2005.01.26
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カテゴリ: ボタンちゃん
 出来たら、鰻次郎何処行ったの1から、見て欲しい


  ボタンの家に 良一が 毎日遊びに来た

  雨の日も風の日も、葬式の日もきた

  良一は ボタンより1つ 年上

  小さい時に 良一のお母さんは、彼氏をつくって家出してて
  家には、おネェちゃんと おばあちゃんと お父さんと暮らしている

  私は、彼のお母さんを見た事が無い  

  どうして 毎日 遊びに来るのって 何回か聞いた



  ふーーん

  そして2人で 山や川に遊びに行っていたのだ

  ある日 他の友達と 遊んでいる時  近くの養鰻業をしているおじさんが

  私達を 呼んだ

  鰻を入れていた池の水がなくなり、泥泥の中から、鰻をとるのを

  手伝って欲しいと言った

  みんな 面白そうなので やるよって言った

  泥は 膝くらいある 学校のプールくらいの広さで

  網で 囲ってあったりした

  鰻をいれるカゴを泥の上において

  網で 適当に すくう   うじゃ うじゃ  とした感触で 鰻がみえる



  ぬるぬるして、もぞもぞして くねくねして

  ボタンがもっと小さい時 かあちゃんに 疳の虫のまじない として

  腹に生きたうなぎを 二匹も乗せられた感触を 思い出してしまう

  大きな 大きな うなぎ

  まんじろうも大きかったが 養殖のうなぎは、特別でかい



  どうにか もういいよって 声かけてもらった

  お礼に何も くれなかったので

 池の周りに 咲いてた  水芭蕉の花を 勝手に おって 全部持って帰った


  良一は 年上の男の子だけど  一番の仲良し

  皆は ボタンの事が 好きなんだろうって

  言ってたが

  そうじゃないのは  ボタンが知っている

  良一は ボタンをとおして  ボタンの母ちゃんを みていたのだ

  ボタンの母ちゃんと 話したいから  毎日ボタンの家に来ていたのだ

  良一が 中学校を卒業して  引っ越すまで

  ボタンの家の パトロールを良一は してくれた

  彼は、今、優しい奥さんと 子ども達に囲まれて、とても幸せだ





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最終更新日  2006.07.12 08:36:42
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