とりあえず乗ってみた

とりあえず乗ってみた

2026.05.13
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テーマ: 鉄道

↑名前は変わってもあり姿はつばめであり続ける奉公特急。






翌朝、すぐやることはそそくさと鹿児島を去ることだった。

新幹線なら鹿児島でも滞在時間あるんだが、日豊本線を使うので出来るだけ早く出ないと帰るのがキツくなるんだよね。





↑悪い天気では無かったがまだ朝早かったため(朝7時)に空が暗い。






さて日豊本線とは小倉~鹿児島間を宮崎大分経由で結ぶJR九州の鉄道路線であり、その全線で何かしら定期特急が運行されている割と貴重になりつつエリアだ。

私が好きなソニックが走るメイン路線だが、一方で完全な直通特急は定期列車だとゼロ(最長特急のにちりんシーガイアも空港線入るため)

ただしこの区間で使用されている787系はにちりん、ひゅうが、きりしまの三種種別で酷使されているため客受けしてない回送で鹿児島~小倉を動いてる事も加味すれば実質直通している。












↑シンプルな座席でこの辺は九州西部で主要運用されてる六両編成仕様と大差ないが、旅客密度も相まって状態がいい。あのチケットホルダーが原形を留めていた(たまたまかもしれないが)






で、そんな鹿児島から宮崎間を結ぶのが特急きりしま。



九州の顔として有名な787系だが、先端尖ってる仕様からも分かるように基本増結みたいな事が出来ない。

そのため六両固定編成と四両固定編成が存在し、この編成で座席構成が若干異なる。

分かりやすい違いとして四両仕様にはDXグリーンや個室、コンパートメント席等がない。

四両仕様は豪華な設備こそ無いものの787系元来の雰囲気の良さみたいなのを感じやすい仕様になっている。









↑桜島を回る様に宮崎へ横断。こうやって山づたいに列車が線路を進んでると日本の地形は地図のままだと感じる。






九州のネットきっぷを使えば指定席自由席が同額で割引かかり利用可能。

ただ特急きりしまは指定席が1.5両(半室指定席がある)で自由席が二両という昨今のJRとしては珍しく自由席が多い。  

ついでに指定席が少ないので自由席より混雑してる事が多い逆転現象が発生している。

ネットきっぷが同額+遠方客ほど指定席を好む傾向があるのも大きいだろう。

元の輸送密度が大した事無いため、ネットきっぷでも自由席のが良いかも知れないという感じ。



※ただし注意点としてJR九州ネットきっぷの特急自由席は指定した特急列車の自由席のみが使用可能で、先行後続列車共に使えないので注意が必要。あくまで指定列車の自由席の好きな場所に座れるだけ




しかし日豊本線がトラブると結構安定せず、この一帯は大分~福岡区間以上に代替輸送手段が無いためネットきっぷは博打。

最も今回は何をトチ狂ったのかただの乗車券で乗ることになったので否応なしに通常の自由席になった。

JR九州のネット割ならそうでもないが、共通窓口で買うと割増料金が生じる期間で割と過疎ってるこの区間すら例外じゃないので指定席は無理です。









↑缶とかペットボトル飲料保持用のくぼみは更に小さい。昔車内の自販機で売ってただろう飲料基準のサイズ。時代を感じる。自販機遺構付近には梯子が設置されている。






鹿児島中央からの特急きりしま乗車率はそこそこ。割増期間だがまだ平日なので近郊通勤客が多い感じで国分で大体降りてしまう。



鹿児島側より宮崎側の需要の方が強そうで、都城辺りはこの列車+新幹線が博多移動(もしくは宮崎空港で他都市)といった感じの移動が主だと思う。

そのため非博多発着の特急列車ながら本数が多め。






↑室内灯。何の変哲もない設備だが、787系は車内照明が若干暗いため人によっては役立つかも知れない。



↑この日は桜島が遠ざかるほど空模様が良くなっていった





秘境感は凄い。

ただ九州特有のどっかしら人がいる(いそうな)雰囲気もあって絶望感は北海道より薄い。

くまモンがネタキャラになってることも熊みたいな狂暴な生き物がいないという安心感からか。

その代わり九州は南国由来の外来虫とか植物のリスクに苛まれる訳だが。

防疫ありがとうございます(意味不明)














特急きりしまが走る区間には鹿児島神宮と霧島神宮という保守基盤県ならではの格式が高い神社が二つもある。

鹿児島神宮は隼人駅最寄り、そして霧島神宮は霧島神宮駅最寄り…………って思うじゃん?

実際の霧島神宮は霧島神宮駅から6キロ以上離れる。

一応霧島神宮までバスが存在するが本数は少なく乗り鉄視点だと鹿児島神宮の方が参拝しやすい。







↑列車交換感覚に向かいの特急とすれ違う。というか普通列車少ないからすれ違ったの殆ど特急だった。





霧島神宮行きバスは国分駅からも出ているが、鹿児島から特急自由席代込みのトータルでも霧島神宮まで特急を使いバスを使った方が安くなるため一応は最寄り駅の矜持を示している(ただし差額は80円くらい)

だが霧島神宮は凄まじく秘境感あって良いらしい。

まぁ行きたいなら両方行けよってはなんだろうけど…………。

私も予定立ててた頃は時間潰しに鹿児島神宮なら寄れそうかなぁと考えたんだがチキン南蛮と天秤にかけた結果、泣く泣く途中下車を予定から組みはずした。







↑都城駅付近。高架区間だが列車の本数は悲しい。






きりしまは遂に鹿児島を抜けて宮崎へ。

都城は宮崎の第二都市だが市町村合併の結果が強いらしく、交通の便では鉄道空路バス含めて宮崎で多分一番強いられてるだろう感じ。

宮崎まで微妙に遠く鹿児島から遠く、空港も若干遠く乗り換えが必要……なのだがふるさと納税は一時期割と人気だったらしい。

まぁやるほど高給取りじゃないから関係ない話なんだが。










↑時系列はめちゃくちゃだが桜島が見えなくなり霧島神宮抜けて宮崎県に入った辺りから秘境感もある山々風景が増える。





都城で一瞬街になるも、その後は南宮崎辺りまで上記の様な秘境感ある険しい山景色になる。

そして南宮崎が通常の自由席終点で、南宮崎~宮崎間は普通列車扱いになる。

というのもこの区間は佐世保~早岐同様の特例区間となっていて、自由席は特急料金がかからない。








↑自由席だと強制的に南宮崎になる。宮崎の印字特急券が欲しい人は指定かグリーン。







鉄っちゃん視点なら無料で特急乗れるど~と言う感じな嬉しいネタだが一般観光客や利用者なら多分別。

ロクに座れずドアが片ドアしか無いため乗降がダルそうだった(昔あった215系みたいな感覚)

ただ宮崎の名所である青島方面の殆どの列車が南宮崎が終点(宮崎までの直通列車が少ない)で、特急が使えないと宮崎側に戻るのが厳しい。

特例のお陰で県庁付近の往来インフラが安定するため、早岐~佐世保間以上に有り難み自体はデカい。

余談だが青島方面の列車は一部宮崎から別ルートで鹿児島に入り、関西さんふらわあの鹿児島航路で有名な志布志に向かう…………が、本数が壊滅的。さんふらわあ志布志ターミナルからも2キロ近く離れていて、純粋に接続も合わない。

そのためさんふらわあ鹿児島便は鹿児島中央までの送迎バスが現時点では無料で運行されている(特急利用を強いられるレベルの距離を無料で高跳び出来るのは割と凄い)

ともあれ志布志は枕崎線の様な端ネタや宗太郎駅みたいなネタもなく単純に本数が壊滅的なため、多分JR九州の路線でも指折りの悲惨さだと思う。

ただ南の最果て感は枕崎以上らしいので、鉄旅の目的地としては悪くないかも知れない。







↑クッソ厳しい事で定評がある北九州予備校がここでも姿を現す。





こうして無事に鹿児島から宮崎へ横断が成功。

日は明るいが朝7時台という時間に鹿児島を出発して10時に宮崎到着のため結構遠いなと感じた。









↑降りた直後のきりしま。暫くしたら再び鹿児島へ戻るらしい。




多少宮崎で過ごして福岡の方へ戻る予定だったのだが、山陰で松江城とか砂丘登ったりボコボコ足場の悪い場所歩いたせいか前日から階段登れないレベルで右足を痛めていた。

これはネタでなくガチでこの日と次の日はほぼ終日ホームをエレベーター移動(使えない場所は手すり使って移動するくらい)

そのため南蛮食った後は周辺をブラつき、直ぐに宮崎を出ることに。








↑より南国感が増す宮崎。暑さも湿気もなく最高に過ごしやすい日だったのに身体が持たず。





無事なら宮崎神宮と平和台公園行こうと思っていたため、それだけが今回の遠征の後悔要素(めちゃくちゃ晴れてたのも辛い)になってしまった。

こんなボロボロの状態だったのに佐伯~延岡であった倒木の影響で直ぐに戻ることが出来なかったのだが、このときは知る由もなかった………………。





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最終更新日  2026.05.13 01:07:56
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