というNEWSポストセブンの記事。
免疫療法、がん遺伝子療法、ビタミン投与、食事療法、水素温熱療法、イメージ療法、漢方、鍼、ワクチン投与、アーユルヴェーダ──日本には100種類以上のこうした“代替医療”が存在するといわれているが、米エール大学調査チームの発表によると、がん治療において「代替医療」を受けた患者の死亡率は、「標準治療」を受けた患者の2.5倍にものぼるという。
(中略)
(小林麻央さんの場合は)
彼女が受けた代替医療の一つが「水素温熱免疫治療法」。高濃度水素の風呂で体温を40℃まで上げ、体の免疫力を高めるという。しかし、この療法はまだ10年ほどの歴史しかなく、医学的根拠は薄い。麻央さんが通っていたクリニックの医師は、今年8月に再生医療を無届けで行っていたとして逮捕されている。
この他にも、ヒノキのおがくずや米ぬかを敷く「酵素風呂」や、食事の代わりにオーガニックの野菜や果物のみを使ったジュースを飲む「ジュースクレンズ」も試していた。
(川島なお美さんの場合は)
ハワイの霊能者に“腫瘍は良性”とお墨付きをもらい、帰国後もドイツ製の機械を使った“波動テスト”を受けて、“がんではない”と診断された。それで安心したのか、精密検査でがんが確定しても手術を受けず、純金の棒で全身をこすって邪気を払う『ごしんじょう療法』や、『がん放置療法』に救いを求めていました。
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