シェフの落書きノート

シェフの落書きノート

2009.08.22
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カテゴリ: 美味しいお店
7月の初め頃の日曜日


「明日のランチの予約をしたいのですが…」

今、aura では、ランチのご予約は受けていない。
月曜日は定休日

たまたま、ディナーに少し大人数のご予約があるので夜の営業はやります。
もしお時間があればディナーにお越しください…とお伝えすると…。

「おおさか料理 淺井の東迎なのですが、是非、伺いたいのですが…」
…と。



内心は…
『えっ~~~~~!!!あの大阪料理 淺井の東迎さん? マジっすか? しかも直電…』
びっくりしましたよ~!

「その節は、ブログに書いてくださって、本当にどうもありがとうございました。今、東京に来ているので、是非にお店に伺いたいのですが…。なんとかなりませんか?」

…とのこと。

なんと!
僕のブログを読んでくださっていたのですか…。

あのような文章タッチで書いてしまって、失礼ではなかっただろうか?
心の中で…たら~~~っと冷や汗をかいてしまいました(^^ゞ

やはり流石です。
律儀の極みです。


その人となりの人間性なくして、あのふくよかさを感じることのできる心の味は生まれないことと思います。

携帯電話の番号のやりとりをして、東迎さんのお時間の都合がつけば…
…ということでお約束をさせて頂きましたが、残念ながら…
それは叶いませんでした。

そのブログに書いた記事は、こちら…



『大阪料理 浅井』 episode 1
『大阪料理 浅井』 episode 2
『大阪料理 淺井』 episode 3
『大阪料理 淺井』 episode 4
『大阪料理 淺井』 episode 5 完結編

あの4年も前にブログに書いた大将からのお電話です。
今は、暖簾わけなされて、『おおさか料理 淺井 東迎』と店名をお変えになられております。

僕が訪れたのは、5~6年も前の夏の終わりのこと。
ブログに書いたのも4年も前なのですから…。

それにしても…
お電話でお話したときにも…
じんわりと温かさが伝わってきました。

あれだけのお店を構え、大阪では誰もが認める名店といわれるお店のご主人なのに、上から話すようなところは全くありませんでした。

お話していて、僕の瞼には…
お料理をお出しする時の温かさが染み渡るような笑顔が思い浮かびました。

このお人柄あっての名店なのだと改めて敬服いたした次第です。


心のよりどころを探すのも大変な世情だと感じる今日この頃
心より発祥する味と美

それは、決してブレず揺るがず、真として存在するもの。

秋、大阪に足を運びたい
その懐の深さと広さを再び存分に味わってみたいと願う。

東迎さんのお店は勿論のこと。
できれば本店『喜川 淺井』さんにも伺いたいと思う。

秋、深ける前に…。



おおさか料理 淺井 東迎

おおさか料理 喜川 淺井













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Last updated  2009.08.23 07:43:07
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