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香港に来たなら、やはり一度は飲茶です!それも、朝早くからやっているお店に行きたい。ガイドブックにも載っているお店ですが、ネイザンロード沿い、佐敦駅からすぐに「倫敦大酒楼」に行ってみます。広いフロアに地元のお客さんがいっぱい。オーダーはテーブルでもできますが、おばちゃんがにぎやかにワゴンを押してくるので、呼び止めて見せてもらいます。ざわざわとした様子が、とても香港です!お値段も地元価格(かな)、お手頃です。できたてほかほかが運ばれてくるので、お味のほうも◎。香港らしい飲茶の雰囲気も堪能できます。 必ず注文するチャーシューパイも、二重丸!(日本では、なかなか満足するものに出会えない)右下の肉詰めピーマンは、飲茶ではちょっと珍しい。
2014年03月30日
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「香宮」(シャンパレス)といえば、シャングリラホテルのメインダイニングにして、香港を代表する広東料理の名店のひとつ。もちろん、お値段もそれ相応。せっかく香港にきて、一度くらい、広東料理のディナーをしてみてもいいんじゃないか。いつ行くの?いまでしょ!で、大枚はたく覚悟を決め(笑)、コースをいただいてみました。さすがに食事途中の写真撮影はちょっと…なので、画像はなしです。意外に、周囲のお客さんはカジュアル。ドレスコードは厳しそうではないですね。お料理は、伝統的なものに新しい感覚をミックスさせた、という感じ。さすがに、日本でおなじみのような(要するに「よくある」メニュー)はなし。素材も珍しいものが多いかな。お味はあまり濃くはない。デザートがこれまた素晴らすぎたので、ここだけはパチリ。小さなお菓子が3段トレイに乗って。さすが、シャングリラでした。
2014年03月05日
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香港はそれほど広いエリアではないうえに、MRTなどのアクセスがよく、短時間であちこち回ることが可能。時間のない人には最適な旅行先と言えるでしょう。午後、九龍に戻り、特派員1号がスターフェリー乗り場近くスターハウスにある印鑑やさんで印鑑を注文。そしてスターフェリーに乗って中環に渡ります。スターフェリーは、1階席と2階席で値段が変わるのですが、1階でも十分眺めが楽しめます。中環フェリーターミナルからひたすら歩いて、ミッドレベルエスカレーターを目指します。乗り場が少々わかりにくいビルの中なので、ちょっと迷う。ミッドレベルエスカレーターは乗ってるだけとはいえ、かなりの距離と傾斜があるので、案外疲れる。香港島は小山のような島に街が広がっているので、起伏が大きく、地図上の距離以上に歩きデがあります。そして目的地、「孫中山記念館」。中国革命の父、孫文の資料を展示している博物館です。建物自体は実業家であった甘棠の邸宅で、とても素敵なものです。孫文は香港の大学で医学を学び、医師として活動しながら革命運動に力をつくしました。時代は明治の終わりから大正にかけてのころ。一時期、孫文は日本に亡命しており、支援した日本人もいました。日本との関係も深かったのです。
2014年02月21日
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特に計画も立てない旅行。いちおう、これとこれはやろう!だけは決めてあるが、あとは行き当たりばったりである。香港2日目、まるまる1日使える日だが、今日の必須ミッションは、特派員1号が印鑑をオーダーすることと、シャングリラの香宮でディナーをすること。朝、ホテルを出るときに、ロビーにいる日本人コンシェルジェさんに香宮に予約を入れてもらう。香宮は香港ミシュランで二つ星の名店。楽しみだ。次に印鑑だが、さすがにお店はまだ開店していない。では、午前中を使ってプチトリップ。MRTのちゅん灣線(ちゅん、は、草冠に全)で終点のちゅん灣で降りる。チムチャツイから26分。近郊のニュータウン、という趣の駅である。高層マンションが立ち並ぶ中にあるのが「三棟屋博物館」。香港近郊は、もともと客家の人たちが村を作っていたところ。客家とは、中国大陸中央部から、様々な事情で南方に移動してきた人たちである。迫害も受けつつも教育を大事にし、多彩な人材を輩出してきた。この博物館も、村の開発に貢献し、現在は財を成している陳家の屋敷を復元、公開しているものである。四角く塀で囲まれた中に、居住用の建物と、一族の祠堂がある。客家の質素な生活ぶりがわかる生活用品や衣装の展示もあって興味深い。(ちなみに入場は無料。太っ腹!)博物館から駅の間は高層マンション群。その一角にあった天后廟。お散歩がてらお参りに来る人が途切れない。駅前からミニバスに乗って向かうは竹林禅院。芙蓉山の中腹にある大きな仏教寺院。五百羅漢様が圧巻。香港は、海岸の近くまで山が迫っているため、勾配が大きい。お寺から街を眺める。絶景。バスで駅前に戻ってランチ。翠苑餐庁、というお店で。ごくごく一般的な茶餐庁。黒こしょうポークソテーと明太子海鮮チャーハン。しかし、どう見ても、トッピングされているのは「とびっこ」であった。コーヒーがセットでどちらも40ドル。
2014年01月25日
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ばらまき土産以外に自分用にはほとんどお土産を買うことはなくなって数年。ちょっとした記念品を持ち帰るのをお約束にしています。博物館のパンフレットやホテルのポストカードなど。入場券類はそのままブックマークに使ったり、ポストカードや作りのいいパンフやカードはフレームに入れて飾ります。基本的に、元手はほぼタダ(笑)。しかし、必ずそこに行かなければ手に入らない、というのが大事。カオルーンシャングリラのポストカードは、ホテルロビーに飾られている絵画。テーマはシャングリラ(桃源郷)。日本のお城のようですが、やはり色使いは中華テイスト。規格外のサイズなので、少々フレーム代が高くなりましたが、マット加工込みで2700円なり。もちろん、中身のポストカードはタダ!各地から持ち帰ったカードのフレームで、廊下の壁をギャラリーにしていくのが楽しみです。そのほかに買ってきたのは、ペニンシュラホテルの熊のキャラクターのトートバック。(これがなかなか優秀で、表面ビニールコーティング、裏地は高級感ある布製。ファスナーつき内ポケット2個つき。A4縦型と、お弁当箱サイズの2種類あり。)熊もかわいいし色使いもシックなので、香港に行くたびにコレクションするのもいいね!と思ったもの。
2013年12月24日
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お泊りは、少々奮発してカオルーンシャングリラ。MRTチムチャツイイースト駅の出口が目の前で、ネイザンロード方面、チムチャツイ駅まではすべて地下道で移動可能。地図上で見るよりは、はるかに便利です。(でも、スターフェリー乗り場まで歩くと、けっこうな距離はあります・・・)スタンダードルームでこの広さ。ただし、この部屋からはビクトリアハーバーは見られない。ハーバービューにこだわりたい方は、追加料金払ってお部屋のグレードあげましょうね。ロビーには日本人コンシェルジュがいるので、観光の相談やレストランの予約はお任せ。今回は、シャングリラのメインダイニング「香宮」でのディナーがミッションのひとつ。観光に出かける前に、予約をお願いしていきます。「香宮」は香港ミシュランで二つ星の名店。さて、前回2月に来た時の香港は、とにかく湿度が高く(100%!)、まいった!まいった!・・でしたが、今回は、ものすご~くすごしやすい。湿度が70%前後で、高すぎず、日本の関東のように乾燥しすぎず(なんせ湿度が50%切ると、指先がかさついたり、のどが乾燥したりと、まずいことが出てくる)。気温も、日差しがまぶしい場所は暑い感じもしますが、おおむね適度に暖かい。耐寒人種の欧米人は、それこそTシャツに短パン、サンダルでうろうろしていますが、現地の人はダウンジャケット、ブーツもあり。温暖気候適応人種たる日本人としては、長袖シャツに羽織もの、くらいで快適です。ただ、室内は冷房が効いていたり、日差しが入らない高層ビル街やネーザンロードなどは、案外寒かったりもするので、羽織ものは薄手の夏用ではなく、しっかり目の生地、あるいはニットで秋冬対応のものがおすすめ。ともかく、世間でいう観光のベストシーズン、というのは、確かに正しい!と実感したのありました。香港のベストシーズンは10月~12月くらいです。
2013年12月15日
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香港へは羽田空港から出発。午前・午後・夕方と各社飛んでいるので、成田より羽田が便利な方には、羽田発をおすすめ。ただし、羽田は出入国ゲートが成田より少ないため、国際便の数の割にはゲートやセキュリテイが混みます。やはり、2時間前には余裕のチェックインをしておきましょう。今回はJALから購入しましたが、結局、今やほぼすべての便がコードシェア便という現実。午後発便はキャセイの機材となりました。(たしかに香港に帰るお客さんは、羽田を午後出る人が多いだろう。)キャセイは初めて。エンタメには力を入れているらしく、タッチパネル式の最新鋭エンタメシステム搭載。これはリモコン式よりも使いやすい。機内食。香港テイストと和風の折衷という感じ。鶏肉と、豚肉。可もなく不可もなく、といったところ。デザートがショートブレッドだけ、というのが、いまひとつ、どころが三つぐらいか。マンゴープリンくらいはほしかったですけどね~。(日本のスーパーに売ってるくらいのでいいからね)…帰国便はJAL機材だったが、デザートにはカットフルーツと、食後にハーゲンダッツのカップアイスが配られた。ともあれ、緊張の尖閣上空空域を抜け、無事香港国際空港到着。到着ロビーから機場快線のホームまでは同じ階。わかりやすいです。チケットはカウンターか自販機で。二人以上だとお得なグループチケットがあります。これはカウンターで。チケットは回収されないのでお土産にして。九龍駅は巨大。チムチャツイ方面へは有名ホテルを回るシャトルバスが頻繁に出ているので、宿泊先がそちら方面ならこれを利用するのが便利。勿論、健脚で荷物が少なければ、歩いていける範囲でもあります。
2013年12月10日
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11月29日 から12月1日までの2泊3日、特派員1号と女子二人弾丸ツアーを敢行いたしました。スケジュールは次のとおり。*11月29日金曜日16時25分 羽田空港発 JL7039便搭乗(キャセイとのコードシェア便でキャセイのキャリアで行きます)飛行時間、5時間はかからない。機内で映画「ナイトミュージアム」を鑑賞。20時10分 香港国際空港着 エアポートエクスプレスで九龍駅(所要時間23分)九龍駅からチムチャツイ周辺ホテルを回るシャトルバスに乗ってカオルーンシャングリラホテル。部屋に入ったのが10時ころ。近所のコンビニに翌朝の朝食用パンを買いに出る。*11月30日土曜日部屋で前日買ったパンで腹ごしらえしたら、ホテルそばの地下道からチムチャツイ駅に向かう。MRT荃湾線で終点の荃湾(ちょんわん)に行く。荃湾では客家(はっか)の博物館見学や竹林禅寺という大きなお寺にお参り。茶餐店でランチをして、チムチャツイに戻る。特派員1号が印鑑をオーダーしたいというので、星光行(スターハウス)18F の「嘉欣印社」で注文。(翌日10時半には完成)注文できたら、スターフェリーで中環へ。ひたすら歩き、ミッドレベルエレベーターで堅道まで上る。「孫中山記念館」見学。(今回の旅行のミッション1)今度はひたすら坂を下り、スターフェリーで九龍に戻る。20時から、カオルンシャングリラホテル内「香宮」で香港伝統料理をアレンジしたコースを堪能。(今回の旅行のミッション2)ちなみに「香宮」はミシュラン二つ星。*12月1日 日曜日7時半にホテル出発。MRTで旺角。「倫敦大酒楼」で飲茶。(今回の旅行のミッション3)地元の人でいっぱいのお店。おばさんがワゴンを押して回ってくる。もちろん、紙でのオーダーもできます。食後ホテルまで40分歩く。荷物などまとめた後、再びMRTで佐敦の裕華国貨へ。特派員1号食器を購入。星光行「嘉欣印社」で印鑑受け取り。12時にホテルチェックアウト。九龍駅からエアポートエクスプレスで空港。15時40分 香港発 JL26便帰りは飛行時間も短くて3時間半ほど。(日本~香港の時差は1時間)20時10分 羽田空港着 3日間の総歩数59100歩。消費カロリー1412KCL.1881年建築の旧香港水上警察署を保存リニューアルした「1881ヘリテイジ」のクリスマスデコレーション。
2013年12月02日
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今年の母娘女子旅は香港。目的は香港ディズニーランド。もちろん「世界一のディズニーは東京である!」というのは承知。とにかくどんなもんか、一度行かないと語れないではないですか。というわけで、今回はツアーでなく、航空券とホテルを手配。前回行ったときに、空港の到着ロビーから鉄道のホームが見えたので、市内までの送迎も不要でしょう。すでに、正規格安航空券のJALダイナミックセイバーが発売中だったので押さえてしまいました。行きは羽田発夕方便。ただし、キャセイとの共同運航便でキャセイの機材らしい。2泊して3日目午後発羽田行。こちらはJAL。円安の影響か、燃油サーチャージが1万円以上もかかっているのがちょっとイタイ。ホテルはカオルーン・シャングリラ。やっぱりシャングリラ大好き。香港は全般にホテルが他地域より高いのですが、奮発します。シャングリラのチャイニーズレストランは、美味しいです!滞在中一度は行きたい。ところで、これまでは1個のスーツケースに二人分詰めて出かけていたのですが、特派員1号が結婚して別に住むことになったため、自分の荷物は家から自分で持って出なくてはならなくなった(苦笑)。これまで旅先で出会ってきたシニア世代の皆さんが、みんな、小さなキャリーや大きなリュックサックに全部パッキングして、大きなスーツケースを転がしている方がいなかったのを思い出す。皆様、自分で持ち上げられないようなのは持たないのだそう。持ってくれる連れもいないしね。(連れがいても、やはりお歳だし)街歩き用のリュックはすでに使っているので、小型キャリー購入を検討中です。
2013年08月22日
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1日に無事帰国した特派員1号。今日、シルクロードやオリエントの歴史に関心が大好きなわが妹どのをよんで、ピザを食べながら旅行報告会を開きました。・・・やっぱり、一族だねえ。みんな古代オリエント方面には目がない。アメリカや北ヨーロッパにあまり興味がないのも一緒。いや、機会があれば行ってみてもいいですよ。優先順位が低いだけなんで。イラン、とってもよかったそうです。まず人がとっても親切!どこの国でも同じですが、政府の良し悪しと、そこに住んでるふつーのひとたちの良し悪しは同じじゃないですからね。あまり観光慣れしていない国なので、そこが逆によかったそう。商売っ気があまりないのか、「しゃちょーさん、これ1000円!」みたいな物売がいないと。イスラム社会で服装のルールやお酒禁止はあるけれど、女性も自由に外出できるし、車の運転もできるし、カップルで歩いていても大丈夫だそう。(この点が厳しいのはやはりサウジアラビアのようです。)イランの工芸品中心のお土産。イスラムの模様はクリアなブルーがキレイです。これはまさにイランの空の色でしょうね。イランはバラの産地だそうで、お茶に入れるためのバラの花。お酒を飲まないかわりに、お茶文化(イランではチャイ)がさかん。銅板を打ち出してアラベスク模様を描いた絵皿。廊下の壁が、たちまちシルクロードに!大奮発して買ってくれたペルシャ絨毯。値切って300ドル。ウール製の玄関マットサイズです。大きなものやシルク製になると、0がもうふたつほど並ぶ(笑)。模様は遊牧民に伝わるもので、それぞれ意味があるそうです。上に見える2枚の布は、コットン製の更紗。こちらはお洗濯もできるしお値段も大変リーズナブル。イスのカバーにしてみましたが、我が家のブリティシュカントリー×ジャパニーズトラディショナルなインテリアにちゃんと馴染んでいます。長い間伝えられてきた手仕事や道具類というのは、国境を越えて相性がいいようです。ちなみに、16世紀くらいのペルシャ絨毯が、なんと祇園祭の鉾に飾られているのをご存知でしたか?古代から文化交流があった日本とイランです。
2012年03月03日
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今日お昼前、特派員1号より、無事経由地ドバイに到着、とメールあり。機内食は、レストランのランチレベルの美味しさだったそう。オニオンとパプリカクリームソースのビーフソテー、フライドポテトとブロッコリー、人参添え。サラダ。マンゴームース。お野菜たっぷりで美味しそう。マンゴームースもいいですね。
2012年02月24日
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親子というのは、やっぱり志向が似るのかなあ。と笑ってしまうのですが、旅行は史跡めぐりをしたい特派員1号。彼女はかねてから中近東に関心があり、これまでにもトルコ、ヨルダンとこなしてきました。そして、今日、ついに中東エリア最大級の世界遺産ベルセポリスを擁するイランへと飛び立ちました!いいなあ。ワタシにとっても、中学生のころからの憧れの場所。核疑惑があって、もしかしたら渡航禁止になるかもしれない情勢なので、そのうちいけなくなるかも(汗)。いまのところは政府が渡航禁止を出していないし、日本大使館もちゃんと機能しているのでツアーは無事に進むでしょう。とはいえ、厳しいイスラムの国イランでは、外国人もルールを守らなくてはなりません。タイトなお洋服は厳禁なので、オバサン服を貸し出し(笑)。お尻まで隠れるゆったりトップスに、だぼだぼパンツが必須。さらに、コートをはおって頭にはスカーフを巻く。男性も長袖長ズボン。短パンはもってのほか!だそうです。イランへの経済制裁中で、イラン航空の日本乗り入れが停止されているため、ドバイ経由のエミレーツ航空だそうです。エミレーツ航空といえば!お金持ちUAEのエアライン。機内食情報も期待です。
2012年02月23日
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本日、無事ヨルダンから帰国した特派員1号。アラブの雰囲気満載のお土産をもってきました。彼女が参加したのは、阪急トラピックスさんのツアーで、ペトラ遺跡と死海を余裕を持って観光し、10万円台(お一人様追加代金も、なんと1万円という安さ!)は相当お値打ちではないか、ということでした。さすがに、中東に旅行しようというのは旅慣れている方ばかりで(しかも、いわゆる秘境系をこなしてきた方々)、しかも、ツアーの半分以上がお一人様参加だったそう。遺跡を見る、という目的がはっきりしているので、みなさん、よく勉強もされていたようです。エディハト航空は、サービス、機内のキレイさ、シートのゆったり感は二重丸。ただ、食事は、ふつー。(といっても、彼女のスタンダードはエールフランスの機内食なので、それを上回るレベルの機内食は、まあ難しいだろう。)一般に、中東方面、食事はあまり期待しないほうがいいようです。乗り継ぎのアブダビ空港は、きれいでお買い物もばっちりだそうです。左は、ペトラ遺跡の砂をボトルに入れて描かれた砂絵。名前入り。とてもいい記念になりそうなお土産です。右は、水たばこ?の道具でしたか?いかにもアラブな一品。こちらは、ベドウィン族の男性が頭に被っている布と、それを止めるわっか。ほんとは、これ、イスラム教徒でなければかぶっちゃいけないと思うのですが、簡単に異教徒に売っていいのか?(笑)この布、かなり大判です。実際、こういうものをすっぽりかぶらないと、砂で大変だそう。イスラム教の習慣は砂漠の生活に由来するものなので、他の地域のひとたちが差別的、とか封建的、と批判するのはちょっと違う。たとえば、豚肉を食べないのは豚が傷みやすいからだし、奥さんを4人持っていいのは、戦争で夫を亡くした未亡人の生活を安定させるためだったのです。ところでこの布、異教徒でしかも男性ではないワタクシが(いくら日本でも)かぶるわけにはちょっといきません。で、ストールとしてこの秋冬、活躍させてみようかと。普段は、わっかと一緒に壁にかけて、そこだけ砂漠の民気分。
2011年08月27日
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リビアのカダフィ政権がついに倒れ、イスラム世界にも新しい風が続々と吹き始めた感がありますが、まあ、独裁国家がすべてよろしくないというわけでなく、国民がまずまずシアワセに暮らしている国もあります。そのひとつがUAEアラブ首長国連邦でしょうか。なにしろお金持ちだから(笑)。その、UAEの王子様が持っているという航空会社エティハド航空に乗って、ヨルダンに滞在中の特派員1号嬢。現地レポが届きました。ヨルダンの首都アンマン。乾燥地域ならではの、真っ青な空。ヨルダン観光といえば、メインはここ。世界遺産ペトラ遺跡。「インディジョーンズ最後の聖戦」の舞台になったとこですよ~。ヨルダンは、地理的に交通の要所で、古代からローマやキリスト教との関わりも深かったところ。ペトラ遺跡は、大変大規模な遺跡で、発掘調査されているのは、ほんのわずかなんだとか。
2011年08月24日
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上海からスタートしたアジア旅行遍歴。中国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、フィリピン、韓国と、ひととおり回ったつもり。(インドネシアに行けてないのは残念なところですが)少々、マニアックな偏りはあるものの、シンガポールやバンコクといった王道もきっちり押さえたはずが、やっぱりここに行かないのは、片手落ちでしょ!の香港。何故かご縁がなかった香港です。まあ、あまりにも有名すぎる観光地はあえて避けてたってのもありますが。(秘境好きの101ファミリーが、こんな俗っぽいトコに行ったんですかあ?といわれるのがいやだった)我が家の特派員1号も、親に似て、かなりの秘境好き。それでも、ハワイやサイパンと言った王道リゾートはいちおうこなしています。今回、特派員1号と母娘二人旅企画が実現。(パパは、香港はお好みではないのでお留守番して貰います。)お互いあまり長期間出かけられない事情もあり、当然、行く先は近場のアジア。今、特派員1号周辺では韓国と台湾がブレイクしているようですが、ここはひとつ、未踏破の地香港に行こう!となりました。検討の結果、羽田発のツアーに決定。羽田を夜8時台に出て、香港には深夜1時前に到着。2日目と3日目は丸々フリーで、3日目(というか4日目の深夜1時過ぎに香港発。4日目の早朝6時前に羽田帰着。JAL、ANA両者とも似たようなスケジュールで運航。今回は希望出発日にJALの設定がなかったためANA利用。:::ルックJTB香港自由自在で2月24日水曜日発、27日土曜日着の2泊4日(機中1泊)。ホテルは、九龍チムチャーツイのシェラトン。付くのは空港~ホテルの送迎のみ。空港税などあわせて、ひとり70680円なり。特派員1号は、東京駅近くの会社で仕事を終えてから来るとのこと。東京駅~羽田空港は30分くらいなので、オシゴト後でも十分間に合うわけですね~。残席状況を見たら、2月はどの日も残席少しか満席。確かに、忙しいお嬢さん方、マダムな皆様には利用しやすいかも。もっともマダムな皆様は、同じ羽田発のソウル便のほうが人気でしたね(笑)。とりあえず、世界遺産のマカオには1日とる予定。九龍シャングリラの「香宮」にはランチかディナーかで、1度は行きたい。買い物は二人とも卒業してしまったので、街歩きしながらおもしろいものをウオッチする、というところでしょうか。そうそうビクトリアピークには上らないとね!
2009年12月03日
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島根県の石見銀山遺跡が、世界遺産に登録されました。関係者の皆さま、おめでとうございます!さっそく、宿泊や観光の問い合わせが続々、ということで、地元はうれしい悲鳴をあげている様子。これを機会に、島根県に旅する人たちが増えるといいですね!実は、石見銀山、一時登録延期になりそうだったとか。それを巻きかえすため、石見銀山は、植林をしながら銀の採掘を続け、当初から環境に配慮してきた、ということを強調したら、一転登録されることになったそう。さすがに昨今は、環境というのがキーワードになっているらしいですね。それにしても、植林しながら、山が荒れないようにしてきたご先祖さまたち、なかなかやります!ところで、海外ツアーの売りにもなっている世界遺産です。観光客が増えれば収入も増え、結果的に、それが遺産の保存費用にも回るわけですから、悪いことではありません。人類や自然の叡智に感動しつつ、保存にもささやかな貢献を!今まで、行ったことのある世界遺産を思い出してみました。中国北京の紫禁城蘇州の庭園フィリピンマニラの教会群マレーシアキナバル国立公園日本京都の寺社奈良の寺社法隆寺日光広島原爆ドーム安芸の宮島・・・意外に行ってないですね。なかでも一番印象深かったのは、やはり北京の紫禁城。数百年にわたって皇帝が君臨していた紫禁城。積み重なった人々の思い、歴史の重みが、わっ!と迫ってくるような感覚に圧倒されます。行ってみたいのは、四川省パンダ保護区。かっわいいですよ!パンダ!抱っこしたり、一緒に写真もとれるのです!マレーシアのオランウータンも好きだけど、やっぱり、パンダがもっと好きだ~!
2007年06月29日
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特派員レポ、一挙に三題掲載です。まずは、JALホノルル行きの機内食。さすがに、飛行時間が長いので、充実したメニューですね。ペンネパスタ アンチョビトマトソース(または、大豆ハンバーグ塩焼きそば)白身魚と青パパイヤのマリネ(奥の器)ポテトの千切りサラダ・ほうれん草の胡麻和え・かに風味かまぼこロール(手前の器右)大根、厚揚げ、ジャガイモの炊き合わせ(手前左)和風ケーキと二色大福なんといいましょうか。和洋のいいとこどりメニュー、というのが、またJALらしい?パスタに大根の炊き合わせ、まるで、おうちのごはんのようです(笑)。徹底的に和にこだわったデザートは美味しそうですね。 ステイ先のハイアットリージェンシー・ワイキキ。クッションのアロハ模様が、ハワイ気分ですね。 ディナーに出かけたハレクラニホテルのプライベートビーチ。(ワイキキのホテル御三家のひとつ、なんだって?)ホノルルの感想としては、まず日本より暑くない。やはり、気候がいいというのは本当のよう。それなりの食事をしようと思うと、日本よりもお金がかかる。税金とチップが必要。安く済ませるには、ファーストフード系しかない。・・・アジア圏のように、手ごろな値段で皿物の料理が食べられる屋台や小食堂などがない。ワイキキは、とにかく買い物したい、ミーハーに楽しみたい人には最高!ただし、それに興味がない人にとってはつまらない場所なので、連れは慎重に選ぶべし。(価値観が一致する人と行くのがよし。)結婚式をよく見かけた。・・・ご年配の方や海外になれない方でも日本と変らず過ごせるホノルル。その点では、ここで結婚式を挙げる、というのは正解かも。おじいさま、おばあさまでも安心して出席できるでしょう。ブランドに関しては、エルメスは、バーキンがたくさんあって、買いたい人にはおすすめ!ということでした。(日本のエルメスだと、バッグは予約が基本なので、すぐには手に入らないのです。)ハワイの海は、波が高く、泳ぐというよりサーフィンにぴったりとか。やはり、サーファーさん向けか。以上で特派員ワイキキレポ終わりです。
2007年05月27日
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14年前、初めて家族で旅行した海外が上海。以降、マレーシアのジャングル探検を2回。そのほか行ったのはアジアの国ばかり。また、家人1単独では、ラオスや、グアテマラ、ホンジュラスという具合。秘境好みの○○家・・・といったところで、どこも決してもの凄い秘境じゃないですよ。・・・という評判を得たのはよいけれど、おかげで、「ハワイに行きたい!」なんて口が裂けても言えないじゃないですか!そんな玲家で、ついに初めてのハワイ渡航者が出ました!昨日の夕方便で、ハワイはホノルル空港に向けて飛び立った特派員嬢。一度くらい、ハワイに行ってみないとお話にならないでしょう。というわけで、お友達とふたり、ワイキキのハイアット・リージェンシーのレディースフロアに泊まり、エステ・ショッピングとお嬢さんの王道ハワイを楽しんでくるそうな。通りの椰子の木が、ハワイですねえ。
2007年05月23日
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今日も、ニューカレドニアの青い空と海をお楽しみください。 無人島のビーチ。 メリディアンのプライベートビーチ。 チョットカワイイ、バス停。明日から3日ほど、台湾行って来ます。13時45分成田発、日本アジア航空。19時すぎには、台中にいる予定。桃園空港から無事に台中行きの高速バスに乗れるか、ちょっときんちょーです。
2006年09月25日
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ニューカレドニアで一番大きな島、グランデール島。首都ヌメアはここにあります。プチ・パリと呼ばれる街並み。(フランス領の街って、みんなプチ・パリなんだよね。フランス人は、おしゃれな街を作るのが得意らしい。)ステイ先の「メリディアン・ヌメア」大きな天井のファンが、フランス人好み?ワインはすべて500円以下!なにしろ、フランス領なので、フランス製品は安い。フランス国内と同じ値段らしいので、フランスブランドを買いたいひとには穴場かも?エルメスの直営店もあって、バッグもパリ本店と同じお値段とか(もっとも、それだって高すぎだ)。金色のハコのゴディバのチョコクッキーは美味しかった。写真では、左端に切れてしまっているけれど、これ、なんとなんとフォアグラの缶詰。1600円くらいだって!フォアグラかあ。たま~にパーティーで、スライスしたバゲッドにのっかってたりするけれど。パンに挟んだりして食べたらいいのでしょうか?・・・食べつけていないもんで(汗)。ニューカレドニア、安全でのんびりしていいとこだそう。日本人も多し。ただし、英語はあまり通じないから、フランス語で頑張りましょう。フランス語で話すと、喜ばれるらしい。でも、特派員いわく。「ママは、きっと、つまんない、って言う。」やっぱり?でも、ダイビングのライセンスとって、もぐり三昧ならいいと思うよ。これは老後の楽しみだね。のんびりリゾート派で、アメリカ系とは違うフランスの雰囲気が好きなひとには是非お勧め!という結論です。
2006年09月24日
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さきほど、ニューカレドニアに派遣されていた特派員が帰宅。さっそく、エアカラン航空の機内食メニューです。東京発ヌメア行き・・・ジャガイモとスモークサーモンのサラダ牛肉のソテー、パスタ(または海の幸のグラタン)チーズパン(おかわり自由!)オレンジケーキ*2食目(朝食)フルーツサラダオムレツチーズクロワッサンヌメア発東京行き・・・ジャガイモのサラダホキの醤油ソテー、ライス(または鹿肉!のソテー・・・これ、すぐ売り切れたそう)チーズパンココナッツムース*2食目(軽食)アソートサンドイッチお米のサラダチーズフルーツサラダ今まで乗った中で、さいこーでしたと。さすがフランス系!ワインは全員に、チーズが必ずつくのもフランスだね。それにしても、機内食で鹿肉出すか!これは、あなどれないぞ。(鹿肉、日本じゃ高級食材だものね。)
2006年09月23日
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「おやき」と聞いて、ぱっと、何物かイメージできる人は、そうそう多くはないかな、と思います。小麦粉を練った皮の中に、野菜や野沢菜、キノコなどを炒めて味付けしたものや、かぼちゃや小豆のあんこを包んで、焼いたり、蒸したりしたもの。もともとは、長野県を中心とする山の地方の食べ物です。囲炉裏端で、灰にくべて焼いたのが本来の姿だとか。(でも、地方や家によっていろいろな作り方があるようです。)最近は、長野物産展などがあると、必ずおやきのお店も出店しているので、だいぶ全国区になってきたでしょうか。玲家では、家人2が子供の頃長野に住んでいたので、以前、たま~に義理ママが作っていました。勿論、埼玉っ子はまったくご存じない!「おやき?それ、お好み焼き?」くらいの反応しかできません(笑)。素朴な食べ物で、とびきり美味しいものではないけれど、どこか、心惹かれるもの。お味噌やお醤油で味付けされた野沢菜やキノコの具も、どうってことはないのだけど、ちょっと、はまる。そんなわけで、「さわやか信州フェア」なんぞが、そごうであると、買いに行ってしまうのであります。写真は、「小川村の縄文おやき」。村が第三セクターで作った会社で、地元のおばちゃんたちが、ひとつひとつ手作りしています。交通も不便な時代、山でとれるものだけで作ったおやきはみんな大好きなおやつだったのでしょう。なんでも手に入る今だから、おばちゃんたちの心がこもったおやきには、都会人をひきつける力があるようです。こちらのお店のは、また、少し違う。「いろは堂」・・・・・本日ニューカレドニアに出発する特派員家人2嬢からの撮りたて画像。 新装開店した成田空港第1ターミナル南ウイング、スターアライアンスのカウンター。残念ながら、特派員は北ウイング利用。 「めっさ、おしゃれでしょ?」エア・カラン航空のボーディングパス。エア・カラン航空はニューカレドニアのエアライン。フランス領のニューカレドニアなので、親分はエール・フランス。20時40分take off予定。機内食の写真は撮ってくるよう、指示済み。
2006年09月19日
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ハイビスカスのお花をつけて、レインボーカラーのビキニを着たキティちゃん。まったくウエストがないのもなんですが(笑)。グアムとサイパンでは、こうして楽しくリゾートしているようです。母も行ったことがない「マンダラ・スパ」でフェイシャルエステをやってきた家人2。「いいよ~~~」そりゃ、いいだろさ。最近、あちこちに展開中の「マンダラ・スパ」。バリ式エステです。日本でやるよりず~~~と安いからお勧め!だって。こっちも、そろそろ、あちこちメンテが必要な歳だからね~。ところで左のキティちゃん、バックはココナッツの実ジュース。この、ココナッツ、上をスパッと切って、中のジュースを飲むのがまた美味です!シンガポールやマレーシアなどアジアのリゾート地でも楽しめます。ココナッツの木があれば生活に困らない、といわれるほど、無駄がない実なのだそうです。そんなのんびりした暮らしもいいな、と思うこの頃。突然話は飛びますが、中国の全人代で、農村対策に力を入れるという発表があったとか。それに関連して、悲惨な農村の実態の記事が出ていました。川の汚染で許容量を越えた毒性がある水しかなく、ガン患者が多発している村の存在。そのうえ、ガンになっても、貧しくてろくな治療が受けられない実情。海外旅行にどんどん出かける都市在住の中国人が増えている一方で、健康に生きることさえ難しい農村のひとたち。隣人として何かできることはないのでしょうか。
2006年03月06日
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家人2嬢のサイパン土産。左は、ご存知「グリコジャイアントプリッツ」。グアム・サイパン限定ココナッツ味。日本全国、ご当地ジャンボプリッツの存在は知ってたけど、海外でも展開してるんだね。これね、美味しいです。あの、なつかしいビスケット「東鳩バターココナッツ」みたい。(えっ、知らない?)右上は干したココナッツスライス。右下はマカデミアナッツチョコだけど、パッケージのキャラにご注目!パンダの鼻が角になって「さいパンダ」・・・「サイパンだ」!絶対日本人が考えたキャラだと思うけど。
2006年03月05日
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昨日、散歩中のニシキヘビが、飼い主が公園で居眠りしている間に逃げ出した、というお騒がせ事件があった。そこで今日はヘビ君ネタ。実は、ヘビは大嫌いである。だが、怖いものは、結構好きである。上野動物園の水族館のヘビコーナーなど、やだやだ、といいながら、喜んで観てしまう。しかし、触ったことはない。シンガポールのマウントフェーバーの丘。市内を見渡せるビュースポット。内外の観光客でいっぱいの、典型的な観光地である。そこにいるのが、怪しいインド人のおじさんたち。足元においた篭からニシキヘビを覗かせて、触ってみない、と声をかけてくる。誰も、そばに寄らない。あれ?みんな、逃げちゃうの?旅の勢いというのは恐ろしいものである。よ~し。ヘビさん、触ってやろうじゃないの!おじさんにオッケーサイン。おじさんはターバン風の帽子をrinの頭にのっけた。そして、キラキラしたベストを着せてくれた。これでカッコはインド人。おじさんは、ニシキヘビくんを取り出すと、rinの首にかけた!うぎゃあああああ!ヘビだ、ヘビだ!ぬるぬるする!気持ちわるっ!れれれ?ぬるぬるしない?あらら、冷たくて、気持ちいいかも?そ~なんです。ヘビさん、メタリックな感触。意外~!ついにヘビをクビに巻いてしまった。結構、自分、やるじゃん。しかし!その後、家人たちの視線が冷たい。「ママ、こわい・・・」こどもたちよ、母は強いんだ!(普段はとっても可愛いrinなんです。)お馬鹿話でした。チョン!
2005年09月14日
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最近、「ホワイトバンド」運動が広がりを見せている。日本では、中田英寿さんや中村勘三郎さんら有名人もPRに一役買い、若い人の関心も高まっているようである。この運動は、「ほっとけない世界の貧しさ」に目を向けようというもの。多くのひとに関心を持ってほしいことである。今日は、ちょっと硬派の話題。フィリピンというと、セブ島をはじめとするアイランドリゾートが真っ先に頭に浮かぶ。底抜けに明るい笑顔の人々。とびきりのホスピタリティで、フィリピンにほれ込んでしまう人も少なくない。マニラ市内観光の目玉は、なんといってもマラカニアン宮殿。大統領官邸である。1986年のフィリピン革命の舞台で、その後就任したアキノ大統領が一般公開した。スペイン風の白い壁に赤い屋根が映える美しい宮殿。その周辺は同じような雰囲気の邸宅が並ぶ。しかし、そのエレガントなエリアから、高架鉄道の駅に向かう途中、風景が一変する。キアポと呼ばれる地区。庶民の町だ。マラカニアン宮殿周辺が、白くて明度の高い風景なのに対し、キアポはなんとなく薄汚れて見える。歩いている人々の肌の色まで違う。日本人の白っぽい顔に、一斉に視線が集まる。たぶん悪意はないのだろうけれど、かなり、危ない感じ。「カメラしまえ。バッグはかかえろ。周りは見るな。」家人1が指示を飛ばす。わき目もふらず駅まで早歩き。ホームに入って、ほっとする。渋滞の交差点。車の間を縫うように、物売りの子供たち。ガムや花やタバコなどをドライバーに売って小銭を稼ぐ。まだ小学生くらい。細い手足にぼろぼろの服。ホテルに戻ると、ボールルームの入り口に可愛らしい看板が。「Miss○○ デビューパーティー」とある。デビューとは社交界デビューのこと。広壮な邸宅に住み、華やかに社交界デビューする令嬢と交差点の物売りの子供たち。大きな落差が共存しているマニラの現実。それが、この国への印象を、少々重いものにしている。訪問した時とは、大統領も変わった。あの子供たちも、学校に行けるようになっただろうか。
2005年09月12日
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おや、ここはアジア専門じゃなかったの?はいはい、そうなんですが、ちょっと他も書いてみたくなったもので。といっても、日付変更線もウラル山脈も越えたことのないrinでございます。経験者から仕入れたネタをちょっとご披露。家人3が、高校の修学旅行で行った大英博物館。怖いもの好きの高校生に人気は、なんといってもミイラ。エジプトから運んできたミイラが、何体も納められたミイラ室。なぜか添乗員さんは中に入らない。それは・・・あるミイラからは、いまだ魂が抜けていない。どれがそのミイラか、自分は知っているけれど、みんなに教えることができないので、部屋には入らない・・・というわけ。魂の抜けてないミイラと目が合ったりすると、呪われちゃうわけ?でも、それを知ってる添乗員さんたちは、呪われなかったの?う~ん、よくわからん話。もうひとつ。タイタニック号を沈めたミイラの話。大英博物館が所蔵していたあるミイラ。なぜか、関係者に不幸が続く。気味が悪いのでアメリカに売ることにした。そして、タイタニック号に積まれ、アメリカに向けて出航した・・・タイタニックは沈没。ミイラは海の藻屑とはならず、再び大英博物館に戻ってきたのだった。高校生男子、ミイラの写真をとりまくってきた。ここに載せようと思ったのですが、万一、呪われたミイラかもしれないから、止めときます。ちなみに、大英博物館は入場料タダ。写真も撮り放題。だいたい、昔、大英帝国がほとんど略奪してきたようなものばかりなんだから、タダで世界中のひとに見せるくらい、いいでしょ。それにしても、ミイラになられたみなさん、数千年後、高校生の写真に収まるなんて、思ってなかっただろうね。(当たり前か?)
2005年09月10日
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