが3煎目の老年期のお茶。既に2回煮出していますので、お茶の渋みは既に無くなっています。黒砂糖とはまた違った蜂蜜の甘さがあり、ショウガや花椒などの余韻が残ります。この3煎目は、後味を振り返るという意味で「回味茶」とよばれています。人間誰しも、老年期は人生を振り返るということを象徴するお茶なのですね。一つの同じお茶でも、煎によって全く味わいの変わる三道茶。お茶の味で、ぺー族の人生の教訓を上手く表現している面白い習慣だと思います(^^)会場で、茶葉を煎るときの香りを感じながら、ゆっくりと3煎飲んでいただきたいお茶ですね。飲みたい方は会場で!
2009.01.27
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JR天満駅すぐそばの路地裏に、ゆるくお茶を楽しめる小さな茶館があります。こちらの茶藝館かぎろひさんは、1999年にオープンした草分け的存在の茶館です。メニューを見ると、お茶は台湾茶が3種-文山包種茶、凍頂烏龍茶、香檳烏龍茶(東方美人)と日本茶の煎茶と抹茶というシンプルな構成。それからお菓子は日替わりで色々変わるそうです。台湾茶の値段は650円と比較的手を出しやすい価格帯ではないかと思います。お茶の説明もサラッとしていて、肩肘張らずに気軽に飲みに来られるお店という印象です。お勉強モードではなく、ゆるい感じでお茶を飲みたい人に向くお店ではないかと。文山包種茶とお菓子を注文してみました。茶器を見てお気づきの方もいるかと思いますが、こちらのお店は創業以来、奇古堂のお茶を提供しています。オーナーさんが「こんなお茶を飲んでもらいたい」と感じたのが奇古堂のお茶だったのだそうです。奇古堂のお茶は、お湯の温度とか蒸らし時間とかは、あまりうるさくないタイプのお茶なので、ゆるく飲むのには向いているかもしれませんね。差し湯用のお湯はポットで提供され、ろうそくの火で温められています。一般的には、これでは湯温が足りない?ということになるのですが、前述のように奇古堂のお茶なので、これでOKなわけです。「砂時計できちんと時間を計るとか、そういうのは面倒。でもお茶は飲みたいのよね」という、ゆるいお茶時間を提供してくれる貴重なお店ですね。「茶芸でカチッと淹れてもらうのもいいのだけれど、ちょっと緊張しちゃう」「色々うんちくを聞くのも疲れるよね・・・」という向きには、とても居心地の良いお店ではないかと思います。なお、オーナーさんがラサ企画の亀岡さんと親しいこともあり、時々、茶館銀芽で提供されたお茶が飲めることもあるようですよ。<アクセス>JR天満駅を降りたら、環状線のガード下(外側)の道を桜ノ宮・京橋方面へ。少し歩いたところにある、こちらのコインランドリーの角を左手に入って、右側に見えてきます。茶藝館かぎろひ住所:大阪市北区錦町2-11 ハイツダウンタウン103電話:06-6354-5645営業:12:00~20:00定休:水曜日(不定休あり)中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村ゆるく過ごせるお店です~(^^)
2015.07.03
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紫藤廬を出た後、食事をどこでするか悩みました。そういえば、今回は夜市に行っていないな、ということで向かったのはMRTの大橋頭駅。ここから徒歩圏にある延三夜市に行ってみました。夜市の新規開拓です。延平北路三段にあるから延三夜市というわけですね。<嘉義雄鶏肉飯>まず、やって来たのはこちらのお店。嘉義雄鶏肉飯さんです。ローカルなお店ですが、ここの夜市は南部から働きに来ている人たちが多かったらしいので、本場の味に近いのではないかと。注文の仕方は、席に着いてから伝票に印をつけて、やって来るおじさんに渡すスタイルです。パパパッとオーダーをしてみました。出てきたのはこちら。鶏肉飯に筍絲、鶏捲、金針排骨湯などを。期待通りの鶏肉飯が出てきてヤッホーだったのですが、うーん、何か今回の旅の食卓はみんな同じ感じだったな、と食べ始めてから、ちょっと反省。今回は食事に華がなくて、すみません(^^;)調子が良ければ、何軒かハシゴをするつもりだったのですが、この時点で喉やら関節に違和感。明らかに風邪の症状・・・(-_-;)あんまり調子が良くなかったので、デザートだけ食べて切り上げることにしました。<杉味豆花>目をつけていたのは、通りの反対側にあったこちらのお店。このお店、雨なのに、反対側から見てても並んでいる人が沢山いて、これはおそらく美味しいんだろうと思ったのです。メニューを見て、そういえばお芋を食べてないやと思い出し、地瓜豆花などを。喉が少し痛めだったので、「甘くしてね」とオーダー。こちらが地瓜豆花。シンプルです。甘くしてねと言ったのがいけないんですが、歯が溶けるかと思うぐらいに甘かったですwでも、その甘さにも負けないのが、このサツマイモ。台湾のサツマイモの美味しさは反則レベルですね~(^^)<茗心坊>翌朝。最終日なので、朝から目一杯動きたかったのですが、すっかり風邪引きました。。。なので、どこへも動かずに10時半頃にホテルをチェックアウト。荷物を預けて、MRTで大安駅へ。茗心坊さんにお邪魔しました。本当は初日か2日目に来るはずだったのですが、予定が狂い、結局最終日に慌ただしく訪問になってしまいました。11時オープンで11時40分には出発という、40分一本勝負ですね(^^;)最近、林さんが力を入れているのが、団圓茶。4kgぐらいのお茶を固めて作った、球状のお茶です。年年、良い台湾茶が少なくなっているので、今のうちに長く保存できるような形状のお茶を作り、良い台湾茶をきちんと後世の人に残したい、とのことで始めたそうです。元々は、凍頂の近くの放棄茶園のお茶(流行りの自然生態茶です)を全量買う契約にし、一部は松戸烏龍や松戸紅茶に。それ以外のものを、団圓茶にして・・・ということで始まったそうなのですが、最近は福寿山のお茶とかラインナップが4種類ほどに増えていました。それは美味しいんですかね?と思っていたら、茶末があるから飲んでみよう、と。こちらがその茶末のお茶なのですが、茶末とは思えないぐらいに透明感がありますね。1ヶ月半ぐらいかけて高密度焙煎法で焙煎しているそうなので、雑味などは少なく、濃く出しても味が壊れない感じでした。値札がついているわけではないのですが、何度か来ているお客さんで興味のある方には販売しているとのこと。んー、4kgってのが、ネックだなぁ・・・(^^;)今回は団圓茶はパスして、松戸烏龍の蜜香と茗心美人(東方美人)を買いました。ここの蜜香系は高密度焙煎法の効果か、上手く雑味が飛んでくれて甘さだけが残ってくれる仕上がりになっているので、個人的にはオススメしたいところです。ちょっと高いけど、美味しい東方美人を買いたい方にはオススメです。茗心坊住所:台北市信義路四段1-17号営業:11:00~20:00休み:日曜日アクセス:MRT大安駅から徒歩1分Facebookお買い物をするだけして、お茶を飲んで出発です。本当に慌ただしくて申し訳ない。。。一度ホテルに戻り、荷物をピックアップして、松江新村から長栄のリムジンバスに乗車。無事に2時間前に桃園空港に着いたーと思ったら、成田空港の雪の影響?か、出発時間が1時間10分遅れの表示が。最終日はバタバタでしたねー。・・・というわけで、今回は台北から日帰りで行ける2本の茶旅ルートを開発してみました。バスの乗り方さえマスターしていれば、回れるコースだと思いますので、是非挑戦してみてくださいねー(^^)#1回の滞在で1本のルートがオススメです。2日間続けると、さすがに疲れますのでwおしまい。旅行記はこちらにまとめました → 台北近郊プチ茶旅にほんブログ村今回はページ数が多かったですねw
2016.03.02
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